【BPLS3 IIDX】ドラフト会議を追うもの【感想録】

BPLS3

IIDXのドラフト会議に翻弄される一部始終

こんにちは、いづです。
BPLS3が、産声を上げました。
まだS2も終わっていないのに!?

ドラフト会議の放送自体は5月13日にあったわけですが、その告知は5月9日でした。
5月9日からこのドラフト会議の終了まで色々ありましたね。。

というのを振り返っていきます。筆者のどうでもいい話も含まれるのでよければ読んでください。

5月9日:ドラフト候補者が発表される

DDRのBPLが始まる前日。午後ドラフト候補者が唐突に発表されました。

発表される前から去就がはっきりしていたのは54GAYA選手。チームGAME PANICの運営、株式会社レジャランのオーナー側にまわるので出ないことを公言されていました。

それ以外は・・恐る恐るページを開きます。

・・・・

最初の数人の時点であ行が終わり、ANSA選手とEXIT選手がいないことに気づきます。

今回のS3で期待していた2選手でした。
勝手に喪失感を覚えてしまいますね。。これでSILKHATはほとんど再編せざるをえないでしょう。

何度か流し見してNCHO72選手からNUCHIO選手になっていたり、キャッチコピーが変わっていたり、いない選手も確認していきました。

PPJT選手も#MA3#選手もいない。。

やはりS2をじっくり見ていたので寂しいですね。
でも何かと並行して(職業的な意味で)最大限のパフォーマンスを求められるこの現場、立つには十分な余裕がなければ難しいはずです。パフォーマンスを出せないと自身で判断すれば参加しない。それも尊重されるべきことです。
そう頭では理解させようと頑張っていました。わかったところで埋まらない喪失感。

そして新しくエントリーしていた選手。
まずは噂通りKKM*選手。ほとんどの歴代スコアを支配しています。今までは色々な制約がありましたが乗り越えての参戦。
KACでの印象が強いLICHT選手。
大会での活躍が目覚ましいNAGACH選手などなど。期待の選手が新しく候補に。

楽しみと喪失感が入り混じっておりました。

5月10日〜11日:ドラフト予想がTwitterのTLに蔓延る

大体の予想は反応せずにいました。

筆者の気分的にはまだこのタイミングはDDRなこと。
やはり人を選ぶ選ばないはどう書いても角が立つこと。強いていえば「なんか嫌な予想」が多く空気感も好きではなかったです。

意固地になって嫌がっていましたがこれはこれで盛り上がりなので正直参加しても良かったのかもしれません。
というかそもそも試合の展開予想とかいうもっと角の立つことをしておいて何をいっているのか。

5月12日:予想が送られてくる

筆者のTwitterアイコンの作者である某青魚の妖精様がドラフト予想しているとのことで気になったので聞いてみたところ、ドラフト予想(エクセル??)がDMで送られてきました。

簡単に1巡目手放すわけないですよね〜〜そうなんですよ〜〜と満足していました。

そして前回1巡目継続を切ってきたスパノバはKKM*選手指名をやってくるだろうというのは解釈一致でしたね。
アピナ、GiGO、レジャーランドの継続、SILKHATとゲーパニ、Tradzの継続もこんな感じかなあと思っていました。(筆者ラウワンだけは2巡目までかな〜と思ってました)

今見るとこんなに穏やかで優しい予想だったんですね。
これだけ継続多い判断をしているのに、しれっとMAKO-G選手のこと当てていて面白いですね。

5月12日:追記された”懇願”

より楽しめるよう?

と思って見てみました。
ざっと見では「Tradzのメンバーが所属したいというメッセージを書いていること」「NIKE.選手がAPINA VRAMeSに所属したいと書いていること」がわかりました。

結果を知っていると「フラグだったか」と言ったところですが、この時はNIKE.選手をアピナがそもそも離すわけないしなんなんだよと思っていました。Tradzは継続しようがしまいが書かせそうだなと思っていました。

悪趣味で「より楽しめるよう」と言っているあたりドラフト予想の盛り上がりはよしとしていたのでしょう。筆者だけが空気を読めていませんでした。

5月13日:ドラフト会議

ドラフト会議の結果について触れていきます。放送は特に非の打ちどころなく完璧でした。
個人的にHat Suprise(Season 3)でもう満足でした。これでいいのです。

