【BPLS3 IIDX】レギュラーステージ第5試合TAITO STATION Tradz vs GiGO振り返り

BPLS3

気持ちのいいカウントダウン

こんにちは、いづです。

第5試合第6試合のResidentDJはHommarjuさんでしたね。
威勢のよい「OKカウントダウン!」で見ているこちら側も引き込まれる感じでした。
kors kさんのカウントダウンが一番しっくりくると言われればそうなのですが、
こういうのも良いですよね。
今季は毎週ResidentDJが変わりそうな感じなので新しいカウントダウンが楽しめそうです。

さて第5試合はTAITO STATION Tradz(以下Tradz)とGiGOの試合。
1試合目を敗北で終えたチーム同士。グループ内の順位を決定する深刻な争いです。

先鋒戦テーマSOF-LAN

選曲予想

RAITO.選手:2hot2eat
LOOT選手:Agnus Dei

実際の選曲

RAITO.選手:op.31 叙情
LOOT選手:mind the gap

op.31 叙情 MAX1672
1563−1548
mind the gap MAX1680
1521−1610

「op.31 叙情」はBPLで度々選ばれるテーマSOF-LANレベル10。
速度変化が頻発しタイミングがわかりづらい厄介な曲です。
Tradz、叙情、なるほど。といった感じですね。

オプションはRAITO.選手はRANDOM、LOOT選手はMIRROR。LOOT選手はほとんど固定オプションを選ぶ傾向があります。

序盤はLOOT選手がリードしますが中盤からRAITO.選手が取り返します。その後はリードを保ち続けRAITO.選手の勝利。逆転した箇所はLOOT選手がやや黄GREATが多く出た地帯でした。そこからはRAITO.選手が特に黄ばむことなく安定していましたね。

RAITO.選手初陣にして勝利。しかも「叙情」とはなかなか強烈なデビューを飾りました。

「mind the gap」は今季から登場した先鋒SOF-LAN曲。曲自体は復活曲なので古いですが。。
これもなめらかな速度変化で調整が難しく、ギター合わせの配置が精度を取りづらいですね。

序盤はRAITO.選手がリードしますが、中盤での速度変化直前のギター合わせの配置でLOOT選手がやや逆転、そして速度変化でRAITO.選手が手痛いミス。。

速度変化はスタートボタン+スクラッチ。これで変化する前の速度設定に自動調整できます。
RAITO.選手が1回目で失敗、直すためにもう一回やろうとしたところスタートボタンを2回押してしまうミス。これを行うと上のカバーが消えてしまい大きく速度が変わってしまいます。
このミスの回復までに大きく引き離されてしまいました。LOOT選手の勝利。

ミスがありましたが、あの地帯以降LOOT選手も安定していました。ミスがなくてもLOOT選手がリードを守れていたとは思います。LOOT選手今季も自選の強さは確かですね。

引き分けで次の試合へ。

中堅戦テーマNOTES

選曲予想

RIOO選手:BLUE STRAGGLER
CYBERX選手:From Time To Time

実際の選曲

RIOO選手:VJ ARMY
CYBERX選手:Daisuke → P.O.W.E.R.

VJ ARMY MAX2298
2256−2234
P.O.W.E.R. MAX2372
2346−2355

「VJ ARMY」はハネリズムを含みつつ速度変化もある譜面。レベル10ではなかなか精度の取りづらい譜面ではないでしょうか。2個の縦連打といいRIOO選手の得意そうな譜面ではありますね。

序盤から数点のリードを維持するRIOO選手。速度変化の地帯でまた一歩リードするとそのまま寄せ付けずゴール。

1曲目をしっかりととりました。前回の試合で2タテされての後だったのでやや不安でしたが杞憂でしたね。一気にTradzの流れが来たようにも思います。

「Daisuke」はお馴染みの曲。S2ではKENTAN選手が投げていましたね。CYBERX選手が投げていたらオプションはなんだったのか気になりますがS-RANではないでしょう。。
ちなみに正規だとXを模した配置があります。
変わって「P.O.W.E.R.」はスクラッチをしながらの鍵盤やトリル、唐突な連打などが印象的。

序盤はRIOO選手が先行しますが中盤からは同点、少しRIOO選手にミスが出るとCYBERX選手がリード。あとはほとんど崩れることなくCYBERX選手が守り切りました。

