【BPLS3 ボルテ】レギュラーステージ第15試合GAME PANIC vs GiGO振り返り

BPLS3

選手の発信

こんにちは、いづです。

BPLを俯瞰してもボルテは特に選手側からの発信が多い機種だと思っています。
特に文章。Noteがこんなに多いのは本当にありがたいことです。

読むと試合に懸けた気持ちや意図が鮮明に伝わってきます。
何倍も面白く感じるので是非とも見ていただきたい。。

さて第15試合はGAME PANIC(以下ゲーパニ)とGiGOの試合。
先鋒戦ではPURAIMU選手とSIRON.選手の戦い。
PURAIMU選手が脚光を浴びるきっかけとなった女神杯zeroで戦った相手。
いざBPLの舞台で再び。。Noteを貼っておきます。

自己紹介&戦歴|ぷらいむ(ボルテプロ)⚡️
初めましての方は初めまして、PURAIMU(ぷらいむ)と申します。 BEMANI PRO LEAGUE SEASON 3にて株式会社レジャラン様より3巡目で指名していただき、team GAMEPANICでプロ選手として活動させていただけることになりました。 「なんかS3から急に出てきたこのPURAIMUって人誰やねん」...

先鋒戦

PURAIMU選手

Ganymede kamome mix(EXH17)
CODE -CRiMSON-(EXH17)
gigadelic (かめりあ’s \”The TERA\” RMX)(EXH18)
Barbless Ego(GRV18)
Harpuia(EXH17)

全体的に要対策の譜面と満点狙い「Barbless Ego」。
「Harpuia」は思い出の選曲になっていそうです。

SIRON.選手

HAELE III ~Angel Worlds~(GRV18)
INF-B《L-aste-R》(EXH18)
ドーパミン(EXH18)
Verse IV(EXH17)
Liar rain(GRV18)

全体的に重たい鍵盤曲がきた印象。

PURAIMU(先攻)SIRON.(後攻)
HAELE III ~Angel Worlds~11
Ganymede kamome mix1
INF-B《L-aste-R》1
CODE -CRiMSON-1
ドーパミン8(L3)
gigadelic
(かめりあ’s \”The TERA\” RMX)
(L3)1
HAELE III ~Angel Worlds~1
Barbless Ego8(L3)
Verse IV1
Harpuia(L2)1
Liar rain1(L3)
CODE -CRiMSON-(L2)1
1115
(L)はゲージ消費

序盤PURAIMU選手の”らしくない”プレーが続きます。多分通常ならほぼ満点通過でしょう。
Noteを読んでいると、緊張もあるのかもしれないと見えました。

5ターン目にレベル3の「ドーパミン」を打ったSIRON.選手。
唐突なHAND-TRIPもSIRON.選手が丁寧に取り切ってS-PUC。大きく引き離します。

6ターン目で「gigadelic (かめりあ’s \”The TERA\” RMX)」で応戦するもSIRON.選手が守り切り。
SIRON.選手がリードを確かなものにします。

しかしこうなるとゲージが溜まりやすくなるのがメガミックス。
立て直しを図るPURAIMU選手の満点用の「Barbless Ego」。
無事成功させ次の「Verse IV」も勝ち取ります。
ただ逆転を狙う「Harpuia」はSIRON.選手も好セーブ。
今はもう刺さらないということか。。

SIRON.選手のトドメといわんばかりのレベル3「Liar rain」。
はねたリズムが特徴的なこの譜面。PURAIMU選手が食らいつきわずかな差で望みをつなぎました。
ここは屈指の熱さでしたね。

11−14でPURAIMU選手のゲージが2個。最後の逆転のチャンス。
PURAIMU選手の選曲から「CODE -CRiMSON-」
PURAIMU選手が「S-PUCすれば勝利」の局面に持ち込みます。
最初が逆つまみから始まるびっくり要素も刺さらず、縦連打まで0点差。
しかしFX連打でPURAIMU選手にミスが。。
SIRON.選手がS-PUCで通して勝利。

決めきれない展開になるも一番大事なところで守り切るSIRON.選手が頼もしかったですね。
最後をS-PUCで守り切ったのは単体で見ても素晴らしいですし、
あのエピソードを知っているとぐっときますね。

PURAIMU選手の想いは振り返り記事になっていました。

選曲からの戦術なども本当にわかりやすい

中堅戦テーマHAND-TRIP

選曲予想

ゲーパニ:Harpuia(EXH)
GiGO:鬼天(EXH)

実際の選曲

ゲーパニ:BabeL ~Next Story~(EXH)
GiGO:ナイト・オブ・ナイツ(INF)

BabeL ~Next Story~
12911(−37)ー12887(−51)
ナイト・オブ・ナイツ
10272(−11)ー10271(−22)

ゲーパニ側自選「BabeL ~Next Story~」

「Babel 〜Next Story〜」は独特のリズムと片手配置が難しい譜面。
覚えていないとリズムが分かりづらい曲ですね。そして繰り返しが少ないのでいろいろな配置に対応する必要があります。

グラサンいかつすぎる。しかもつけたまま!?

