【BPLS2】SILKHATとTAITO STATION Tradzの振り返り

BPLS2

敗退した2チームを語る記事

こんにちは、いづです。

BPLS2のレギュラーステージは8チーム中2チームが敗退、残り6チームでトーナメント形式で争います。
そして敗退となったチームは先日決まった通りSILKHATとTAITO STATION Tradz。

当ブログではBPLS2について全試合展開予想と振り返り記事を書いており、全試合を楽しみにして毎週水曜を迎えています。
しかし各チームのファンであり他のチームの試合に興味がない方もいるかと思われます。
そういう人方たちに向けてこの敗退した2チームが「他のチームと比べてこういう強みがある」というのを紹介する記事、そして惜しかったんだということを書き連ねる記事です。
そうじゃない人たちにも「レギュラーステージここきつくなかった?」ということを紹介する記事です。

SILKHAT編

・強みと戦略、よかった試合

レベル12高密度譜面に対する対応力の高さ、固定オプションでの安定的なスコアが強みのSEIRYU選手。
対称的な配置を崩さず押し続けられるEXIT選手。
独特な武器曲を持つANSA選手。
チャージ譜面に対して高い精度を持つKIDO.選手の4人。

選手の配置はSEIRYU選手がお馴染みの「大将戦×4+中堅×1」の配置。
そしてEXIT選手は大将戦3回のためSILKHATの大将はSEIRYU選手かEXIT選手。という配置。
同じ配置は他にGiGOがやっています。
SILKHATは特にB指定が4試合のチーム(8チーム中4チームがこれです)。レベル12に強みを持つSEIRYU選手はそこに全投入という非常にわかりやすく理に適った形。

良かった試合といえば最後の2試合、GAME PANIC戦とAPINA VRAMeS戦ですかね。
GAME PANIC戦は背水の陣のSILKHATがKIDO.選手の初の1勝と合わせてSEIRYU選手がMIKAMO選手に対する2勝を決めた劇的な試合。クロペンミラーチャレンジ。


APINA VRAMeS戦では各選手が引き分けとなったものの全員で1勝ずつもぎ取った前回のBPLのSILKHATでなし得なかった引き分け。

・惜しかった点

1.あと2点が2回だけ足りなかった。

対レジャーランド戦、A指定で唯一中堅として出場したSEIRYU選手が自選曲で1点差で負けてしまいました。
対SUPERNOVA Tohoku戦、選曲をストラテジーカードで変えられたEXIT選手がプレーした2 Tribe 4 Kが1点差で負けてしまいました。(この試合はこの他にもありますが。。)

ここの2点×2をGAME PANIC戦のSEIRYU選手のChrono Diver -PENDULUMs-の100点差から4点くらい拝借してほしい

と筆者は思ってました。戯言です。
実際もしこれが足りていれば4勝2敗1分け、2〜3位になれます。
後少しなんです。。。。

2.運が悪い

この試合は直前に誰かが悪霊に取り憑かれたんだと思います。

3.ANSA選手の勝ちにつながる2勝が生かされない(報われない)

Tradz戦とレジャーランド戦の2回で2勝してるのに繋げられていないのがもったいなさすぎる。あのU76NER選手にSOF-LANで2勝したのに。。。

4.ストラテジー被弾回数6回

これは1試合目Tradz戦と2試合目ROUND1戦で2敗したのが原因かもしれません。試合の順番が悪い。。。

5.思っている以上にテーマSCRATCHがこなかった

EXIT選手の強みでSEIRYU選手の弱点をカバーできるとされていたテーマSCRATCHがROUND1戦の先鋒と大将のみでした。まあレベル12にこなかったのは良かったとも言えそうです。

ただこの全試合のテーマ表をもとにドラフトを行なうとされているのでEXIT選手はQF以降を見据えての採用だったのでしょう。

TAITO STATION Tradz編

・強みと戦略、良かった試合

物量のある不規則な譜面や癖のある譜面(端的に言えばやりたくない譜面)を得意とするRIOO選手。
独特な武器曲とあまり等間隔ではない譜面を得意とするPPJT選手。
ポップンプレーヤー得意のズレはね譜面やスクラッチ譜面を武器とするTATSU選手。
ガチ押し系譜面や不規則系譜面を持ち味とするNORI選手の4人。

選手の配置はRIOO選手がお馴染みの「大将戦×4+中堅×1」の配置。
そしてPPJT選手はA指定の大将戦2回、TATSU選手が残りの1回でこれはスパノバ、ROUND1と同じ配置ですね。
各選手が突出した武器曲を持ち自選曲は高確率で通すことができるのが強み。RIOO選手の自選曲勝利率は100%。TATSU選手も100%と安定感が高い。
RIOO選手を出す試合をレベル11以上にするという縛りでレベル10などの差のつきにくいフィールドに置かない戦略でうまくはまっていたように思います。

良かった試合はスパノバ戦とレジャーランド戦

スパノバ戦はNORI選手の最悪のストラテジー結果からPPJT選手のマリーアントワネット、TATSU選手のBe quiet(LEGGENDARIA)と負けましたがエンターテイメントとして魅力あふれる試合でした。

レジャーランド戦は窮地の状況から大将戦で奇跡の同点による勝利で得点計算を誰もが混乱した試合

・惜しかった点

1.ストラテジー被弾が多すぎる

自選曲に対するパワーが高すぎたせいですかね。総枚数は8枚でうち相殺は4回。
ストラテジーカードを相殺にしか使えていないことになります。
ROUND1とアピナにはストラテジーを2枚以上投げられました。先鋒戦に至っては4回投げられています。

2.NORI選手がストラテジー×2と1巡目選手相手2回

1回は相殺してBackyard Starsを通せたのですが。。。獲得ptが1になってしまいました。
かなり善戦しているところはあったのですが通らずこれは厳しいですよね。

3.2勝が遠く引き分け続き

誰かが2勝しないと勝てないこのBPLのルールで2勝が遠かったです。
引き分けは多くできていたのですが。。
そして2とこれが重なると引き分けルートに持ち込めなくなり負ける試合がありました。
そして勝ち点がこのせいで少ないので順位が低くなってしまいました。

4.A指定4試合チームだった

TradzはB指定4試合のが噛み合っていたような気がしています。レベル11の中堅戦が増えた方がPPJT選手やRIOO選手を活かせるフェーズも増えたのではないでしょうか。

強かったんです

言われなくてもわかっているとは思うのですが見出しのことが言いたかったのと色々な不運要因が重なって敗退しています。

そして何よりこの2チームは人気も高いです。SILKHATとTradz両方ともファンの人はそれなりにいるのではないでしょうか、彼らは先週木曜どれだけ沈んだことか(筆者含め)

まあコラボイベントが発表されてすべて回復して上限も突破したんですけどね。

「TAITO STATION Tradz」Newsletter - vol.6-
株式会社タイトーのプレスリリース(2022年9月30日 11時30分)「TAITO STATION Tradz」Newsletter - vol.6-

BPLの試合で熱い戦いを繰り広げ、なおBPLのみならずイベントでまだまだファンを楽しませていただきありがたいですね。

試合で活躍するところも可能なら来季見たいですし、楽しみにしています。

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