【BPLS3 IIDX】レギュラーステージ第9試合GiGO vs SUPERNOVA Tohoku振り返り

BPLS3

今季未だ同点なし

こんにちは、いづです。

S2ではかなりの回数あった同点、S3からは一度もありませんね。
ファーストステージほど大きな差がつきにくく同点が一番あり得る局面なのですが。。
なんならS2は開幕第1曲目が同点でしたからね。

GiGOは特に同点が多かったチームでした。
・・・ね。言いたいことがわかるかと思います。

第9試合はまずは1勝がほしいGiGOと2勝目を狙うSUPERNOVA Tohoku(以下スパノバ)。

先鋒戦テーマNOTES

選曲予想

CYBERX選手:S-Bahn
TAKWAN選手:Happy Wedding

実際の選曲

CYBERX選手:bag
TAKWAN選手:Sugar Drippin’

bag MAX1926
1913−1910
Sugar Drippin’ MAX2138
2096−2101

「bag」はやや連打気味の配置とシンプルな精度勝負譜面。規則的なリズムに混じる不規則なパターンが覚えてないと難しそうです。

オプションは両者ランダム。やはり大きな差がつくような曲ではなく序盤中盤はほとんど差がつきません。スコアグラフも平坦でしたね。。
じわじわとCYBERX選手が引き離し7点差付近で安定しますが最後の最後、
同時押しが1個抜けて3点差まで縮まるもそのまま勝利。・

肝が冷える最後だったものの見事勝利したCYBERX選手。
なかなか怖い精神勝負を勝ち切りました。
TAKWAN選手も自己ベストを更新し肉薄しますがさすが精密機械といったところ。。

「Sugar Drippin’」はズレハネが多い譜面。ハネているだけでなく繰り返しでもない唐突なパターンも襲いかかるレベル9にしては難しい譜面。

オプションは両者R-RANDOM。一定の向きでハネているのでいい具合にバラすことができます。
微差でTAKWAN選手がリードし、度々追い詰められますが最後まで守り切り勝利。
CYBERX選手もコンボはつなぎましたがで精度の高さで差をつけました。

3戦目にして初のTAKWAN選手の勝利!
今まで受けていた苦難を思うと感慨深いものがありますね。。

中堅戦テーマCHARGE

選曲予想

LOOT選手:Almace
NIKE.選手:RIDE ON THE LIGHT (HI GREAT MIX)

実際の選曲

LOOT選手:soldier’s waltz
NIKE.選手:Golden Palms

soldier’s waltz MAX2528
2458−2490
Golden Palms MAX2072
2047−2045

「soldier’s waltz」は鍵盤の主張強めのチャージ譜面。既に第8試合でも出ています。

オプションはLOOT選手はR-RANDOMでNIKE.選手はMIRROR。
NIKE.選手が抜群の安定感でグングンと差をつけてそのまま勝利。

やはりNIKE.選手の壁は高い。。
というのとLOOT選手のオプションR-RANDOMがハズレでしたね。
MIRRORの配置から3個左にズレた配置でした。
1P(左)プレーヤーにはMIRRORがやりづらいこの曲。
そしてズレが小さくMIRRORと変わらないので難しい。。
暗雲の立ち込める展開となりました。

「Golden Palms」はレベル10のほうはS3では初登場。
ハネとチャージとスクラッチの絡む難しめのCHARGE譜面。
あんまりNIKE.選手のイメージはなかった曲。

開幕は微差でNIKE.選手がリードしますが引き離されず、
LOOT選手も必死に食らいつきます。
僅かに出るNIKE.選手の黄GREATでじわじわと差がつまり、ついには逆転しました。
4点差で進行していきます。
その後も2点差まで猛追しますがLOOT選手が逃げ切って勝利。

LOOT選手の大金星。もう終わった後の喜びようはさながら試合の勝利のようでした。
あのNIKE.選手から取ったのですからそうなりますよね。。

立ち込めた暗雲を吹き飛ばし再びイーブンへ。

大将戦テーマPEAK

選曲予想

NUCHIO選手:Cosmic Cat
46選手:Into The Madness

実際の選曲

NUCHIO選手:GOBBLE
46選手:SCHWARZSCHILD FIELD → Ganymede

GOBBLE MAX1732
1717−1689
Ganymede MAX2398
2330−2331

「GOBBLE」は曲調からまさにPEAKと言わんばかりの曲。
音の密度が急に上がるポイント以外は静けさすら感じます。

オプションはNUCHIO選手がMIRRORで46選手がRANDOM。
別にMIRRORが特段やりやすいようには思いませんが事故しにくくはあるでしょう。

中盤まではほとんど差がつきません。46選手もやはりPEAK耐性のある選手です。
しかし最後のPEAK部分ではグングンと差が開いていきます。
圧倒しNUCHIO選手の勝利。

NUCHIO選手の磨いた武器曲の強さが出ていましたね。
前回の「Nocturnal 2097」を思い出すような寄せ付けない強さでした。

「SCHWARZSCHILD FIELD」は高密度で頻度の多い階段と長いトリルが特徴的な譜面。RANDOM推奨で捌く力が求められます。ですがストラテジー。

「Ganymede」も系統は違えど高密度譜面。S2でRIOO選手が投げようとしてストラテジーを喰らっています。46選手もだいぶ分があるように見えました。

オプションはNUCHIO選手はMIRRORで46選手がRANDOM。
解説に則ると「Ganymede」の「Ganymede」地帯でMIRRORだと交互に押せます。

「Ganymede」地帯では一進一退。
リードは一瞬にして切り替わり目まぐるしい展開を見せます。
しかしアウトロでは4点ほどNUCHIO選手がリード。

しかしこの曲最後の難所、低速化がGiGOに悲劇をもたらします。
NUCHIO選手の3つの同時押しがGOOD判定になり0点、6点のマイナスで一気に逆転し46選手が1点リード。その差が縮まらず46選手の勝利。

この低速化は目押しだと失敗しやすいのです。。

46選手が守り切りましたね。
低速にも対応できたからこそ、逆転の展開に持っていくことができました。

展開予想の答え合わせ

大将戦はNUCHIO選手と46選手拮抗しているように見えますが・・
GiGOはストラテジーカードを使うと予想します。

さすがにここはあたっていました。

よって先鋒戦1勝ずつ中堅戦スパノバ2勝、大将戦GiGO2勝でGiGOの勝利を予想します。

数点差によって引き分けへ。

致命傷ではないが

この展開NUCHIO選手にダメージが残らないか不安ですね。
まさに夢に出る。筆者ならうなされるでしょう。

GiGOとしては勝てればグッと有利だったこの試合、目前で潰えてしまいました。
しかしながらLOOT選手のわずか2点差での勝ちきりによって敗北にならずに済んだ
と考える他ないですね。。
S2では「moon child」の低速化で逆に救われたのですが、
あの時のGAME PANICの悪夢が思い出されます。。

スパノバとしては見事46選手が守り切った試合。敗北にならずに済みました。
ここでの引き分けはかなり価値があります。

チャンスからの引き分け、ピンチからの引き分け、
その違いが色濃く出た試合でした。

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