敗退した2チームを語る記事
こんにちは、いづです。
BPLIIDXのレギュラーステージが遥か昔に感じますが、9月末で終結しました。
今回の敗退チームはレジャーランドとGiGO。
今季は実質2週間前くらいにはもうわかっていましたね。。
この敗退した2チームが「他のチームと比べてこういう強みがある」
そして惜しかったんだということを書き連ねます。
また「レギュラーステージここきつくなかった?」ということを紹介する記事です。
GiGO編
・強みと戦略、良かった試合
SOF-LANとSCRATCHというクセの強い2テーマで尖った強さを持つCORIVE選手
その補完としてバランスよく立ち回れるNUCHIO選手をはじめ
広範囲のカバー力を持つCYBERX選手、LOOT選手と器用さと持ち前の武器が魅力的なチーム。
1st | アピナ | Tradz | スパノバ | 2nd | スパノバ | Tradz | アピナ |
先鋒 | SCRATCH | SOF-LAN | NOTES | NOTES | TREND | PEAK | |
中堅 | TREND | NOTES | CHARGE | SCRATCH | NOTES | CHORD | |
大将 | CHORD | CHARGE | PEAK | PEAK | SOF-LAN | SCRATCH |
CORIVE選手が大将として活かせるテーマが後半に固まっていました。
そのため前半に大将としてNUCHIO選手を配置しその間を埋めていくような形。
良かった試合といえば2ndステージのTradz戦
最強の一人であるKKM*選手に土をつけたCORIVE選手はもちろん、
持ち前の心臓勝負を制したLOOT選手、
自選を取られ窮地に陥るもストラテジーで変えられた曲で勝ち切ったCYBERX選手で
ギリギリの状況で引き分けに止めた試合です。
敗退がかかる試合となっていました。
結局その後確定してしまうものの、
自分たちで首の皮一枚繋いだというのが大事な気がします。
・惜しかった点
1.NUCHIO選手にあと2点が2回だけ足りなかった。
1stTradz戦の8S.選手の「Golden Palms」の2点差。スパノバ戦の「Ganymede」の1点差。
ここ同点でも勝ちだったので欲しかったですね。。
ここの2点×2をアピナ戦のCORIVE選手の「罪過の聖堂」から4点くらい拝借してればなあ
もちろん戯言です。曲ごとに勝敗が決まるからこそ意味があります。
S2でも似たような記事を書いているのですが、
SILKHATにもほとんど同じこと書いていますね。。
ちなみにここで4点があると2勝1分でTradzとpt勝負になるわけですね。
2.オーダーが読みやすかった
「罪過の聖堂」が頭によぎるTRENDなど、テーマを誰が見ても
CORIVE選手が出るところが予想しやすいですね。
これはある意味立ち回りにくそうです。
3.2タテが。。
なかったですね。これがないと当然ながら勝つことができません。
今季は色々と遠かった。。
勝利が一回もできなかったのが一番苦しかったのではないでしょうか。
4.ストラテジー被弾3回
今回はストラテジー集中砲火はない(6試合中最大3回)なのですが、3回きましたね。。
苦しい展開になるともっと苦しくなる、というのがリーグ戦なのでまあ致し方なくはあります。
レジャーランド編
・強みと戦略、良かった試合
レベル・テーマ問わず幅広い強みを持つ1-PIN選手、
ズレハネを筆頭に高精度で隙がないDINASO選手、
レベル問わず物量譜面に優れるG*選手、
クセのあるテーマで相手に刺せるU76NER選手
と対応力に優れオーダーが読めないチーム。
1st | SILKHAT | ゲーパニ | ROUND1 | 2nd | ROUND1 | ゲーパニ | SILKHAT |
先鋒 | NOTES | SCRATCH | CHARGE | TREND | NOTES | SOF-LAN | |
中堅 | PEAK | TREND | NOTES | NOTES | PEAK | CHARGE | |
大将 | SOF-LAN | SCRATCH | SCRATCH | SCRATCH | NOTES | CHARGE |
全体的に尖ったテーマを引いている。
前半でリードを稼ぎ後半で1勝する勝ち筋を狙う試合が多かった。
良かった試合は2ndSILKHAT戦でしょうか。
全員が意地を見せての引き分け。U76NER選手の武器「op.31 叙情」。
1-PIN選手が「Psycho Sheep Riddim」で通し、
苦戦が続いたDINASO選手が暴れる高密度
「ディスコルディア」で神々しいラストを飾りました。
・惜しかった点
1.テーマが尖りすぎ
これはチームが悪いわけではないですね。
最初の4試合大将がSOF-LANとSCRATCH✖️3。
このテーマに対応し切るチームはおそらく少ないです。
今回は大将戦に同じ選手を最大でも3回しか置けないので本当に難しい。
そして相手は相手でことごとく、そのテーマに強いという状況。
2.DINASO選手が徹底的に対策されていた
前シーズンでは自選は必ず取っていたDINASO選手。
今回はストラテジーを2回被弾し自選が取れない状況が続きました。
3.分岐点1stSILKHAT
苦しい展開に追い込まれるとより苦しい状況になるのがリーグ戦。
決定的にしたのは1stSILKHAT戦だと思っています。
こことゲーパニ戦で2敗となってしまいました。
2敗になったので、勝ち点を補うために強気のオーダーをしてくる、
とROUND1に予想され警戒された可能性があります。
ここで1勝はもぎ取っておきたかったですね。
4.1stと2ndの対ゲーパニのテーマ。。
逆ならTRENDに罪過がなく、SCRATCHもまた違う展開になりそうです。
5.U*TAKA選手を2回引き受けた
3回しか出られないうち2回も引き受けると負担がやはり違いますね。
この対戦相手とテーマでBリーグのどのチームがやっても厳しいのではないかと思っています。
優勝したアピナでさえも進出は難しいと思います。
立ち向かうのが難しい
この2チームはS2からの全員継続。強さはよくわかっています。
今季はルール、テーマや勝負運に嫌われた印象。。
全員継続は決して問題ではなく、ただ引きが悪く、その苦境を覆すほどの時間(試合数)もなかったにすぎません。
ちなみにこの2チームは合同でイベントをやっており、FINALと同様のルールで対戦を繰り広げています。
FINALの7戦ルールをまだやったことないチームが実は多いので結構貴重ですね。
可能なら来季も見たいこのメンバーたちですが、
転換の一つのきっかけにもなりそうですね。
諸行無常を念頭に置きつつ見守っています。