CYBERX選手がストラテジーを跳ね除ける大活躍を見せました。突発的に出た「P.O.W.E.R.」で自己ベストマイナス2を叩き出すのは火事場の馬鹿力を感じます。

対するTradz、RIOO選手にとっては苦しい展開。「P.O.W.E.R.」の自己ベストがない(RESIDENTで未プレイ?)状態だったので変わった先の曲は良くはなかったのかもしれません。テーマNOTESのストラテジーは曲数が多い都合上こういうことがあるので怖いですね。

ストラテジーを跳ね除け引き分けのまま大将戦へ。

大将戦テーマCHARGE

選曲予想

8S.選手:THE BLACK KNIGHT
NUCHIO選手:Clione

実際の選曲

8S.選手:Golden Palms
NUCHIO選手:Nocturnal 2097

Golden Palms MAX2480
2429−2427
Nocturnal 2097 MAX2958
2888−2927

「Golden Palms」はテーマCHARGEらしい2本のチャージがらみ地帯とハネリズム、縦連打など色々な要素の詰まった譜面。S2ではCORIVE選手が投げていましたね、GiGOの「G」。。

序盤から中盤は微差で8S.選手がリード。チャージ地帯で5点差以上をつけます。
しかし縦連打の箇所で一気に同点へ。ややNUCHIO選手がリードするもその後は微差で一進一退。
最後の最後、完全に光らせた8S.選手が2点差で勝利。

微差のせめぎ合いがすごい。。そして勝ち切る8S.選手の素晴らしさ。
前回の「PHOTONGENIC」に続き我々の心臓を痺れさせました。このひと仕事はほんとうに大きいです。
対するNUCHIO選手も肉薄。勢いは十分に感じられ、このまま負けなさそうな予感はしました。

「Nocturnal 2097」はチャージも絡んでは来ますが全体的に鍵盤の物量の多い譜面。
どちらかといえば8S.選手が得意そうな譜面ですがNUCHIO選手の領域だったようです。
そうなると事前に予想していた8S.選手の「THE BLACK KNIGHT」も投げづらかったのでは?などと想像しました。

オプションは8S.選手がMIRROR、NUCHIO選手がR-RANDOM。チャージが絡むのでRANDOMよりはこういったオプションのが良さそうです。
序盤は差がつかずですがじわじわとNUCHIO選手が引き離し、いつの間にか30点差に。
8S.選手がやや黄ばみがちなこととNUCHIO選手の精度が極めて高いことが相まってぐんぐんと広がりました。NUCHIO選手の勝利。

NUCHIO選手が圧倒しましたね。得意譜面で確実に仕留めた印象。
思い返すとNUCHIO選手にはあまりこういう勝ち方がない(僅差での勝利が多め)ので結構驚きました。今まで挑んだ相手が強かったのもありますね。。

展開予想

よって先鋒戦1勝ずつ、中堅戦1勝ずつ、大将戦Tradz2勝でTradzの勝利を予想します。

引き分けでしたね。なかなか無難すぎて引き分けの予想が難しいのはあります。

ストラテジーカードについては双方中堅戦で使う可能性があると思います。
同じ対戦で使えないルールなので、ここで大将戦にストラテジーカードを使ってしまうとセカンドステージで使えません。大将戦のカードは後半のステージに残しておく予想です。

ここは半分あたり。

惜しい

正直それぞれが独特の尖り方をして勝利するタイプの選手たちが集まっていて2タテが予想しづらいです。

上でTradz勝利予想をしていたものの、展開的には概ね予想通りではありましたね。

両チーム共に全選手きっちり点を稼ぐ素晴らしいところもあり、すなわち勝ちきれないもどかしさもありといったところ。

名活躍はCYBERX選手ですね。ストラテジーを跳ね除けたのは大きいです。負けられない局面で極まったスコアを叩き出す胆力が見れました。

あとここで次の試合GiGOはSUPERNOVA Tohokuに対してストラテジーを使用することがほぼ確定。Tradzは次の試合のAPINA VRAMeSには使えないこと、セカンドステージでGiGO相手に使えないことが確定しました。
チーム状況としては両チーム1巡目温存ながら引き分けに終えられたので痛くはないでしょう。

さてリーグ戦としてもこの引き分けは影響があります。1敗状態の2チームが引き分けとなった今回。
1勝同士の次の試合が引き分けにならなければ、1位は大きく先頭に出ることになります。
この引き分けがどう響いていくか、引き続き見守りましょう。

振り返り配信リンク

Tradz側未定

GiGO側

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