BPL Season2 ドラフト会議感想録 前編

BPLS2

4月8日、BEMANI PRO LEAGUE SEASON2 のドラフト会議が開催

昨年熱い戦いを繰り広げ、大盛況のまま幕を閉じたBEMANI PRO LEAGUE(以下BPL)。
筆者はBPLを何の気なしに第1回を見て、そのまま最後までリアタイ視聴をしたファンの一人です。今年もBPLを見ることができるのがbeatmaniaファンとしてはとても嬉しい・・
今年は昨年の熱もあって、ドラフト会議もリアタイ視聴をすることに。
今回から新規参入したチームもあり、今年はより白熱しそう・・・


ここからは昨年のBPLだけ見ている筆者が抱いた感想とレポートになります。
(昨年活躍した選手しかよく知らないので、新しく参入する選手については詳しく書けません。。)

21時30分、ついに開幕・・・

21時と告知されていたのが、直前に21時30分となりました。相当トラブルがあったに違いありません。

諸藩の事情になっている

21:30、開始

新しく参戦するドラフト選手が紹介されたのち、猫又Master氏による「刃図羅」
その後チームオーナーの入場。各チームテーマソングがそれぞれ全新曲で鳥肌が立ちました。
ちなみに新曲のコンポーザーはこんな感じ

公式サイトより

STAR BEAT、エモい
だってSTARってあのレジャーランドのキャラクターですよね、しかも超王道に熱い曲調!
あとHat Suprise(Season2)いいですね、だってシルクハットはこの曲じゃなきゃ・・・

その後、kors k氏にDJをタッチ、ついに1巡目が、、というところでルール説明

突然説明された継続契約制度

各チームは ドラフト会議において、候補者の中から、選手数が4名になるよう選択します。

ドラフト会議での指名は、1巡ごとに「入札抽選」により行います。
【入札抽選方式の指名に当たっての手順】
入札権を持つチームが、選択を希望する1名を同時に提出する。
単独指名の場合はそのチームの交渉権が確定する。
指名が重複した場合、抽選で決定する。
抽選に外れたチームは再度入札を行い、指名が重複した場合は再度抽選を行う。これを、入札権を持つ全チームの選択が確定するまで繰り返し行う。
また、今回より、継続契約制度を新設いたします。

既存の6チームは、BPL 2021で契約していた選手に対して継続契約を締結することができます。

継続契約を行った選手の数に応じて、1巡目から順に選択権を失っていきます。

1人の選手のみと継続契約を行ったチームは2巡目から、3人の選手と継続契約を行ったチームは4巡目から選択を開始できます。

公式サイトより

なるほど、1巡目選手がランダムに組み直しで、チームが跡形もなくなるということはなさそうだ。とちょっと安心していました。
というのも、前回のBPLでは1巡目選手は総じて際立つ活躍をしていて、もはや”チームの顔”と言っても差し支えない活躍でした。

BPL 2021での選手一覧、DOLCE.選手以外は今回もドラフト参戦
上から各チームの1巡目選手と言われている。


このルールでは1巡目選手を継続契約にしないと2巡目以降選手から継続、という作戦は取れません。APINA VRAMeSだけはDOLCE.(どるちぇ)選手が参戦していないので自動的に2巡目選手からですが、UCCHIE(うっちー)選手やNIKE.(にけ)選手、KENTAN(けんたん)選手をみすみすリリースするとは正直思えませんでした。

少なくとも1巡目指名の選手を手放したい既存6チームはいないだろうと、思っていました。。。


1巡目指名

APINA VRAMeS : UCCHIE選手(継続)
GiGO : RIOO選手
GAME PANIC : MIKAMO選手(継続)
SILKHAT :SEIRYU選手(継続)
SUPERNOVA Tohoku : RIOO選手
TAITO STATION Tradz : RIOO選手
ROUND 1 :U *TAKA選手(継続)
レジャーランド:1-PIN 選手(継続)

