【BPLS3 IIDX】レギュラーステージ第2試合レジャーランド vs SILKHAT振り返り

BPLS3

三度目の挑戦の結果は

こんにちは、いづです。

今季からエンディングのLive Actがメンバーシップ限定となりましたね。
アイコン画像も設定していない筆者のYouTubeアカウントを整備しなければいけない時がきたのか。。という心持ち。ついでにYouTubeプレミアムも登録しますか。。

さて第2試合。レジャーランドとSILKHATの対決。勢いをものにするのはどちらなのか。

先鋒戦テーマNOTES

選曲予想

G*選手:アルストロメリア
KIDO.選手:アクマフカ

実際の選曲

G*選手:As You Want
KIDO.選手:アクマフカ

As You Want MAX2492
2480−2440
アクマフカ MAX2336
2297−2309

「As You Want」はレベル10のなかではかなり物量の多い譜面。IIDXの申し子もとい物量の申し子G*選手としては得意分野に見えますね。
G*選手は正規、KIDO.選手はRANDOM。
正規はかなり綺麗で押しやすいですが階段がそのままなのでそこをどう見るか。
ただKIDO.選手のRANDOMはほとんど正規と一緒でしたね
(レーンはG*選手が7654321、KIDO.選手は4756321と4箇所も一致)
これだとせっかくランダムを選んだのに皿側階段はほぼ崩れずハズレの部類に入るかと思います。

物量を捌きぐんぐんと差を伸ばすG*選手。危なげなく1回もリードを許すことなく勝ち切り。
なんと今作の自己ベストを超えるスコア(+6)を叩き出しました。
今季も仕上がっていると伝わる勝利でしたね。

「アクマフカ」は常日頃プレーしていて「なぜこれはCHARGEではないのか」と疑っていた曲。見事的中。
オプションは両選手共にMIRROR。RANDOM系でないのは後半のチャージの配置が崩れると押しにくくなるからでしょう。
序盤から中盤にかけては曲調に合わせてはねた鍵盤。最初はG*選手がわずかにリードしていましたが間奏に入る前の2連打地帯でひっくり返ります。この2連打地帯のあとは最後までチャージ地帯。
すなわちKIDO.選手の時間です。
頻繁にくるチャージ、休憩地帯にはもれなく階段となかなかに忙しいところ綺麗に処理。逆転を許さずリードを広げて勝利しました。

これぞCHARGEの貴公子と言わんばかりの勝ち方で感動しました。
S2では勝利がなかなか遠かったですが今季は一味違いますね。

引き分けのまま因縁の中堅戦へ。

中堅戦テーマPEAK

選曲予想

DINASO選手:グラナダの風
SEIRYU選手:DXY!

実際の選曲

DINASO選手:Regulus → She is my wife
SEIRYU選手:DENIM

She is my wife MAX2004
1978−1985
DENIM MAX1766
1734−1751

選手がステージの前に出て選曲が発表されるまでちょっと長かったのでストラテジーカードの気配を感じました。

「Regulus」はたびたびリズムの違う階段が降る譜面でしたがだいぶ違う傾向の譜面に変わりました。

「She is my wife」はBPM二倍の速度変化、階段や密度高めの鍵盤、長めのトリルなどかなり要素の詰まった譜面。密度高めの鍵盤やトリルの面ではややSEIRYU選手有利にも見えます。
DINASO選手はMIRRORでSEIRYU選手は正規。中盤のトリルが崩れるよりは良いと見えます。

序盤はDINASO選手がリードしていましたがこのトリル後からはSEIRYU選手がリード。
鍵盤でじわじわ差が開きそのまま勝ち切りました。

ストラテジーカードが炸裂し戦況はぐっと有利になりました。
S2ではSILKHATが使うストラテジーカードは相殺ばかりでしたが相殺されなければ強い。。

「DENIM」はIIDXの”デニム”の語源とされる譜面。BPL2021で公開された公式用語集を見てみましょう。

編み物のようにノーツが流れてくる譜面のこと。

BPL IIDX用語集 よりデニム

白鍵盤と黒鍵盤が交互になった編み物が流れてきます。

オプションはどちらもMIRROR。S-RANで崩すのではと思っていましたがデニムと真っ向勝負したほうが勝率が高いという判断のようです。MIRRORにするとデニム自体は変わりませんが皿側にトリルが寄らない利点があります。

デニムは1回だけ降ってきます。
微差でDINASO選手がリードしていましたがデニム後に急変。それもそのはず。SEIRYU選手がデニム地帯を全ピカしていました。その後もたびたびトリルが降ってきますが差はあまり変わらずにSEIRYU選手が勝ち切りました。