ちなみにドラフトの補足ですがチーム側は以下のことが開示された状態でドラフトします。
・「他チームが継続指名していること・していないこと」=「他チームの継続指名している選手は選べない・していない選手は選べる」
「レギュラーステージの全ての試合のテーマと対戦チームの組み合わせ」
こちら正確でなかったので修正させていただきます(大変申し訳ございません)
前シーズンにおいてはA指定とB指定の試合の数がチームによって異なっているのでその配分と対戦相手の順番が知らされていたとのことです。
テーマは下記の記事にある通り「ドラフト後のくじ引き」です。(ここは筆者が勘違いしておりました。申し訳ございません)

というのがレジャーランドアドバイザーのべあーさんのNoteに記載されております。
(これも前シーズンの情報ではあるので今回がそうであるとは限りません)

『BEMANI PRO LEAGUE -SEASON 2-』 チームレジャーランド レギュラーステージ全体戦略について|べあー
1. はじめに 『BEMANI PRO LEAGUE -SEASON 2-』teamレジャーランド所属 アドバイザー べあーです。 6月から始まった『BEMANI PRO LEAGUE -SEASON 2-』ですが、本日9/28を持ってレギュラーステージが終了しました。 まず初めに『BEMANI PRO LEAGUE ...

1巡目

アピナ:UCCHIE選手(継続)
キャッチコピーがね。。
GiGO:CORIVE選手(継続)
やっぱりな〜〜
ゲーパニ:MIKAMO選手(継続)
まあ正直MIKAMO選手とPEACE選手リリースするわけないしな。
SILKHAT:SEIRYU選手(継続)
さすがにね。
スパノバ:TATSU選手
あっ、これTradzやったな
Tradz:KKM*選手
なるほどね。
ROUND1:U*TAKA選手(継続)
それはそう。
レジャーランド:1-PIN選手(継続)
それもそう。

TradzとしてはPPJT選手が継続できない以上補強する選択肢は十分に考えられます。素人目にも1巡目リリースするのはスパノバくらいだろうと思われていますしね。KKM*選手を取りに行き成功。
これで抽選負けをしてもRIOO選手やTATSU選手を取りに行けます。そもそも1巡目は競合が少ないのです。

対するスパノバはまたしても組み直しを考えて、継続されていないTATSU選手を指名。前回抽選負けをしているのでそれを嫌ったのかもしれません。

正直ここは前回番狂せをやってのけたスパノバらしいなというところでした。仮にTradzが継続していたらKKM*選手だったでしょう。

この時点であの懇願文が”フリではない”ということがわかりましたね。

2巡目

アピナ:WELLOW選手
まあね。。懇願文がね。。
GiGO:NUCHIO選手(継続)
いいですね。
ゲーパニ:PEACE選手(継続)
まあ正直MIKAMO選手とPEACE選手リリースするわけないしな。
SILKHAT:VELVET選手
あ〜なるほどねえ、確かに。
スパノバ:NIKE.選手
うわ。
Tradz:RIOO選手
まあね
ROUND1:KUREI選手(継続)
それはそう。
レジャーランド:DINASO選手(継続)
それもそう。

アピナは作り替えに来たのだなと推測しました。1巡目で懇願がフリでないことでNIKE.選手を離したことは察していました。
試合のテーマにSCRATCHが大量にあってそれを補うためなのかなとか色々予想しました。
ドラフト後にテーマ抽選だと。。。余計わからなくなってしまいました。。

SILKHATのVELVET選手はS2を見ていれば視聴者にも納得がいきますね。
EXIT選手の担っていたSCRATCHができる選手。間違い無いです。

スパノバは絶対抽選負けしたく無いのかもしれません。

TradzはやはりKKM*選手を取った後は残っていれば取りたいといったところでしょうか。
そうなるとTATSU選手を取られたのはちょっと痛いですね。

3巡目

ここからはウェーバー方式。最終順位(クォーターファイナル以降の結果を踏まえて)で決定された順番に選ぶ権利を与えられます。抽選はもうありません。

SILKHAT:LICHT選手
ほう。確かに残ってたなあ。
Tradz:8S.選手
やり返しみたいになってる。
アピナ:CHP*1E選手
新しい風だ。これは面白いかも。
ゲーパニ:TAKA.S選手
なるほど。
スパノバ:TAKWAN選手
そうくるかあ
GiGO:CYBERX選手(継続)
ですよね。
レジャーランド:G*選手(継続)
もう安心だな。
ROUND1:I6VV選手(継続)
!?

SILKHATは残っていた強い選手を取れましたねという印象。

Tradzが8S.選手取ったのはTATSU選手を取られたので。。と言った感じにも見えますね。全然関係ないかと思いますが。。

アピナは結構新しい風。ホープかもしれません。

ゲーパニは物量が得意と噂されるTAKA.S選手。そうなら54GAYA選手っぽい立ち位置ですね。

スパノバも新しい風。ここはとられなければ8S.選手継続もあった。。?

