【BPLS2 SDVX】Lリーグ第10試合APINA VRAMeS vs GAME PANIC振り返り

BPLS2

Lリーグ最終戦

こんにちは、いづです。

BPLは今回放送から収録タイミングが違うようで色々と刷新されていましたね。
手元カメラや先鋒戦でゲージ使用で星を獲得できなかった時の表示など全体的にわかりやすくなっていた印象です。

放送切り抜きより

こういった改善はアンケートの意見の反映なのでしょうかね。手元カメラはともかくこの画面の表示のアップデートは簡単にはできなそうな感じがしますが。。

さて今回はLリーグ最終試合、1位へと邁進するAPINA VRAMeS(以下アピナ)と4位脱出を目指すGAME PANIC(以下ゲーパニ)。主力選手同士の大将戦が楽しみな1戦です。

先鋒戦

先鋒戦はKAINARU選手の実力が未知数なのでKND*48TE選手の勝利を予想します。

KND*48TE選手(後攻)

Divine’s:Bugscript
ZEИITH
MeteorGlow Aftermath
Levier’n NābYss
mqlo

KAINARU選手(先攻)

Enigma II
超越してしまった彼女と其を生み落した理由(HVN)(以下「超越HVN」)
Sakura Mirage
マサカリブレイド
Game Over

結果:KND*48TE選手の勝利

KND*48TE選手の選曲はシンプルに難しい配置の詰め込まれた選曲。
選曲頻度の高い「Divine’s:Bugscript」や「mqlo」などを容赦なく詰めた印象。

KAINARU選手の選曲はこれまで登場なしの楽曲たち。ゲージ使用で満点近くがとれる譜面と鍵盤で差をつける譜面が明確に分かれていて面白いですね。

イントロから「ZEИITH」まで満点同点が続きます。「ZEИITH」の鍵盤をミスしないのはさすがですね。。
そして「超越HVN」でKAINARU選手が一歩リードしますが、KND*48TE選手のゲージ使用の「MeteorGlow Aftermath」で逆転、返しのゲージ使用「Sakura Mirage」が不発に終わりKND*48TE選手のリードが始まります。

しかしその後はゲージ使用選曲をお互い通すことでKAINARU選手が追い詰めていきます。
とうとう最後の1ターン前のKND*48TE選手のゲージ使用「mqlo」が不発に終わり逆転のチャンスが見えてきました。

最後のランダムアウトロは「Game Over」。タイトルがふさわしい。
ゲージ使用で判定が細かくなっているにもかかわらずここを満点で制したKND*48TE選手の勝利。

一応補足しておくと星の数で負けている側はゲージ増加率が高いです。
KAINARU選手はゲージ3使用の「Sakura Mirage」を不発に終えたため星の数に5個差がつきました。このためゲージがやや溜まりやすくなっており、「マサカリブレイド」でゲージ2を使用した後「Game Over」でゲージ3を使用できたのです。

KND*48TE選手は特に細かい鍵盤の精度が高かったですね。相手選曲「Sakura Mirage」は最強級の鍵盤配置でS-CRITICALでは鬼門になりそうな譜面なのですが食い切りました。
そして最後の相手の「Game Over」の満点、不利気味の後攻からの見事な勝ちでした。

KAINARU選手は「超越HVN」が完璧なこと、「マサカリブレイド」の片手トリルが全ピカなことなど良い部分も多々ありましたね。

最後の最後でランダムで選ばれるアウトロの「Game Over」が簡単めだったためほぼ完璧を求められる勝負になってしまったのが痛かったですね。これが「超越HVN」ならかなり難しいです。

今回の注目譜面は「超越HVN」ですね

SDVX譜面保管所様より引用

58小節から始まる縦連地帯が難しい譜面。最初も忘れるとミスしがちな嫌な配置ですね。
縦連配置がそもそもミスなく抜けられるかどうかという配置なのでゲージ使用はリスキーでしょう。ゲージ使用なしの選曲がメインになりそうです。

60小節の真ん中の縦連は非常に取りづらく、ここを満点で制したKAINARU選手は見事ですね。。

ちなみに「Sakura Mirage」の難しさは過去に記事に出しています。

続きが一向に書けていない

中堅戦テーマNOTES

選曲予想

アピナ:Decretum(EXH)
ゲーパニ:freaky freak(GRV)

実際の選曲

アピナ:響く静寂(MXM)
ゲーパニ:Afterimage d’automne(MXM)

結果

響く静寂 MAX6307
12583(6302:6281)ー12607(6305:6304)
Afterimage d’automne MAX7412
14770(7383:7387)ー14790(7396:7394)
(KND*48TE:PAPER.):(CH:CHI8.)