誰が勝てるんだこれは。。DINASO選手も十分デニム地帯は上手かったのですが。。デニム地帯の後の落とした鍵盤が響きました。
このデニムのクオリティなら崩す必要はないですね。

SEIRYU選手が華麗にリベンジ成功。有利な展開に持ち込みました。

大将戦テーマSOF-LAN

選曲予想

1-PIN選手:ガヴリールドロップキック
VELVET選手:Theory

実際の選曲

1-PIN選手:four pieces of heaven
VELVET選手:FUTURE is Dead

four pieces of heaven MAX2450
2358−2324
FUTURE is Dead MAX2302
2256−2261

「four pieces of heaven」は開幕と終盤の物量譜面と中盤の低速化が特徴。
じわじわ効く低速ですがどちらかというと物量の方が印象が強いですね。

両者RANDOM。固定オプションは好みだとは思いますがそんなに良くはない傾向にあります。
このRANDOMだいぶきつい配置ですが条件は同じです。
中盤の低速化までにシーソーゲームを経て10数点のリードを持つ1-PIN選手。
低速後も差を広げ最後の物量でも大きく広げそのまま勝利。

物量戦でかなり決まったところもありますが低速化地帯もかなり安定していました。
大差がつき逆転の流れにこぎつけた気配はあります。

「FUTURE is Dead」はS2で1-PIN選手が自選曲として投げた曲。
相手が自選曲として投げた曲を選ぶのは勇気がいりますね。流石に予想できませんでした。レジャーランドとしては意表をつかれた形でしょうか。
SILKHAT側の振り返りで選曲理由が明かされています。(下に振り返り動画のリンクを貼っておきます)
譜面としては4回の速度変化を持つ譜面。高速→低速→高速→低速という展開ですが1回目の低速は短く、ギアチェンジよりかはそのまま低速で我慢する必要があります。

序盤は数点差、そのまま速度変化地帯に入ります。1回目の低速我慢地帯でVELVET選手がかなり精度が高く10点以上の差に持ち込みます。ここが大きな決め手となったでしょう。
1-PIN選手もその後2点差まで追い詰めますがその後はまた差が開きVELVET選手の勝利。

VELVET選手のテーマSOF-LANへの対応力を見せつけましたね。速度変化後にほぼ崩れない強さがあります。

展開予想の答え合わせ

よって先鋒戦レジャーランド2勝、中堅戦大将戦それぞれ1勝ずつでレジャーランドの勝利を予想します。

大外れでしたね。。先鋒中堅大将どれも得点しSILKHATの勝利。

ストラテジーカードですが中堅戦以降は飛ぶ可能性があります。
中堅戦はレジャーランド側が使うことがあり得ます。SEIRYU選手の選曲タイプ自体が尖っているので変えるのは価値がありそうです。
大将戦はどちらもありえますね。強いていえばSILKHAT側が状況を見て投げそうです。
SOF-LAN自体が曲数の少ないテーマなので対策も十分に回るかと思います。

ここも全然予想できていませんね。今回のストラテジーカードは「相殺されない」ので尖った武器曲を変える働きが強いことを失念していました。

SILKHATの躍進を期待させる試合

SEIRYU選手にとってレジャーランドに対する中堅戦は三度目。
ストラテジーカードも併せついに反撃成功となりました。

この試合はSILKHATにとっても初めてが多い試合です。まず全員得点での勝利
大将戦でSEIRYU選手が2タテするのがプランとして多かったので必要ないと言えばなかったのですが先鋒中堅大将で全て得点し勝利したのは初となります。

次にシーズン初戦での勝利。これはAPINA VRAMeSもそうでした。
初戦の勝利はリーグ戦では重要でマークが薄くなる可能性もあります。

次に大将戦がSEIRYU選手以外での勝利です。今回はVELVET選手が決めてくれましたね。
今後もこういう試合が増えていけば飛躍が期待できます。

レジャーランドとしてはコスト消費を考えるとやや痛いでしょうか。
選手の仕上がり具合はスコアからも見えましたが全体的に意表を突かれて苦い展開になった印象です。
ここからのコストと立ち回りが鍵になっていきますね。

SILKHAT今シーズン台風の目になれるか、見守っていきましょう。

振り返り配信リンク

SILKHAT振り返り(時間調整済み)
これを聴くと試合の印象がだいぶ変わると思います。

レジャーランド振り返り

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