【BPLS3 ボルテ】レギュラーステージ第11試合レジャーランド vs ROUND1振り返り

BPLS3

1勝だけ

こんにちは、いづです。

第11試合はレジャーランドとROUND1の試合。
大将戦ではレジャーランド1巡目KAWACH選手とROUND1の3巡目REIK選手の試合。
何巡目というのは必ずしも実力の大きさを指し示すものではないですが、ある程度は差があるのが現実。やはりこういう巡り合わせだとREIK選手が1勝を掴めるかが鍵になってきます。

ボルテのルールでは引き分け確定からでないと1勝では勝てないのでややリスキーですね。
ただどのチームもコストの都合上実行せざるをえません。それをどう通すかにも戦略が出ますね。

先鋒戦

PICOLTEX選手

Re:call(MXM17)
ØƵ(MXM18)
Μοῦσα(ムーサ)(MXM17)
D.I.X.(MXM18)
濁色踊るオートマタ(MXM17)

速度変化が入っておりメガミックス専用対策のいる「ØƵ」「D.I.X.」。
それ以外は比較的簡単なレベル17。
PICOLTEX選手の嫁曲(事実)こと「Re:call」も入っていますね。

XD*POTE.選手

Sharkbait(MXM17)
Chat perché(MXM18)
Ice Fortress(MXM18)
Paradigm Shift(MXM18)
SuddeИDeath(EXH18)

HAND-TRIP系の「Chat perché」「Paradigm Shift」。
鍵盤密度高めの「Ice Fortress」「SuddeИDeath」。とクセの強いBPL新曲が4曲。

PICOLTEX(先攻)XD*POTE.(後攻)
Sharkbait11
Re:call1
Chat perché11
ØƵ11
Ice Fortress1(L2)
Μοῦσα8(L3)
Sharkbait15(L2)
D.I.X.11
Paradigm Shift5(L2)
濁色踊るオートマタ(L2)1
SuddeИDeath5(L2)
Μοῦσα5(L2)(L1)
1921
(L)はゲージ消費

動いたのはもはや定番になりつつある「Ice Fortress」。
終盤のトリルからの32分変化が鍵になります。
トリルのところでややXD*POTE.選手にCRITICALが出たか。32分変化は両選手とも差が出ずPICOLTEX選手がセーブ。

返しのゲージ選曲は「Μοῦσα」。つまみが間違いやすいところを除くと特筆する難所はない曲ですね。心臓勝負とも捉えられますが満点(S-PUC)なら必ず星を獲得できるため狙ってすらいそうな選曲。PICOLTEX選手がS-PUCを成功させて8個獲得。リードを作ります。

しかしその次の「Sharkbait」も同じく満点狙い。こっちは鍵盤が4つしかないのでさらに狙いやすいですね。両者満点でXD*POTE.選手は5個獲得。

依然XD*POTE.選手が負けているのでゲージが溜まりやすくなっています。
「Paradigm Shift」でも微差を守り切りXD*POTE.選手がついに逆転。

リードの取り返しの狙うPICOLTEX選手の「濁色踊るオートマタ」。
しかしここはCRITICAL1個の差でXD*POTE.選手が防ぎます。
そして11ターン目の「SuddeИDeath」。

途中までで同点になりますが複雑に直角が絡む地帯でPICOLTEX選手にミスが。。
この直角視認が難しいですね。。

譜面保管所 様より引用。実は外→内の順番で回し続けるだけで良い。

しかし鍵盤精度でPICOLTEX選手が追い詰めて1CRITICALの差になります。
そこで入る長い縦連打とトリル地帯。
ここは両者完璧。XD*POTE.選手が守り切りました。

ここで14−21。残り1ターンでPICOLTEX選手のゲージは3個溜まり切らず。。
XD*POTE.選手の勝利が確定しました。

XD*POTE.選手が「濁色踊るオートマタ」を防ぎ、「SuddeИDeath」を決めたあのターンが決め手となりました。メガミックスバトルの終盤の重要性が伝わる展開だった。。
満点狙いの選曲などさすが慣れも出ていたと思います。

PICOLTEX選手はかなり競り合っていて「SuddeИDeath」も同点付近だっただけにかなり悔しい展開。
中盤「Ice Fortress」を防いで「Μοῦσα」で大量リードを作った展開がありましたが、
これが元でXD*POTE.選手のゲージが溜まりやすくなるため逆に痛かったようにも見えますね。。

中堅戦テーマTSUMAMI

選曲予想

レジャーランド:それは花火のような恋(MXM)
ROUND1:#FairyJoke #SDVX_Edit(EXH)

実際の選曲

レジャーランド:GODHEART(EXH)
ROUND1:All Clear!!(MXM)

GODHEART
12460(−26)ー12474(−12)
All Clear!!
11915(−37)ー11925(−27)

レジャーランド側自選「GODHEART」

「GODHEART」はレベル19のMXM譜面を持っている曲。これはEXH譜面。
プロ選手で差がつきそうな難所があまりないですね。一般プレイヤー的には片手配置が頻繁に出て挑戦段階だと厄介程度。

中盤のブレイク地帯までBOLL選手がMAX-2、REIK選手がMAX-0と高精度を見せリードします。
終盤も両チーム大きなミスこそ出ませんがCRITICALだけで差がついていきます。
ROUND1の勝利。

