19時開始
こんにちは、いづです。
振り返りをFINAL放送週にまとめて出そう!と思ったらだいぶ後になってしまい。。
ご無沙汰しております。
さてSFおよびQF初回放送時間。
リアルイベントとの兼ね合いで19時からの開始でしたね。
21時の放送に慣れていた方はなかなか苦しいでしょうね。
19時だと働いている人も多い印象です。
筆者もこの試合は中堅戦くらいまで見れませんでした。。
さてセミファイナル第1試合、ROUND1とGAME PANIC(以下ゲーパニ)の試合。
ROUND1は中堅大将とU*TAKA選手が全勝すれば勝利。ゲーパニはそれを阻止できるか。
出場選手の配置について答え合わせ
ここから筆者の予想はこちら
ROUND1 | 対戦名(レベル) テーマ | ゲーパニ |
NAGACH | 先鋒戦(8~10) CHORD | FRIP |
KUREI | 次鋒戦(8~10) NOTES | PEACE |
U*TAKA | 中堅戦(11) TREND | MIKAMO |
I6VV | 副将戦(11) CHARGE | PEACE |
U*TAKA | 大将戦(12) SCRATCH | TAKA.S |
MIKAMO選手とTAKA.S選手が違いましたね。
シンプルな真っ向勝負。
先鋒戦テーマCHORD
選曲予想
NAGACH選手:NANAIRO
FRIP選手:Calvadous Queen
実際の選曲
NAGACH選手:Rub-a Dub-a
FRIP選手:Punch Love♡仮面
Rub-a Dub-a MAX2204
2189−2189
Punch Love♡仮面 MAX2538
2488−2521
「Rub-a Dub-a」は曲に合わせての素直な鍵盤配置。
細かいリズムが混ざる中盤がやや難所ですが大差はつきにくい心臓勝負気味。
ちなみにこの曲はIIDX31EPOLISでは削除されもう選曲できません。
序盤は1点差を右往左往。中盤前にFRIP選手が数点のリードを広げます。
細かいリズムが混じるところでは最大4点のリードになりますが、
それもじわじわと詰められ終わる頃には1点差。
最後はNAGACH選手がわずかにリードしますがすぐに同点。
そのまま曲が終了しました。。
まさかの同点。今季はないかもと思われていた同点がついに出ましたね。。
他選ながらFRIP選手が綺麗に捌き切っていました。
オプションもやりやすい正規選択でしたしある程度は対策済みだったのでしょう。
そしてNAGACH選手は自己ベストを更新していましたね。
「Punch Love♡仮面」は軸押しと絡む同時押しが特徴的か。
正規譜面が綺麗ですが押しやすくはなく
ランダムをかけると大事故のリスクもあるという絶妙な譜面。
オプションはNAGACH選手がRANDOM、FRIP選手が正規。
序盤はRANDOMの厳しい洗礼がありましたがほぼ同点、
むしろNAGACH選手がリードしていきます。
しかしじわじわと追い詰められ、ランダムだと厳しい配置で一気に覆ります。
これにはNAGACH選手も苦い顔。点差がわかるゴーストはこの瞬間いやですね。
ここからは差が縮まらず。もう一度厳しい配置が来るので仕方ないですね。
FRIP選手の勝利。
確かなFRIP選手の自選の仕上がり。本当に頼もしい。。
自己ベストからもほぼ乖離せず刺し切りました。
次鋒戦テーマNOTES
選曲予想
KUREI選手:ACCELERATE
PEACE選手:Journey
実際の選曲
KUREI選手:Hydrogen Blueback
PEACE選手:From Time To Time
Hydrogen Blueback MAX2340
2322−2328
From Time To Time MAX2586
2558−2582
「Hydrogen Blueback」は繰り返し配置が多いやや心臓勝負気味の譜面か。
オプションはKUREI選手がMIRRORでPEACE選手がRANDOM。
固定オプションは何度も降ってくるトリルの位置が試合前からわかることが利点ですね。
序盤はややKUREI選手がリード。
PEACE選手のトリルの位置は片手で取れる寄った配置で正規に近いですね。
延々とこの配置の繰り返し。まさにKUREI選手らしい選曲ですが両者崩れず。
わずかな黄ばみで点差が動く痺れる展開が続きます。
中盤には3点ほどのPEACE選手のリード。これが1点ずつ縮まりますがリードのまま終盤。