「響く静寂」は第9試合の「僕らの時間」に続くテヅカ氏の楽曲。
開幕の早めの3連縦連や道中の混合フレーズが難しい譜面。
開幕から少し落としてしまったPAPER.選手が苦しそうに見えました。
しかし実際はゲーパニの2選手がMAX-2と3を出していたのでその開幕の時点で負けてしまっていました。MAX-5という値は鍵盤1個ミスすると出てしまいます。

「Afterimage d’automne」はピアノ楽曲独特のふわふわとしたリズムで精度に関してはかなり取りづらい楽曲。地力勝負というよりは研究が大事でどこまで仕上げられるかといった形になります。
ここもゲーパニの2選手が圧倒しました。

ゲーパニのタッグがリードを取り返す展開に、万全の状態で大将戦へ。。

大将戦テーマONE-HAND

選曲予想

YU11選手:Midnight City Warfare (MXM)
CH選手:Wish upon Twin Stars(GRV)

実際の選曲

YU11選手:Touch My Body (MXM)
CH選手:神話に芽吹く(MXM)

結果

Touch My Body MAX5275
5266ー5263
神話に芽吹く MAX7432
7400ー7394
新曲:最果ての勇者にラブソングを MAX6040
5994−6015

「Touch My Body」はMUSECAから移植されたHARDSTYLEの名曲。
☣HARDSTYLE IS IIZO.☣

キックに合わせて直角と鍵盤のセットで降ってくる譜面で意外とつまみが不規則で切りやすいのも特徴。MAXマイナス一桁の争いでつまみのミスや鍵盤がCRITICALになるなどの差しかなかったですね。
6点差が縦連で一気に縮まったりとYU11選手が安定していたもののわからない展開でした。

「神話に芽吹く」はONE-HAND界の重鎮。ギリギリ片手できる配置が詰め込まれた一般プレーヤーにとっては苦しい譜面。

SDVX譜面保管所様より引用

最後CH選手が崩れてしまってYU11選手が逆転したのはこの配置。鍵盤トリルがだんだんつまみ側によっていく配置。トリルの始点が切り替わる配置があり、頭が混乱しますね。81小節とか押しづらさの極致ですね。

「最果ての勇者にラブソングを」はEFFECTERがMegacycleとONE-HANDといえば、といったところ。

「神話に芽吹く」が強すぎてあまり難しく見えませんでしたが、ところどころ苦い顔をしたくなる配置が多かったですね。終盤で突然直角連打が入るのがなかなか難しい。。

対戦は途中のトリルが全部CRITICALとなってしまったYU11選手が大量リードを許しそのままCH選手の勝利。

アピナは後一歩のところで攻めきれなかったか(中堅戦をとられて逆に守りきったとも言える)
逆にゲーパニはギリギリ守りきった印象。

展開予想


ONE-HANDの新曲ってかなり最悪なのですがここはCHI8.選手に続いてゲーパニ選手の初見力に期待してCH選手の勝利を予想します。

先鋒戦アピナ、中堅戦1勝ずつ、大将戦ゲーパニ2勝(5pt)、アピナ1勝(2pt)で引き分けを予想します。

半分くらい当たってましたね

お互いに噛み合わせない試合

互いが互いにリードを奪い合い勝利させなかったとみえる試合でしたね。

アピナ側としては先鋒戦をとり、中堅戦は敗れたものの大将戦は相手の選曲を食って相手の勝利の芽を潰しました。
ゲーパニ側は中堅戦からリードを奪い返し、最後の最後の新曲で相手の勝利を阻止しました。

アピナは運がちょっと悪くGiGOとの抽選で同点2位となってしまいました。これはGiGO戦の引き分け、pt同点、勝ち点同点というさまざまな奇跡によって「KONAMIによる抽選」という結末を迎えたからです。これが大きく響くとは考えづらいですが最終順位の微々たる差がどんな展開を引き起こすのか。。

ゲーパニは勝利できなかったのでLリーグ4位。1試合目から続く勝ちきれない噛み合わない展開がもどかしいですね。確かに実力はあるのに勝ちにつながらない。

しかし4位も逆転の芽が残っているのがインターリーグ、全てを発揮してほしいですね。

タイトルとURLをコピーしました