展開は序盤こそGiGOがリードしたもののじわじわと追い抜かれていきます。
片手3連配置ではかなり離れていき7点差程度。
最後に降ってきた同じ配置でさらに差をつけて勝ち切り。

しっかりと差をつけていきました。ちょっと事故も怖い曲ですが完璧でしたね。。

GiGO側自選「ナイト・オブ・ナイツ」

本放送2回目の「ナイト・オブ・ナイツ」。プロ選手には心臓勝負。

ヒリヒリする心臓勝負になるかと思った最序盤。DPE選手が片手のトリルで痛恨のNEARハマり。
しかも最後の鍵盤が抜けて13点の失点。
これが致命傷なことはROUND1とアピナ戦を見ていれば痛いほどわかるはず。
ゲーパニの2人がそこからもほぼ出さず。そのまま勝利。

トラウマ級のミス。これは胃がキリキリする。。
心臓勝負はやはり諸刃の剣。

大将戦テーマPEAK

選曲予想

KANEKO選手:XHRONOXAPSULΞ(EXH)
–HR.–選手:Quaint Echo(EXH)

実際の選曲

KANEKO選手:Nhelv(MXM)
–HR.–選手:JUNKIE FLAVOR(MXM)

新曲:Break Through Δpex(MXM)

Nhelv
7516(−20)−7514(−22)
JUNKIE FLAVOR
5889(−15)−5893(−11)
Break Through Δpex
7979(−24)−7971(−32)

KANEKO選手自選「Nhelv」

「Nhelv」は高速直角連打や微妙な縦連打などさまざま、とはいえ心臓勝負気味か。
あと特徴的なのは通常ボルテの曲は2分程度ですがこれは2分40秒くらいあるところですかね。
長すぎる心臓勝負。

展開は微差を右往左往。ふけば飛ぶような2点差を見守る流れになります。
微妙にリードし静かになって終わるかと思えば終わらない、この曲の醍醐味ですね。。

直角連打で–H.R.–選手が1個外し5点差で決まったか、となりましたが直後の鍵盤で一気に縮まり安心できない展開と長い曲が心臓を休ませません。
最後の対称トリルまでに3点。長いトリルで1点縮まりながらもKANEKO選手の勝利。

長いこの曲がさらに長く感じる展開でしたね。安心できない。。
この心臓勝負しかける選手他にいないと思います。
そしてこの曲普段より低音が鋭く聞こえましたね。鳴りが良すぎる。
ここで引き分け以上を確定させたゲーパニ。

–H.R.–選手自選「JUNKIE FLAVOR」

「JUNKIE FLAVER」は低速化もあり片手鍵盤もあり難易度の高い譜面。
S2のタッグバトルで投げていましたね。
そして–H.R.–選手三度目の大将戦にして2度目のかなでちゃんジャケット。
前回はストラテジーカードでなくなったので今回初めて通りましたね。執念?

序盤からKANEKO選手がリード。3点ではありますがかなり守っていました。
しかし2回目の低速化で同点。その後逆に3点に開きます。
そうこの曲の難所の片手配置がどちらも完璧でしたね。ここが決め手にならないレベルの高さ。。

この3点をわずかに広げ勝ち切りました。

ハイレベルな試合でしたね。二桁のリードが一瞬もない試合は本当にすごい(視聴者も安心はできない)。。

新曲「Break Through Δpex」

新曲は「Break Through Δpex」。
コンポーザーは「Halv feat. Kuroa*」。「Twinkle Rookie」のHalvと「The world of sound」など(もっといっぱいある)のKuroa*。
EFFECTERは「ROYΔL CRΔCKER」。ロイヤルクラッカーですね。
基本的に鍵盤譜面よりのEFFECTER。

今回のジャケット、「Apex of The World」の続きになってますね。
古参(?)に嬉しいやつ。

曲自体は何にも関係ない

序盤から差をつけていくKANEKO選手。
譜面は全体的にロングを押しながらのチップが多い印象。
差が広がっていきますがわずかなCRITICALでそうなっている印象。
しかしサビ終わりのブレイク。
交互ながら初見は見切るのが難しそうな配置が襲いかかります。
–H.R.–選手が追い詰めて2点差。

ただそこからもKANEKO選手が完璧。終盤はまさかPUCかと見守ってしまいましたね。
期待通り最後までNEARを出さずにPUCを達成。勝利。

初見曲PUCをS3も達成しました。S2ではXD*POTE.選手が達成していたこの記録。
S3も現れるとは。。そしてこれでチームの勝利を掴みました。

展開予想の答え合わせ

というわけで先鋒戦ゲーパニ、中堅戦1勝ずつ。大将戦ゲーパニ2勝GiGO1勝の8−4。ゲーパニの勝利を予想します。ストラテジーはGiGOが可能性はありますね。

先鋒戦と中堅戦が違いますね。

GiGOかなり苦しい

ゲーパニは新曲に強い。。いままで新曲は負けなしのゲーパニでしたがPUCをついに達成。
とうとうここまできたか。そして嬉しい3勝目で1位。ストレートな3連勝で気持ちいいですね。このまま突き進むのみと言ったところ。

GiGOはこれが–H.R.–選手最後の大将戦でした。
ここを勝ちきれなかったのは痛いですね。あと2試合を勝ち切ることができるか。
やはり1試合目のレジャーランドとの負けが効いている気がする。。

ゲーパニが新曲PUCの栄光と勝利を同時に掴み取る。

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