全員PUCですがこの結果。さすがプロ選手たちといった具合。
自己ベストはレジャーランド側のが低かったのである種不意打ちにも見えますが刺さらなかったですね。。

ROUND1側自選「All Clear!!」

「All Clear!!」は間違いやすいつまみと片手配置が厄介な譜面。
それ以外にも結構難しい配置が多いですね。レベル17ではかなりスコアの出にくい譜面でしょう。

序盤から中盤までは大きな差はつきませんがROUND1がリード。
レジャーランド側もつまみのミスはなくかなり高精度に決めています。
終盤に向けて忙しくなるにつれて差がなかなか縮まりません。
PNT*EEB選手にややCRITICALが出ているのが厳しい点か。
ROUND1がそのまま勝ち切りました。

最後のスコアを見るとROUND1側はERRORが多いのですがつまみやロングのミス、これはどちらも2点なので鍵盤ほど影響はないですね。ROUND1の2人は兎角鍵盤精度が高い。。

ここでROUND1が引き分け以上に持ち込みました。

大将戦テーマONE-HAND

選曲予想

KAWACH選手:うぇるかむ -||祭みっくす||-(MXM)
REIK選手:Touch My Body(MXM)

実際の選曲

KAWACH選手:nostos -ark remix-(MXM)
REIK選手:Ghost Trigger(MXM)

新曲:イグジスター(MXM)

nostos -ark remix-
5723(−12)−5716(−19)
Ghost Trigger
5551(−34)−5563(−22)
イグジスター
6751(−39)−6749(−41)

KAWACH選手の自選「nostos -ark remix-」

「nostos -ark remix-」は速度変化する鍵盤主体の譜面。
といいつつもその影響を受ける箇所はそう長くないので基本的には鍵盤精度で差をつける形になるでしょうか。それにしても難易度も高くないので心臓勝負。

やっぱり候補にはあったんだ

序盤からじわじわとKAWACH選手がリードしていきます。
REIK選手からCRITICALが出るたび広がるといった模様です。
加速減速の地帯もありますが両者さほど変わらず。そのままKAWACH選手の勝利。

CRITICALをほとんど出さず勝ち切りました。
いわゆるミスできない系の譜面を通す心臓の強さが出ていましたね。。

REIK選手の自選「Ghost Trigger」

「Ghost Trigger」は片手で難しい配置と途中低速化が特徴的な譜面。
低速した際のうねうねしたつまみはとても外れやすいです。

序盤は拮抗。うねうねつまみとトリル、FXと白鍵盤のトリル(縦トリル)がなかなか精度が出にくいですね。低速するまでに6点ほどリードするREIK選手。

低速地帯は両者ほぼ完璧。つまみも外れず、1点しか縮まりませんでした。
じわじわ縮まる低速明け。逆転するかと思った瞬間。
直角つまみと絡む折り返し階段でその差がむしろ広がっていきます。

譜面保管所 様より引用。階段の速度が違う。こうやってみると難しそう

そしてそのままREIK選手が逃げ切り。

REIK選手がKAWACH選手を制しましたね。
KAWACH選手に大将戦で自選曲を通した選手はいなかったのもあり凄まじい快挙。
刺せる武器曲があっても本番でちゃんと発揮できるかどうかは別なので頼もしい。。
これでROUND1の勝利を確定させました。

新曲:イグジスター

新曲は「イグジスター」。コンポーザーは「東雲蛍 feat.はぁち」。
「東雲蛍」については初(?)採用。
「はぁち」は「ドゥンガドゥンガ狂詩曲」などのボーカルですね。かなり久しぶりの登場。

EFFECTERは「蒼鉛キューブ」。今の所同じ名前のエフェクターはいませんね。
うん、まあ、なんとなくアテはありますが。。

あまりボルテにないタイプの曲調ですね。
展開は序盤中盤REIK選手がリード。
初見だとちょっと外れそうになる配置を丁寧に繋いでいきます。
終盤まで10数点のリードでもしかして勝ち切りもあるのではと思いましたがKAWACH選手が猛追。
残り1秒で同点、最後の鍵盤で逆転しKAWACH選手が勝利。

終盤の猛追、逆転劇は目を見張るものがありましたね。
KAWACH選手が意地の奪取を見せました。
REIK選手も勝ち切りそうでしたしこれをミスなしで乗り切るのはすごい。。

展開予想の答え合わせ

というわけで先鋒戦ROUND1、中堅戦ROUND1の2勝。大将戦レジャーランド3勝の6−6。引き分けを予想します。
ストラテジーは双方なさそうと思っています。

REIK選手の一撃がKAWACH選手に刺さる

念願の勝利

ROUND1が理想の展開で勝利しました。
S2では叶わなかった勝利がやっと手に入りましたね。

第10試合ではKND*48TE選手の伝家の宝刀もストラテジーされてしまいましたが、やはり中堅までで勝利の芽を潰してしまうとさすがにストラテジーは出せません。
無事REIK選手の武器曲が通り勝利につながりました。理想的なゲーム進行でしたね。

さてレジャーランドはトップクラスで厳しい状況になりました。
この試合でどのチームも1勝を掴み、他のチームは残り試合3試合あります。
残り2試合を勝ち切ることが鍵になってきそう。

ROUND1を初勝利に導いた華麗な一撃が輝く試合。

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