【BPLS3 ボルテ】レギュラーステージ第21試合SILKHAT vs レジャーランド振り返り

BPLS3

最後にしてとっておき

こんにちは、いづです。

第21試合はSILKHATとレジャーランドの試合。
本来はこれが最後の試合。第20試合の結果を受けて1位になれる可能性が生まれたSILKHATともう敗退は確定しているレジャーランド。

しかしオーダーとしてはレジャーランドはこれ以上ない最強の組み合わせ。SILKHATは打ち破ることができるか。

【これまでの試合のまとめ】最終戦を迎えずしてレギュラーステージ敗退が確定しました。 【心境の変化】 #BPLS3 #SDVX|KAWACH
この記事を読もうと思っていただけている時点で試合を観ていないという方はほぼいないと思います。ただ、もし視聴がまだの方がいらっしゃるのであれば、まずは見てください。お願いします。 本当にすべての試合が前年度よりもレベルが高く面白くなっています...

先鋒戦

DAIKI.選手

Demise Quartet(EXH18)
人形裁判 -THIRD IMPACT-(EXH17)
Witch in Sweetsland(EXH17)
絶対零度(EXH18)
Quaint Echo(EXH18)

細かい鍵盤が多めの譜面のレベル18。独特なレベル17の譜面の構成。

PNT*EEB選手

Deadly Dolly Dance(EXH17)
The setting sun(EXH17)
Clash of swords(EXH17)
REDO the NIGHT(GRV18)
Destroy(GRV17)

レベル17主体でレベル18の「REDO the NIGHT」もさほど難易度は高くない印象。
満点で星を獲得する用の曲と着実に通せる武器曲をそろえたように見えました。

DAIKI.(先攻)PNT*EEB(後攻)
Deadly Dolly Dance11
Demise Quartet1
Deadly Dolly Dance11
人形裁判 -THIRD IMPACT-11
The setting sun18(L3)
Witch in Sweetsland8(L3)
Clash of swords11
絶対零度5(L2)
REDO the NIGHT18(L3)
Quaint Echo2(L1)
Destroy11
絶対零度(L1)5(L2)
2326
(L)はゲージ消費

動くのはPNT*EEB選手選曲の5ターン目「The setting sun」。つまみ主体の譜面で鍵盤が少なくS-PUCを取りやすい曲ですね。いわゆる満点通過狙い。

つまみを操作しつつも度々離して鍵盤を取る、当然とばかりにどちらも完璧。
満点でPNT*EEB選手が星を獲得。
この作戦は自分さえできれば相手に依存しないので強いですね。

しかし返しの「Witch in Sweetsland」。レベル17のなかでもトリルや縦連など鍵盤要素が難しい譜面。トリルでPNT*EEB選手が先行しますがそれを奪い返していきDAIKI.選手の勝利。

次に動いたのは「絶対零度」。ギリギリの判断でしたがゲージ使用。
ここで使用しておいた方がリスクは少ないですね。
これも鍵盤が忙しい譜面で超精度勝負。しかしDAIKI.選手がS-PUC
しれっととっていきましたが結構これがすごい。。

続くは「REDO the NIGHT」。うねうねつまみが怖いが基本S-PUCを狙えるか。
ゲージが傾くかを見守りますが全く変わらず。満点の同点。PNT*EEB選手が作戦をうまく決めていきます。

11ターン目でゲージを使わず結局はアウトロに全てが委ねられました。
PNT*EEB選手は後攻。満点で自選を通しても最後はDAIKI.選手の曲のアウトロをとらなければなりません。

PNT*EEB選手が選んだのは「絶対零度」。アウトロでは独特な2連配置が特徴。
同点で推移していくさなか、途中でミスが出たのはDAIKI.選手。それで奪ったリードを最後まで譲らずPNT*EEB選手が勝利しました。

PNT*EEB選手が勝利に辿り着きました。
普段あまり拾わないマイクもネメシスアリーナの歓喜の叫びを届けていましたね。その喜びが今までのPNT*EEB選手を見ている視聴者にも伝わる。。
作戦も良かったですね。絶対に通せる選曲で自選を固め最後の他選を取る。
堅いとはいえ確実ではないこの作戦。決められてよかった。。

DAIKI.選手は悔しい敗北。道中は完璧だったのでなおさらですね。
メガミックスはやはり終盤が要。。

中堅戦テーマONE-HAND

選曲予想

SILKHAT:Voynich:Manuscript(EXH)
レジャーランド:Undead Raving Scare(EXH)

実際の選曲

SILKHAT:THE凸GENERATOR(EXH)
レジャーランド:[E](MXM)

THE凸GENERATOR
11051(−15)ー11020(−46)
[E]
11248(−6)ー11243(−11)

SILKHAT側自選「THE凸GENERATOR」

「THE凸GENERATOR」(ザ ジェネレーター)はレベル19のMXM譜面を持つ曲。そちらに慣れていると譜面を覚えていないことが多いですね。
レベル17にしては多めの鍵盤とつまみの絡みが難しいです。階段も差がつきやすい。

序盤からSILKHATがリード。特にDAIKI.選手がずば抜けています。
レジャーランド側が大きく失点しているわけではないですがここはSILKHAT側が上手いか。
階段配置やつまみ絡みでじわじわと差をつけてそのまま勝利。