スクラッチでまた点差を戻すとそのまま逃げ切りました。
PEACE選手が逃げ切りました。この手の繰り返し配置も効きません。。
KUREI選手もリードを取って追い詰めてはいましたが届かず。
MAX-20以下で勝てないのは厳しい。。
「From Time To Time」は終始ズレとハネの繰り返しが顕著な譜面。
S2でTATSU選手が選んでいた楽曲。ポップンプレーヤーにはお馴染みの譜面と言っていいでしょう。
オプションは両者R-RANDOM。
序盤は拮抗します。KUREI選手も食らいついていましたね。
ただ中盤あたりですでに7点差。そこからは曲が進むとともに縮む気配がありません。
ズレ続ける譜面を前に淡々と虹色のGREATを刻み続けるPEACE選手。
逆に黄GREATを探してしまうほどの出来。そのままPEACE選手の勝利。
PEACE選手のMAX-4は歴代記録。なお練習ではMAX-2が出たという伝説がありますがどちらも履歴が残らないんですよね。
KUREI選手のスコアもS2のTATSU選手よりも高い十分すぎるスコア。
でしたが相手が歴代スコアだった。。
中堅戦テーマTREND
選曲予想
U*TAKA選手:3V0
MIKAMO選手:シル・ヴ・プレジデント
実際の選曲
U*TAKA選手:With You
TAKA.S選手:Seraph → ちょえちょえまぎか
With You MAX2592
2560−2485
ちょえちょえまぎか MAX3058
3052−3038
「With You」はスクラッチ地帯が長い譜面。TAKA.S選手に刺さる曲を投げてきた印象。
オプションはU*TAKA選手が正規、TAKA.S選手がRANDOM。
ここは好みでしょう。
序盤は鍵盤の主張が強い地帯のためか拮抗。
しかしスクラッチ地帯でU*TAKA選手がほぼ完璧。グッと差がつけていきます。
この連続スクラッチはどこかしらで黄ばみがちなのですが、
ほとんど黄ばんでいないのが怖いですね。。
TAKA.S選手も鍵盤地帯はかなり光りますがスクラッチで離されていきます。
そのままU*TAKA選手の勝利。
鍵盤地帯では手首で皿を回す手首皿、スクラッチ地帯ではきっちり切り替えと柔軟な対応が光っています。安定感を見せての勝利。
「Seraph」は鍵盤寄りで横に広い、このレベル帯の中では心臓勝負になりやすそうな譜面。
ここでストラテジー。1本とられてしまうとゲーパニの勝ち越しが見えてきます。
ストラテジーで出た「ちょえちょえまぎか」は鍵盤よりではありますが、
「Seraph」と比べるとじゃらじゃらとしていますね。
序盤は数点差でU*TAKA選手がリード。その差が一向に縮まらずじわじわと広がっていきます。
TAKA.S選手もミスはないですが追いつけない。。
そのままU*TAKA選手の勝利。
U*TAKA選手がMAX-6。絶好のストラテジー先が来てしまったようです。
なおここのストラテジーはその日のTAKA.S選手の調子が良くU*TAKA選手が恐れたとのこと。
副将戦テーマCHARGE
選曲予想
I6VV選手:of the first magnitude
PEACE選手:Scandal
実際の選曲
I6VV選手:10000 MILES AWAY
PEACE選手:Ergosphere
10000 MILES AWAY MAX2988
2933−2952
Ergosphere MAX2782
2697−2738
「10000 MILES AWAY」は2回目の登場。スクラッチとチャージの絡み。バックスピンスクラッチにテクニカル要素のある譜面。要対策の尖った譜面と言っていいでしょう。
序盤はほぼ拮抗。しかしサビ前の早い階段で10数点のリードを作るPEACE選手。
しかしチャージの絡む地帯で点差が縮まります。
一時は3点差まで近づきますがまた引き離していきます。
解説で「PEACE選手が落ち着きを取り戻していく」と表現していましたがしっくりきますね。
そのまま勝利。
心臓勝負の「Hydrogen Blueback」も乗り越え、
技の問われる「10000 MILES AWAY」も刺さらない、では何が効くのか。。
無敗がさらに積み重なっていきます。
「Ergosphere」はリズムがコロコロ変わり複雑な譜面。
ポップンミュージックからの移植で亜空間ジャズというジャンル名が有名ですね。
亜空間ジャズって、何?
