【BPLS3 ボルテ】レギュラーステージ第13試合ROUND1 vs APINA VRAMeS振り返り

BPLS3

どのチームも分岐点

こんにちは、いづです。

第13試合はROUND1とAPINA VRAMeS(以下アピナ)の試合。
アピナにとってはこれが4試合目。1勝2敗の現在。今後の展開を決める試合になるでしょう。
そしてアピナのエースであるYU11選手の最後の大将戦になります。

4試合目は全6試合であればどのチームでも分岐点になりそうですね。
4試合目を勝ったチームの現況を見ると尚更感じます。

先鋒戦

XD*POTE.選手

Juggler’s Maddness(MXM18)
Divine’s:Bugscript(MXM18)
BEAST BASS BOMB(MXM18)
Musha Vibration(MXM17)
All Clear!!(MXM17)

つまみが特徴の「Juggler’s Maddness」「BEAST BASS BOMB」
「All Clear!!」「Musha Vibration」。
トリルが定番の「Divine’s:Bugscript」。
「Musha Vibration」以外はかなり有名の要対策譜面。

KND*48TE選手

JUNKIE FLAVOR(MXM18)
超☆超☆光☆速☆出☆前☆最☆速!!! スピード★スター★かなで(MXM18)
超越してしまった彼女と其を生み落した理由(HVN18)
BlueMoon Princess(MXM18)
The world of sound(HVN18)

上2つの「かなでちゃん曲」をはじめ鍵盤曲が揃った印象。

XD*POTE.(先攻)KND*48TE(後攻)
JUNKIE FLAVOR11
Juggler’s Maddness11
超☆超☆光☆速☆出☆前☆最☆速!!!
スピード★スター★かなで
11
Divine’s:Bugscript(L2)1
超越してしまった彼女と其を生み落した理由8(L3)
BEAST BASS BOMB5(L2)1
BlueMoon Princess11
Musha Vibration8(L3)
JUNKIE FLAVOR1(L2)
All Clear!!(L1)1
The world of sound1(L2)
Divine’s:Bugscript2(L1)(L1)
2115
(L)はゲージ消費

動いたのはXD*POTE.選手の「Divine’s:Bugscript」。
メガミックスの定番曲ですね。エクシードギアを使えば最後の高速トリル勝負に持ち込めます。
最後のトリル突入前にわずかにリードしますがトリルで逆に差がつき、
KND*48TE選手がセーブ。
返しの「超越してしまった彼女と其を生み落した理由」。
多種多様な5連打をKND*48TE選手が押し切り星を獲得し大量リード。

XD*POTE.選手も「BEAST BASS BOMB」を打ち返します。
鍵盤が6箇所しかないためつまみさえ間違えなければS-PUCを取りやすい曲ですね。
前の試合でもこの枠の曲がありましたが今回も成功させリードを縮めます。

依然星の差があるXD*POTE.選手のゲージは溜まりやすくなっています。
続く「Musha Vibration」もレベル3を発動。
うねうねつまみが外れやすい譜面。とはいえ対策しきれなそうな曲ですね。
これが刺さりXD*POTE.選手が逆転します。

たまらずKND*48TE選手も「JUNKIE FLAVOR」でレベル2。
最後の片手配置が特徴的か。

譜面保管所 様より引用。FXと白鍵盤の間隔が絶妙で難しい

わずかにXD*POTE.選手がリードし迎えたこの配置。
なんとここでも差が変わらず。XD*POTE.選手が守り切ります。
これで18−14。(ちなみにこの配置のKND*48TE選手の取り方が面白かったです)

一転して有利になったXD*POTE.選手。
追い打ちをかけるように「All Clear!!」レベル1をかけますがここはKND*48TE選手がセーブ。
逆転を願う「The world of sound」。
様々なタイプの鍵盤配置が特徴的なこの譜面。
XD*POTE.選手がCRITICALをなかなか出しませんね。。
リードを作りそのまま勝ち切りました。

そう19−15でKND*48TE選手のゲージが2個にギリギリ届かず。
次勝っても星が2個しか手に入りません。
この時点でXD*POTE.選手の勝利が確定しました。

中盤からのXD*POTE.選手の逆転の流れがスムーズでしたね。
6ターン目の満点「BEAST BASS BOMB」から始まり終盤では好セーブを決めました。

6ターン目のこの曲、KND*48TE選手がゲージを使った後に投げるというのもピッタリです。
(相手もエクシードギアを発動すると相手も取れてしまうので発動できないタイミングに投げている。)
成功しなかったものの10ターン目のレベル1もいい作戦ですね。
さすがメガミックスバトルに長けている。。

KND*48TE選手はやはり「JUNKIE FLAVOR」が痛かった気がしますね。
読まれて対策されていたのではという感じもしますね。
あとゲージが溜まってくれない「The world of sound」もか。。

中堅戦テーマHAND-TRIP

選曲予想

ROUND1:Hoshizora Illumination(HVN)
アピナ:Aliquam(EXH)

実際の選曲

ROUND1:ナイト・オブ・ナイツ(INF)
アピナ:The First Step(MXM)

ナイト・オブ・ナイツ
10909(−13)ー10910(−12)
The First Step
8547(−23)ー8561(−9)