GiGOとレジャーランドは安心してみれますねえ。

ROUND1は前回の印象から継続を切る印象もあるにはあったので意外でしたが、本厚木スタイルなどかなり印象的な選手なので納得もしやすいですね。
もしかしたら全員継続あるか!?

4巡目

ここからは逆ウェーバー方式。先ほどの逆順です。

ROUND1:NAGACH選手
ここかあ。さすが。
レジャーランド:U76NER選手(継続)
最高。
GiGO:LOOT選手(継続)
最高。
スパノバ:46選手
・・・。
ゲーパニ:FRIP選手
面白い選択。。
アピナ:KENTAN選手
・・・・。
Tradz:RAITO.選手
悲鳴が、聞こえる。。
SILKHAT:KIDO.選手
嬉しい。

ROUND1はなんとなく3巡目まで継続で選ぶと1人切りにくいなあという常識的なものを打ち破りましたね。さすが。。

レジャーランドとGiGO。予想通りなものの実際そうなるとホッとします。

スパノバは物量のできる選手の補充ですかね。

ゲーパニは柔軟に決めた印象があります。

BPLファンはNORI選手推しが多いのでTradzに選ばれないのは悲しがる人も多そうです。
筆者もやはり少し楽しみにしていた節があったので残念ではあります。
それはさておきRAITO.選手はドラフト3回目の悲願の指名。

SILKHATは全員参戦していれば継続だったのだろうと思わせる選択ですよね。アピナとは違って。
1巡目は継続、4巡目は継続でないものの同じ。アピナとSILKHATは似た選択をしたのに見える光景が全然違いますね。

アピナはここでKENTAN選手を選ばなければ「作り替えたかったのだ」というのがはっきりして理解しやすかったのですが、一気に不可解になりました。これではNIKE.選手46選手を外したかったように見えます。

結果を見て色々

チームの選択は視聴者の知らない試合のテーマなどなどで決まっているのでしょうから、見えないだけで合理的なことはあると思います。視聴者が理解できなかろうかどうであろうが本当はどうでもいいのです。

優勝に向けてひた走る。より良い選択肢を探っているのでしょう。
その姿勢を否定するはずもありません。一つの正しい選択です。

その中で「継続指名」はファンに優しい選択に見えてしまいますね。
わかりやすいですよね。それに続くことで歴史が生まれていきます。
GiGOとレジャーランドは言わずもがな。ゲーパニとSILKHATもいい感じでした。
ROUND1も継続しつつより強くしようという意志を見せています。

Tradzは新しい方向に舵を切ってきました。考えていることはわからなくはない範囲に収まっているようにも見えます。わからなくはないけど直観に反しているかのような、モンティ・ホール問題の解答みたいですね(?)

アピナには何が見えているのか筆者はいつも分かりません。見据えたビジョンを試合で共有してください。(強いて言えばSCRATCHテーマがややネックだったので補強している説があります

最後にスパノバ。

誰一人として継続しようとしない姿勢を見せ、紫色の旗を持つ概念になりましたね。
森一丁さんが「細胞は生まれ変わり、より血は沸る」と宣言して始まったドラフトの中でまさか転生するとは思わなかった。

なんか、「無敵の人」みたいでした。多くを失った代わりに多くを得ましたね。

継続の仕組み

今回のようにPPJT選手やEXIT選手のようないわゆる「真ん中の巡目」が穴のように抜けた時に、
1巡目と3巡目を「1巡目として継続指名」、「3巡目として継続指名」などはできた方がいい気がしています。

今は元3巡目の選手を「2巡目」として取らざるを得ません。「巡目と実力は関係ない」といいつつとる順番は関係あります。
継続したい意向とポジションが噛み合わずにチームとしては意図しない継続切れをしたりする可能性があるのはちょっと引っかかります。
これができるようになるとメンバーの固定化にはまた一歩拍車がかかるのでよくない面もありますが。。

懇願文だけは悪趣味

結果も重ねて悪趣味になってしまった懇願文は、どうしても受け入れられません。
(というか継続決めているところは出ないのも下手すぎる。ダミーくらい出してほしい。LOOT選手みたいに熱い長文で翻弄させても欲しい

直前でこの動きをしたところでドラフト会議が盛り上がるかどうかは前年次第ですし。。

結果はなかなか不思議でしたがどういう意図なのか、今後分かるような展開があればニヤリとできるでしょう。

何はともあれ開幕しました!新たな物語を共に観測しましょう。

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