BPLボルテの課題曲を紹介する記事
こんにちは、いづです。
BPLボルテ開幕まであと1週間!ついに出場選手とテーマが発表されましたね。
第1試合GiGO vs APINA VRAMeSでは中堅戦はTSUMAMI・TRICKY。大将戦はTRICKY。
第2試合GAME PANIC vs TAITO STATION Tradzでは中堅戦はONE-HAND・HAND-TRIP。大将戦はHAND-TRIP。
と中堅戦と大将戦は偶然か否か同じテーマ。初めから癖のクライマックスみたいなテーマたちですね。。
そしてこの記事は1個目のNOTESでは「次はPEAK」と書いておきながらこの試合のテーマたちを見て急遽予定を変更しました。今回はTSUMAMI編。
つまみとは正式名称アナログデバイス。ただ公式の説明も”つまみ”なので以後は全てつまみで書きます。テーマのときはTSUMAMIにします。
テーマTSUMAMIの曲は筆者の主観ですがこういうタイプに分かれます。
・鍵盤少なめ(ほとんどつまみしかない)
・鍵盤あり(どちらかといえばつまみの割合が多め)
このタイプに分けて曲を紹介していきます。
レベル17:Discloze (EXH)
lapixの楽曲。EFFECTERは月刊ミズタニ。ちょっと騙し要素多めの譜面を作成しがちです。
この曲は特に「鍵盤あり」タイプです。
IIDX部門でも度々演奏された曲ですが元はボルテの楽曲。途中でグッと遅くなり元に戻るのが特徴ですね。
・低速中ずっと絡むつまみ
低速への切り替わりはさほど難しくないですが低速中はずっとつまみを操作する譜面となります。
BPMが遅い状態でつまみを操作するのは思っている以上にじれったいです。
プロリーグとしては途中途中で絡む普通の鍵盤(図の38~39小節)やこの低速を抜けた後の鍵盤がかなり細かくS-CRITICALを取りづらいかと思います。
レベル17:Pet Peeve(EXH)
作曲者とEFFECTERはHirayasu Matsudo。今後ずっと出てくるので覚えるかと思います。
テーマTSUMAMIの「鍵盤少なめ」譜面は大体Hirayasu MatsudoがEFFECTERを務めています。
・譜面の90%が視認しにくいつまみ
画像のような配置はつまみを直角に回す(勢いをつけて回す)ことでカーソルを合わせていくわけですが、Zのような形になると左右どちらに回すのが正しいかわかりづらくなります。これが曲中挟まる鍵盤を除いてほぼ全てで展開されます。
これはまず回しすぎるとカーソルが外れる、慣れていなければ間違えるのでスコアも難しい曲。テーマTSUMAMIに出場する選手にとっては予習必須となるのではないでしょうか。
EFFECTER「Hirayasu Matsudo」担当の曲は他#Endroll、Firestorm、SUPER SUMMER SALEなどなどここでの紹介は割愛しますが全部つまみ割合高めの譜面となります。このPet Peeveはシリーズ3作目で出た凶悪な譜面です。
ちなみにこのEFFECTERの譜面は例外を除き全てつまみが9割といっても過言ではなく、多くのプレーヤーに強烈なインパクトをもたらしていますね。。
レベル18:灼熱Beach Side Bunny(EXH)
DJ Mass MAD *izmの楽曲。EFFECTERはねちっこく堂。
Hirayasu Matsudoが台頭する前からつまみ譜面と言えばといったEFFECTER。度々登場し名前に負けない譜面が生まれます。
「鍵盤少なめ」の一曲。
・うねうねの繋がりにくいつまみ
曲中のスクラッチ音はつまみのうねうねに変換されています。
このうねうねつまみは強く回すと切れ、弱く回すと繋がらなくなるという非常にいやらしい配置となります。
これはプロ選手においても安定してPUC(エラーなし)自体が難しいと思われる譜面です。どこまでうまく回せるかといったところ。
ただ鍵盤は難しくはないのでつまみができていればほぼMAXマイナスの点数が出そうです。
レベル18:冥 Rockin’ SWING REMIX (INF)
164の冥のremix楽曲。EFFECTERはPHQUASE。
ボルテといえばこの人と言われるEFFECTERの1人で現在はBEMANI Sound Team所属です。
BST表記をつけないと名前が出せないのか最近は〜PH〜名義になっています。
「鍵盤あり」の一曲。
・鍵盤の方が難しい
プレーしたことがある人はあまりこの曲をつまみ譜面とは思っていないでしょう。
なぜかといえば鍵盤の方がつまみの操作よりも難しいからです。
つまみの操作自体はあるにはあるのですがこのレベルの挑戦者にとっては難しくはなく、
細かい鍵盤を叩けるか、画面上のつまみを外さないかがクリアでは重要になります。
つまみはカーソルを合わせている間点数が入ります。
この曲では操作が難しくない分クリアがしやすく、スコアも稼ぎやすいため一般プレーヤー内ではレベル18入門曲とされています。
プロリーグでは鍵盤の精度が問われるでしょう。かなり押しづらい配置や片手処理が多いためS-CRITICALでは差がつきそうです。
プロ選手がつまみをミスすることはあるのだろうか
つまみは繋がっている、いないのどちらかしかありません。そのため間違える以外では精度には影響がない状態になります。
それを踏まえるとPUC率が高い選手たちの集うプロリーグでつまみ譜面はどんな勝負になるのか、予想がつきませんね。
全く差がつかないで鍵盤のS-CRITICALで決まる試合になるのでしょうか。その場合はやはり「鍵盤少なめ」譜面はなかなか選ばれなさそうな感じがします。差がつかないのはあまり望ましくありません。
逆に本番では緊張でなかなかつまみも切れてしまうことがある、というのであれば「鍵盤少なめ」も選ばれるとは思うのですが。。
筆者個人的には「鍵盤少なめ」は選ばれなさそうな予感はします。選ばれても灼熱ですかね。。