ROUND1側自選「ナイト・オブ・ナイツ」

「ナイト・オブ・ナイツ」はひたすらのフレーズの繰り返しの曲。
何個か忘れていると取りにくい配置があるので気を抜けない譜面。
ですが、プロ選手のレベルでは結局はミスしないかの心臓勝負になりますね。

序盤はややアピナリードで迎えるも曲の進行と共に差が縮まっていきます。
ラストのメインパートまでに全員MAX-6。差がゼロで迎える最終フレーズ。
この後BOLL選手に1個のCRITICALが。。

この1個の差が勝負を分けアピナが勝利。

ひりつく心臓勝負でしたね。最初の方で結構両チーム出た印象がありますが後半は全員が曲にシンクロしていたように思います。

アピナ側自選「The First Step」

「The First Step」はハネ気味の鍵盤と直角の絡みがポイントか。
ミスしにくいわけではないですが精度では差がつきそうな譜面。

序盤からブレイクまでで7点ほどの差がつきます。
YU11選手がMAX、PAPER.選手がMAX-1と相当に仕上がっています。
そこからの差はほとんど縮まりませんね。PAPER.選手も安定感が高く崩れる気配がありません。
そしてYU11選手はMAXを続けています。
MAX完走もありえましたが最後の最後、1個だけ出てしまい完走。
アピナの勝利。

最後の方はYU11選手のMAXを思わず見守ってしまいましたね。
もう少しでした。。

これでアピナが逆転。

大将戦テーマPEAK

選曲予想

BOLL選手:ゔぉるみっくす!!!!(MXM)
YU11選手:Pulsar(MXM)

実際の選曲

BOLL選手:Completeness Under Incompleteness(GRV)
YU11選手:Prayer(EXH)

新曲:グリーディ・スターズ!(MXM)

Completeness Under Incompleteness
6891(−15)−6887(−19)
Prayer
5945(−14)−5952(−7)
グリーディ・スターズ!
6367(−54)−6402(−19)

BOLL選手自選「Completeness Under Incompleteness」

「Completeness Under Incompleteness」は最終盤に降ってくる往復の二重階段が難しい譜面。

譜面保管所 様より引用

これが想像以上に取りづらいです。
が、プロ選手には刺さらなそうな気配はします。
これ以外だとたまにくるONE-HANDよりの配置が差がつきそうか。

展開はBOLL選手がリード。最初の片手配置でやや開いたか。
微差ながらずっとそれが変わりません。
色々な配置がありますがどちらもさほど刺さらず。
ミスも両者に出たので影響もありません。
上で挙げた配置も完璧に乗りこなしてBOLL選手の勝利。

自選曲でしっかり通したBOLL選手。
スコアの差は一切安心できませんでしたが。。

YU11選手の自選「Prayer」

「Prayer」は片手鍵盤とつまみ出張が特徴的か。
S3アピナのTradz戦でPAPER.選手が「Prayer」を投げていますね。
この時の振り返りに書いたもう一つの「Prayer」。

そういえばそんなタイトルだったな

展開は序盤こそBOLL選手がリードするも細かい片手配置や階段でじわじわ取り返し逆転します。
メインパートでも両者さほど差はつかず。つまみと鍵盤の往復でも両者あまり出ません。
中盤までのリードを守りYU11選手の勝利。

細かい鍵盤でもCRITICALを抑えての勝利。
道中リードした時これ以上逆転する流れは来ないだろうとうっすら思ったほど安定していましたね。
ここでアピナの引き分け以上が確定。

もう何度も言われていますが改めて。
この試合の大将戦、「Completeness Under Imcompletness」「Prayer」はボルテIIIの楽曲たち。
当時から活躍するBOLL選手、YU11選手がこの曲を投げ合うのは感慨深さがありましたね

新曲「グリーディ・スターズ!」

新曲は「グリーディ・スターズ!」
コンポーザーは「みーに feat. しろさきあや」。
直近のKACでも新曲採用されているコンポーザーですね。このコンビはS2のBPLコンテストでも採用されていました。
EFFECTERは「フォックスロット」。フォックスロット、PEAK、新曲この3つが結びつけるのは。。

YU11選手に刺さったあの曲ですね。

展開は序盤からYU11選手がリード。若干はねていてYU11選手が得意らしいですが、それにしてもCRITICALがなかなか出ません。
20数点差のリードを作って最終盤。ドッキリ配置がありそうですが・・
YU11選手が無事押し切ってそのまま勝利。

新曲は大きくリードし勝利しました。初見曲も強い。。
10点以上の差が一瞬たりともつかなかった自選曲たちと比べると初見力の高さが頭ひとつ抜けている。。

展開予想の答え合わせ

というわけで先鋒戦ROUND1、中堅戦1勝ずつ。大将戦アピナ2勝ROUND1の1勝の6−6。引き分けを予想します。

中堅戦は1点差ながらアピナが2勝。

最高のバトン

アピナが無事2勝目を飾りました。
YU11選手大将の試合がこれで最後な以上、稼いでおきたい局面でばっちり稼ぎました。
ここからは任せる形となりますが大きな不安にはならないでしょう。

ROUND1としては惜しかった印象。やはり「ナイト・オブ・ナイツ」が。。
分岐点となる次の4試合目で勝ち切れるか。

YU11選手が最高のバトンを託した試合。

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