【BPLS3 IIDX】セカンドステージ第11試合SILKHAT vs レジャーランド振り返り

BPLS3

BPL名物?

こんにちは、いづです。

先鋒SOF-LANは個人的にはBPLの楽しみの一つだなと思っています。
曲数はあまり多くなく、曲によって違うクセ、必要な技術など色々問われることが変わります。
何より大半の視聴者はあまりやりたくないですが、選手たちが綺麗に捌いているのを見て気持ち良い。。と筆者は思っています。

さて第11試合。SILKHATとレジャーランド。
SILKHATにとっても1位2位3位を決定づける大事な試合となりますが、
レジャーランドにとっては最後の試合。
最後の試合でS2で4回もあった先鋒SOF-LANに辿り着きました。
そしてなんの因果か相手はVELVET選手。S2で最後にやった先鋒SOF-LANですね。

先鋒戦テーマSOF-LAN

選曲予想

VELVET選手:Agnus Dei
U76NER選手:罪過の聖堂

実際の選曲

VELVET選手:era (step mix)
U76NER選手:op.31 叙情

era (step mix) MAX1750
1703−1698
op.31 叙情 MAX1672
1592−1609

「era (step mix)」は低速後螺旋階段でお馴染みの先鋒SOF-LAN。
前回は「era(nostalmix)」でしたが、こちらと比べると速度変化が急、螺旋階段の形。
最後の速度変化後のノーツが少ないところが違いますね。

序盤は鍵盤の精度でリードを広げるVELVET選手。
低速化地帯ではVELVET選手はギアチェンなし、U76NER選手はわずかな間にギアチェン。
そのまま螺旋階段地帯に入るとU76NER選手の10数点のリードに覆ります。
しかし高速化、U76NER選手はギアチェンをミスしませんが鍵盤精度でじわじわとVELVET選手が追い詰め、ついには逆転します。
穏やかなラストも守り切り勝利。

高速化が一瞬なのでギアチェンをしない、という選択肢をとったVELVET選手。
ヒヤヒヤしましたが高速化後の鍵盤精度で勝ち切りました。
今季は鍵盤精度でも強いですね。。

「op.31 叙情」はU76NER選手の代名詞。S2からのリバイバル。
試合が始まるまで「罪過の聖堂」との2択だ。。と思っていました。
コロコロと変わる速度が特徴的な譜面。

序盤は拮抗。鍵盤密度が高くなる地点でややVELVET選手がリードしますがそれも束の間。
U76NER選手がリードを確実にしていきます。そのまま勝利。

「op.31 叙情」の巨匠という感想が出てきてしまいますね。。
ギアチェンジが洗練されています。理解度が高すぎる。

しかしVELVET選手もだいぶ磨き込まれ1600点に近づいていました。
S2から19点は伸びています。
なんかS3でも見たい儀式ですね。VELVET選手vsU76NER選手先鋒SOF-LAN。

中堅戦テーマCHARGE

選曲予想

SEIRYU選手:VALLIS-NERIA
1-PIN選手:Psycho Sheep Riddim

実際の選曲

SEIRYU選手:Perfect Plan
1-PIN選手:Psycho Sheep Riddim

Perfect Plan MAX2656
2597−2587
Psycho Sheep Riddim MAX2300
2261−2266

「Perfect Plan」はズレが激しいチャージ譜面。
テーマTRENDの楽曲で選択できなくなるのでなさそうと思っていました。。

オプションは両者RANDOM。
SEIRYU選手が自選曲でRANDOM!ストラテジー以外では初です。

序盤からやや先行するSEIRYU選手。10数点になりますが何度も来るジャラジャラとした鍵盤が両者とも安定しません。一時は4点差台まで縮まります。
しかしすぐに持ち直し10点程度の差。そこからは縮まらずSEIRYU選手の勝利。

SEIRYU選手の新たな一面が見られる選曲でしたね。
今まではゴリゴリ・パワー・高密度という言葉が連想できるような譜面および曲たちだったので意外でした。
しかし相手も1-PIN選手、大きな差がなかなかつかず緊張する勝ち方でした。

予想的中「Psycho Sheep Riddim」はスクラッチとチャージの絡む譜面。

オプションは両者正規。
これはスクラッチをやりながらの鍵盤が崩れると難しいからですね。
序盤は拮抗、しかしスクラッチ地帯が始まると差が10数点へと広がっていきます。
SEIRYU選手もスクラッチで崩れているわけではないですが、1-PIN選手がしっかりと光らせています。連続スクラッチで1個出すまではほぼ完璧でしたね。

一通りスクラッチが収まるところでは1-PIN選手が10数点のリード。
静かな最後ではやや崩れて点差がグッと縮まりますが逃げ切り勝利。

最後のあぶない展開になりましたが1-PIN選手見事勝ち切り。
終盤はちょっと緊張が伝わりましたね。それを持ってもなお勝ち切れる精度で刺したのが素晴らしい。

大将戦テーマCHARGE

選曲予想

LICHT選手:Sinus Iridum
DINASO選手:ミラージュ・レジデンス

実際の選曲

LICHT選手:共鳴遊戯の華
DINASO選手:ディスコルディア

共鳴遊戯の華 MAX4000
3862−3808
ディスコルディア MAX4146
3792−3860

「共鳴遊戯の華」はチャージが絡む物量譜面。密度の高さの方が印象に残るでしょう。

序盤は両者拮抗、6点ほどのリードをLICHT選手がつけます。
しかし密度が増えるにつれ縮まったり離れたり。
点差だけ見ればレベル10までの精度勝負のようですが密度のせいでコロコロと変わります。
最後急激に密度が上がる箇所でややDINASO選手がハマり。大きく差をつけて終了。

中盤までは本当にわからない展開でした。
しかしLICHT選手の最後まで崩れないで押し切る持久力が素晴らしい。。

「ディスコルディア」も物量の印象が拭えない譜面。序盤や最後に何本もチャージがあるだけで基本的には鍵盤物量が特徴的です。
ただDINASO選手のイメージがあまりないタイプの譜面ですね。
今季は特に「Ganymede」もあったのでPEAKに近しい激しい物量が武器になったのかもしれません。

低速後のチャージ明けからDINASO選手が10数点のリード。
やや不安な縦連打も難なく超えて大きなリードへ。
密度が増してもDINASO選手の安定感が抜群でしたね。そのまま勝利。

DINASO選手が新しい一面を見せながら勝利しました。
「共鳴遊戯の華」も物量であり、もしかすると「ディスコルディア」厳しいのではと思ってましたね。。そんなことはなくむしろ全く崩れず安定していました。
高密度高物量。DINASO選手の新たな武器になりそうです。

展開予想の答え合わせ

よって先鋒戦中堅戦1勝ずつ大将戦SILKHATの2勝でSILKHATの勝利を予想します。
ストラテジーカードは両チームありません。

DINASO選手が大将戦で新たな一面を見せました。

レジャーランドの意地

レジャーランドは最後の試合。全選手が譲らず引き分けとなりました。
やはり強靭な布陣。簡単には乗り越えさせません。
自選は堅い安定感。これにオーダーの妙が加わって勝つ機会が多かったのですが、
今季はこれにて終了。。

SILKHATは2位での終了。
前試合での不調も引きずらずに終えることができたのは安心感はあります。
QFでTradzとどんな試合を繰り広げるのか。

Wリーグは初の引き分けで閉幕。

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