【BPLS3 ボルテ】レギュラーステージ第18試合TAITO STATION Tradz vs GAME PANIC振り返り

BPLS3

あの1試合目から

こんにちは、いづです。

第18試合はTAITO STATION Tradz(以下Tradz)とGAME PANIC(以下ゲーパニ)の試合。
S2では第2週に放送された試合でしたね。
Tradzは初陣なのにMURAKAMI選手が体調不良で不在だったのを思い出します。

今回のこのオーダー、選手は違いますが似てますね。
大将戦の1巡目選手と2巡目選手という組み合わせも一緒。
あの時からゲーパニの新曲無敗記録が始まったんですね。。

先鋒戦

350B1選手

SuddeИDeath(EXH18)
All for One(MXM18)
Foolish Hero(XCD18)
WINNING ROAD(MXM18)
星の透る夏空に願う(MXM18)

いつも通りの鍵盤密度高めの譜面。縦連打も多め。

KANEKO選手

XHRONOXAPSULΞ(EXH18)
Scat Jazz Dance(MXM18)
SociuS(MXM18)
Hydroblast(MXM18)
極夜、暁を望んで(HVN18)

テーマNOTES譜面多め。違うのは上2曲。
通せる曲と刺さりそうな曲という印象。

350B1(先攻)KANEKO(後攻)
XHRONOXAPSULΞ11
SuddeИDeath11
XHRONOXAPSULΞ1
All for One5(L2)
Scat Jazz Dance8(L3)
Foolish Hero11
SociuS11
WINNING ROAD5(L2)
Hydroblast5(L2)
星の透る夏空に願う(L2)1
極夜、暁を望んで5(L2)
Foolish Hero5(L2)(L1)
2022
(L)はゲージ消費

動いたのは5ターン目「All For One」。
片手配置と縦連打が難しい曲ですが350B1選手が高精度で押し切り勝利。
しかしKANEKO選手もレベル3「Scat Jazz Dance」で応戦。
つまみと鍵盤の絡みで大きく差をつけ勝利。

その後はレベル2を通し合います。回転中に階段が降る「WINNING ROAD」や変わった配置の「Hydroblast」とクセが強い曲を通していきます。

拮抗して10ターン目。350B1選手が「星の透る夏空に願う」のレベル2。
最初の同時押しラッシュでKANEKO選手が先行。
その差が縮まりきらず微差ながらKANEKO選手がセーブ

カウンターの11ターン目。決まれば勝利の局面の「極夜、暁を望んで」。
細かい音に合わせた鍵盤をどちらも高精度でとっていきますが、最後にKANEKO選手が勝利。
15−22で350B1選手のゲージは2個後半で3個溜まりきらず。
KANEKO選手の勝利が確定しました。

KANEKO選手が見事に決め切りました。
決着のターンの「極夜、暁を望んで」の精度が極まってましたね。

350B1選手は先攻の負けパターン(10ターン目でギアを防がれ、11ターン目を通されて逆転不可)にハマってしまった印象。
ラストターンにレベル3を通す方が結果論では良いのですが、350B1選手の曲の中からKANEKO選手が選んだ曲なので多少は相手にも分があるアウトロ。ちょっと怖いですよね。
なかなかTradzは先鋒戦勝てていませんね、今の所全敗。

中堅戦テーマPEAK

選曲予想

Tradz:Chant du Cygne(EXH)
ゲーパニ:朱と碧のランページ(EXH)

実際の選曲

Tradz:卑弥呼(EXH)
ゲーパニ:ultra turbo(MXM)

卑弥呼
13009(−43)ー13007(−45)
ultra turbo
10504(−50)ー10545(−9)

Tradz側自選「卑弥呼」

「卑弥呼」はS3では2回目の登場。2回の低速化などが難しい譜面。

序盤はTradzがリード。最初の低速前に7点差ほどつけています。
350B1選手の精度が高いですね。
低速地帯でさらに差を広げ10点ほど。加速しても続くかと思われましたが、
サビでMURAKAMI選手がつまみミス。一気に縮まります。
最後の低速では3点差のゲージを見つめる展開、最後に縮まった時は息が詰まりそうになりましたが2点の差になってTradzの勝利。

これまで全試合中堅を支えてきたMURAKAMI選手が珍しく崩れましたね。
しかしリカバーする350B1選手の高精度。タッグがいい味を出しています。

ゲーパニ側自選「ultra turbo」

「ultra turbo」は展開に合わせたバラエティ豊かな配置のある譜面。
ただ微妙に覚えていないととりづらい出張や片手があり慣れていないと難しいですね。

序盤からゲーパニがリード。序盤の要出張配置に350B1選手が捕まったか。
中盤にMURAKAMI選手もミスが重なり明らかにTradzのタッグに刺さっていきます。
全くミスしないゲーパニ。PURAIMU選手にいたってはMAXペースで進んでいきます。
刺さっているTradzと完璧なゲーパニ。差がぐんぐんと開きそのまま勝利。