なるほど、新規2チームの1巡目はRIOO(りおー)選手か〜強いもんな〜
・・・・!?
SUPERNOVA Tohokuさん!?
新規参入のチーム以外はほぼ継続契約を選択する中、予想を裏切る展開になりました

抽選の結果TAITO STATION TradzがRIOO選手への交渉権を獲得、GiGOとSUPERNOVA Tohoku は再度1巡目を選ぶことになりました。
あ〜確かに、ここでWELLOW(ういろう)選手を高確率で獲得できるのか、ほとんどのチームが継続契約だしなあとちょっと納得しかけました。

1巡目再選
GiGO        :CORIVE選手
SUPERNOVA Tohoku :VELVET選手

!?!?
CORIVE(かりばー)選手、と森一丁さんに言われた時、心臓が跳ねる感覚がありました。
CORIVE選手といえば前回のBPLで魅力的な活躍を見せた選手の一人。
他の追随を許さない武器曲を明確に持っていて、前回のルールと合わせて際立った強さがありました。そうかあ、1巡目指名か!となぜか嬉しい気持ちになりました。
数秒後に、ちょっと納得。継続契約のルールとしてSUPERNOVA TohokuはWELLOW選手と継続契約をしていないとCORIVE選手を指名することはできません。RIOO選手を指名している時点でCORIVE選手もフリー状態です。
あとドラフト会議のコメント欄にあってちょっと納得したのもありました。
今回は参戦していないDOLCE.選手が圧倒的なSCRATCH力を持つ選手であり、対APINA VRAMeSでテーマSCRATCHは引いてしまったら最後。DOLCE.選手に勝つのは絶望的と思われるほどでした。そんな選手が今回は参戦していないため、SCRATCH力が高い選手は強力な武器となり得ます。
CORIVE選手もSCRATCHが強みで彼を止められる選手は限られてくる。という趣旨のコメントです。

そしてSUPERNOVA TohokuはVELVET(べるべっと)選手。キャッチコピーは「大阪最後の希望」それを聞いて、埼玉の良心を思い出したBPLファンは多いはず。筆者はランカーでもなくBPLとKACしか見たことないので実力はわかりませんが、楽しみですね。

2巡目
APINA VRAMeS :NIKE.選手(継続)
GiGO : NCHO72選手
GAME PANIC : PEACE選手(継続)
SILKHAT :EXIT選手
SUPERNOVA Tohoku : WELLOW選手
TAITO STATION Tradz : PPJT選手
ROUND 1 :KUREI選手(継続)
レジャーランド:DINASO 選手(継続)

ほぉ・・・
あまり前回のBPL参加選手以外の実力は知らないので、GiGOとTAITO STATION Tradzの指名にはなるほどその選手なんだ・・となりました。
GiGOはNCHO72(ぬちお)選手、キャッチコピーは「魂の腕押し」。腕押し・・・?
TAITO STATION TradzはPPJT(ぽぽじて)選手、キャッチコピーは「かゆいところに手が届く」。めっちゃ強そう。
そしてSUPERNOVA TohokuはWELLOW選手。ああ、やっぱり1巡目の継続契約を外したのは作戦だったみたいだと察しました。前回圧巻のセミファイナルステージ進出もセカンドシーズンにWELLOW選手を温存する作戦がうまく行った結果と言えました。
WELLOW選手を継続契約しなかったのは作戦だったという話はSUPERNOVA Tohokuのチーム結成配信でも語られています。

https://youtu.be/Xqzm2DOFncU (埋め込みできなかったのでこのまま)

既存4チームは順当に継続契約。おおむね筆者の予想通りでした。
そしてSILKHATはEXIT(いぐじっと)選手、DP界隈に詳しくない筆者でも名前を聞いたことのある選手でした。SILKHATの1巡目、SEIRYU選手はSCRATCH曲だけは唯一弱点とされているジャンルで、それを補えるようなメンバーではないか、とコメント欄では言われていました。ここでSILK HATも継続契約を切ってきました。
なんとなくこの辺りから、もしかして既存4チームは全員継続では?という説がうっすらと頭をよぎりました。

後半に続きます。。。


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