序盤からいつのまに20点差でリードするPEACE選手。
I6VV選手のほうがコンボがつながっているので不思議に見えますね。
コンボこそ切れますがPEACE選手はほぼ全部虹色のGREAT。
このままじわじわと差が伸びていきます。曲調は乱高下しますが点差だけはゆっくりと増えていく。
I6VV選手はミスなく繋げていますが届かない。。
PEACE選手の勝利。
やはり極まった自選。黄GREATの圧倒的な少なさ。理解度を物語っている。。
無敗をまたしても貫きました。
大将戦テーマSCRATCH
選曲予想
U*TAKA選手:Level One
TAKA.S選手:SAY BAY
実際の選曲
U*TAKA選手:雪上断火
TAKA.S選手:Level One
雪上断火 MAX3088
2996−2975
Level One MAX3714
3617−3577
「雪上断火」は速度変化と連続スクラッチが特徴的な譜面。
レジャーランド戦でU76NER選手に投げられた曲ですね。
序盤は10点差付近でU*TAKA選手がリード。連続スクラッチはいつ崩れてもおかしくない。
そう思えばあまり大きな差ではなく緊張が走ります。
中盤の速度変化、U*TAKA選手がギアチェンに少し手間取り点差が一気に縮まります。
あわやの瞬間でしたが、その差も連続スクラッチで元に戻しました。
その後の加速は全く失敗せず。わずかな黄グレがさらに差を広げていきU*TAKA選手の勝利。
速度変化失敗後の立て直しも十分。あの程度では崩れない牙城。。
MIKAMO選手も終始追いかけ差も大きくはなかったですが僅かに遠かった。。
「Level One」はスクラッチと鍵盤の絡みが多い曲。
どちらも密度が十分に濃くレベル12でも屈指の難しさになります。
序盤のスクラッチ連続と鍵盤の絡みで20点差ほどリードするU*TAKA選手。
やはりスクラッチが黄ばまないですね。
ここまで高密度連続だと全部光らせるのは至難なのですが簡単に見えてしまいます。
その点差は縮まるようで広がり、しかし広がりきらずでMIKAMO選手も追いかけ続けていきます。
最後には30数点。そのリードを守り切りU*TAKA選手が走り抜けました。
今季一度も破られなかったMIKAMO選手の自選が最後の最後でとられました。
MIKAMO選手の自己ベストからはやや出しきれなかったようにも見えるのが悔やまれますね。
重い局面になったことも影響があるでしょう。
U*TAKA選手も無敵を貫いていきました。
展開予想の答え合わせ
ROUND1 | 対戦名(レベル) テーマ | ゲーパニ |
1 | 先鋒戦(8~10) CHORD | 1 |
0 | 次鋒戦(8~10) NOTES | 4 |
4 | 中堅戦(11) TREND | 0 |
0 | 副将戦(11) CHARGE | 4 |
6 | 大将戦(12) SCRATCH | 0 |
同点は流石に予想できないです
交わらない
ゲーパニはここで敗退となりました。
ゲーパニはストラテジー込みのU*TAKA選手に対して1勝をもぎ取れるか。
シンプルにして最大の難題を乗り越えていければ勝利は見えてきます。
ゲーパニ以外でも難題ですね。
特に今回はテーマの配置が厳しいことも相まってさらに難易度が増していました。
といいつつやはりどこかで「PEACE選手が全勝を守ってほしい」と、
「U*TAKA選手が寄せ付けない強さであってほしい」という願望がありますね。。
この願望だけが達成されていきました。
PEACE選手は異次元のプレーで魅せる強さが頼もしかったですね。
さあROUND1としては連続FINAL出場。
しかし無敗を貫いたPEACE選手によって打ち倒されたKUREI選手I6VV選手。
NAGACH選手が同点になったので点も勝ちらしい点差に見えますが、
一歩間違えるとU*TAKA選手だけで勝つ格好になっていました。
それでも問題ないとは言え、悔しい結果ではありそうです。
これをバネにFINALで魅せるか。
無敵と無敗がそれぞれ突き抜けていった試合。