見事に決まりましたね。PURAIMU選手は惜しくも1個出ましたが自己ベストで抜群でした。

大将戦テーマONE-HAND

選曲予想

XD*LEVI.選手:Glitter Flatter Scatter(MXM)
KN5選手:Archangelio(MXM)

実際の選曲

XD*LEVI.選手:最果ての勇者にラブソングを(MXM)
KN5選手:ΣgØ(EXH)

新曲:Ars Magna(MXM)

最果ての勇者にラブソングを
5994(−46)−6010(−30)
ΣgØ
8472(−43)−8502(−13)
Ars Magna
6417(−45)−6420(−42)

XD*LEVI.選手自選「最果ての勇者にラブソングを」

「最果ての勇者にラブソングを」はS2での新曲。BPM268でのONE-HAND譜面というパワフルな片手力が求められる譜面。

序盤はゲーパニがリード。XD*LEVI.選手が鍵盤を少しこぼしたか。
しかしそこは精度で猛追するXD*LEVI.選手。取り戻して僅差で進行。
それでもKN5選手が譲りません。高速階段地帯でむしろその差を押し広げて勝利しました。

KN5選手が中堅戦での安定感そのままに勝利を掴んでいきました。
XD*LEVI.選手はらしくないプレーですね。理由は振り返り配信で語られています。。

KN5選手自選「ΣgØ」

「ΣgØ」(エゴ)はレベル20のMXM譜面を持つ曲のEXH譜面。
・・・IIDXのプレイヤー的にはΣは「HuΣer」のMみたいなところがありますが、ボルテではEです。ØはOですとも。何曲もあります。

こういった上位譜面を持つ曲のEXH譜面は記憶に残りにくいですね。ONE-HANDのような予習必須のテーマでは盲点になります。

序盤、片手高速トリルで差をつけるKN5選手。
その後も徐々に差を広げていきます。ここはKN5選手の精度が高いですね。
序盤以外は慣れてきてXD*LEVI.選手も配置がささりませんが追いつくことはできず。
そのままKN5選手が勝利しました。

きちんと刺しつつ自身の精度も極まっていました。
KN5選手の自己ベストにかなり近く本番強さも見えましたね。。
ここでゲーパニの勝利が確定。

新曲「Ars Magna」

新曲は「Ars Magna」。コンポーザーは「Riz」。
ドリームマッチで新譜面が公開された「veRtrageS」のコンポーザーの1人ですね。

久しぶりとなる新曲です。BPLの熱が広がっていて良いですね。
EFFECTERは「サイバーガスタンク」。特にONE-HANDという感じではないですがよく名前を見るエフェクター。

序盤は微差ながらXD*LEVI.選手がリード。
つまみをしながらの鍵盤が片手、というだけでなく片側に寄っていて片手で取らなければいけない配置も多い印象。大きく差はつきません。
途中の片手トリルでKN5選手がハマりますが、すぐにXD*LEVI.選手もトリルがCRITICALに寄ってリードがなかなかものにできません。
いつの間にかKN5選手がリード。
最後は10点近いリードで曲の終了間近。つまみをしながらの片側FX縦連打。。
ドッキリ配置で削られますが逆転には至らず。KN5選手の勝利。

わからない展開でしたがKN5選手が勝ち切り。
XD*LEVI.選手もNEAR1個でERRORなし(もう少しでPUC)の高精度でしたが
いかんせんEARLYのCRITICALに寄っていた。。

展開予想の答え合わせ

というわけで先鋒戦ゲーパニ、中堅戦1勝ずつ。大将戦Tradz2勝ゲーパニ1勝の6−6。引き分けを予想します。

前半まではいい感じだったんですが。。

刺客をも跳ね除ける

KN5選手が最後に掻っ攫っていきました。
あの状況下でも逆転勝利しうるのがTradzですがそれを抑えたのは大きいですね。

そして新曲をも守り切る。ゲーパニの誇る新曲無敗を守り切りました。
XD*LEVI.選手相手にこれを守り切ったのが本当にすごい。。
凄まじい4勝目でセミファイナルを確定させました。

Tradzは調子が出しきれなかったか。ちょっと不安になる負け方になりました。
次の最後の試合では勝ってセミファイナルを確定させられるか。

隠しきれない超新星が暴れた試合。

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