圧巻のDAIKI.選手。MAX-2が凄すぎる。。
そして082選手もお馴染みの運指で魅せていきましたね。。

右つまみとそこは届く人は限られている

レジャーランド側自選「[E]」

「[E]」(かっこいー)は不規則なリズムとつまみ絡みが難しい譜面。
jubeatからの移植で比較的最近収録された曲ですね。対策さえ積めれば心臓勝負気味。

序盤はほぼ同点。MAX-1〜2でわずかにレジャーランドがリードか。
KAWACH選手はMAXで進行。
メインパートが来ると1個でてほぼ同点に。
アウトロ、CRITICALがKAWACH選手に多く出て一気に差がつきます。
ここまでが超接戦だからこそこれが痛いですね。これでSILKHATが逃げ切り。

終盤でSILKHATが逆転しました。またもDAIKI.選手がMAX-2、082選手も2位タイのMAX-4と好成績。うばわれたリードを即座に取り返します。
KAWACH選手はやや不調にも見える。。

大将戦テーマTRICKY

選曲予想

STR選手:Sudden Visitor(MXM)
KAWACH選手:ØƵ(MXM)

実際の選曲(ストラテジー相殺)

STR選手:Levier’n NābYss(MXM)
KAWACH選手:D.I.X.(MXM)

新曲:MΔX FLAVØR(MXM)

Levier’n NābYss
9326(−11)−9291(−46)
D.I.X.
6948(−8)−6934(−22)
MΔX FLAVØR
5980(−61)−5957(−84)

STR選手自選「Levier’n NābYss」

「Levier’n NābYss」は縦連打寄りのTRICKY。縦に長いというよりは横に広い連打が多いか。
TRICKYのなかでもあまりTRICKYらしくない鍵盤勝負になりそうな譜面。

序盤からSTR選手が先行。細かい鍵盤も多いですがSTR選手になかなかCRITICALが出ないですね。気づけば20数点差。
終盤はTRICKYらしさである連打地帯に入りますがここも全く崩れる気配がありません。一切寄せ付けずにSTR選手が勝利しました。

STR選手が圧倒しました。弛まない安定感。。
自己ベストからも離れていないですし、KAWACH選手とだいぶ差がついているのでこれはもともと刺さる選曲だったか。。

KAWACH選手自選「D.I.X.」

「D.I.X.」はBPMが70〜1080と推移する曲。1080こそ一瞬ですがちょこちょこ変わります。中盤の低速からBPM777まで加速してのつまみ地帯は大きく点差がつきそうなところ。要対策なうえ知っていても難しいTRICKYそのもの。
速度変化形の尖った譜面が得意なKAWACH選手の真骨頂が最後に来ました。

しかし序盤からSTR選手のリード。レーン速度を変える余裕はないので最初の遅い箇所も耐える必要があります。ここで全く出ないのが素晴らしいですね。
そして中盤、さすがにCRITICALが両者出始めますが、それでもリードが広がっていきます。
加速を乗りこなし終盤。覚えていないと押せない交互押しなどもありますがもちろん対策済み。ここにいたってはSTR選手はCRITICAL1個。リードのまま駆け抜けていきました。

STR選手にはこれも効かないのか。。1曲目がTRICKYらしさのないものだっただけにこう言ったのが刺さるのかと思いましたが届かず。
そして自己ベストをこの場で+5していましたね。。本番強いというか勝負に強すぎる。
KAWACH選手も自己ベストでは勝っていましたが。。

ここでSILKHATが勝利を確定させました。

新曲「MΔX FLAVØR」

新曲は「MΔX FLAVØR」。コンポーザーは「EmoCosine overlay」。
アピナのアドバイザーですね。S2では合作「Initiating League」が採用されていました。
EFFECTERは「レッドホットスクリューズ」。お馴染みの高難度によくあるEFFECTER。
BPM125〜261と難しい速度変化の気配がします。

最初は最大のBPM261ですが譜面が降る前に減速、じわじわと減速し続けます。
途中KAWACH選手のNEARはまりでSTR選手が抜け出します。20点ほどの差に。
グッと遅くなったところで加速しそうな気配。一気に加速していきます。
この加速地帯、聞き慣れた「冥」と同じ音。BPM261に戻ります。

ここでも結局大きくは変わらず終盤へ。
道中つまみ後に縦連打がありますが両者零さず押し切り。差が縮まりません。
STR選手が勝ち切りました。

止められないSTR選手。低速地帯が特に上手いですね。
低速地帯はなんだかんだ覚えてタイミングを合わせることが多いですが初見だとできません。
あの速度に順応して押し切れるのは目押しなのか、音押しなのか。。

展開予想の答え合わせ

というわけで先鋒戦SILKHAT、中堅戦1勝ずつ。大将戦レジャーランド2勝SILKHAT1勝の6−6。引き分けを予想します。

1個もあってなくて面白い

打ち砕いた

主にSTR選手が全てを侵略し尽くしました。
他選「D.I.X.」が特に極まっていました。誰が止められるんだ。。
SILKHATが圧巻の5勝目を飾り1位に躍り出ました。テーマからはなかなか予想できなかった展開ですね。セミファイナルの相手はアピナ。

レジャーランドは厳しい敗北。中堅、大将で最強の組み合わせで挑んでも届かなかった事実。
打ち砕かれたし失うものはあっただろうと感じました。
とはいえ、燦然と輝く先鋒戦の勝利。PNT*EEB選手がやっと届いた勝利のあの瞬間を見ることができてよかった。。

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