【BPLS4 IIDX】レギュラーステージ第6試合SILK HAT vs TAITO STATION Tradz振り返り

BPLS4

レベル11NOTES

こんにちは、いづです。

今回振り返る第6試合はSILK HATとTAITO STATION Tradz(以下Tradz)。
Final matchのテーマはNOTESでレベル11のNOTESになります。

NOTESという尖り少なめの無難さ、レベル帯からも密度はそこそこなことから「誰が出てもおかしくない」テーマになっています。
SILK HATとしては万能タイプで比較的11の経験多めなLICHT選手、Tradzとしても万能型絶対的エースKKM*選手を繰り出してきました。

第2試合のROUND1vsGiGOでもU*TAKA選手とLOOT選手の対決になりました。
「誰が出てもおかしくない」からこそ絶対的エースを出すのは一つのセオリーなのかもしれません。

1st match テーマTREND

選曲予想

VELVET選手:Tripping Jumping
KENTAN選手:L’amour et la liberté

実際の選曲

VELVET選手:PARANOIA survivor MAX
KENTAN選手:シンデレラ

PARANOIA survivor MAX MAX2184
2110(−74)- 2069(−115)
シンデレラ MAX2238
2227(−11)- 2224(−14)

VELVET選手選曲「PARANOIA survivor MAX」

「PARANOIA survivor MAX」は停止に近い減速が何度も入る譜面。EPOLISのアリーナモードでの復活曲のためTREND入り。SOF-LANの得意なVELVET選手らしい選曲。

オプションはどちらも正規。停止ポイントは覚えている配置がやりやすいですね。
開幕から大きく差がついてVELVET選手がリード。実はここが停止と並ぶ難しさのある箇所。
急にトリルから始まるので立ち上がり精度を整えるのが難しいですね。
そして度々入る停止、VELVET選手の精度が高く差を広げていきます。
30点差ほどになり、KENTAN選手もそこからは大きくミスは出ませんが取り返せずに終了。

VELVET選手が得意の選曲で勝ちきり。開幕から安定していました。

KENTAN選手選曲「シンデレラ」

「シンデレラ」はチャージノーツが絡む譜面。基本はKENTAN選手得意の精度勝負で短いチャージ絡みとトリルが特徴的。

オプションはVELVET選手が正規でKENTAN選手がMIRROR。
序盤はほぼ拮抗しますが途中VELVET選手がスクラッチでこぼしてKENTAN選手が5点リード。
この手の曲での5点は大きめ、途中これが全く動きません。
しかしラストのサビに向けて1点1点と詰めていくVELVET選手。いつの間にか1点差で逆転。
そこからは薄氷のリードを維持、その差が1点ずつ伸びていき3点差でフィニッシュ。

中盤からのVELVET選手が完璧でしたね。「0時超えて踊るシンデレラ」のあたりから1個も黄GREATを出していません。
KENTAN選手もそれくらいでないと勝てないほど十分なスコアを出していたのですが相手が強かった。。

2nd match テーマCHORD

選曲予想

SEIRYU選手:Tori-no-kimochi
KUREI選手:Musik LoverZ

実際の選曲

SEIRYU選手:DXY! →ALFARSHEAR 双神威に廻る夢
KUREI選手:e-motion 2003 -romantic extra- → Narcissus At Oasis

ALFARSHEAR 双神威に廻る夢 MAX2098
2074(−24)- 2081(−17)
Narcissus At Oasis MAX1676
1670(−6)- 1638(−38)

ストラテジー選曲「ALFARSHEAR 双神威に廻る夢」

「DXY!」はS-RANDOM推奨の縦連混じり物量譜面。足場の悪い譜面をどこまで取れるかを競います。
しかしストラテジー。Tradzとしてはアピナ戦のような先行勝ちきりは流石に懲り懲りといったところでしょう。

「ALFARSHEAR 双神威に廻る夢」は心臓勝負といっていい難所の少ない譜面。MAXにいかに近づけるか。
これは180度違う譜面になりましたね。

オプションは両者RANDOM。正規よりはあたり譜面を見つけに行った方がいいです。
開幕隣接トリルでKUREI選手が黄ばみSEIRYU選手が5点リード。
この曲にとっては致命的といってもおかしくないです。
しかし途中SEIRYU選手も少しこぼして2点差。わからない展開になってきました。
そこからは拮抗、同点になります。しかしスクラッチと絡む箇所でKUREI選手がほぼ完璧。6点差にリードを広げます。前述の通り致命的。
終盤67トリルも上手く捌き、KUREI選手が勝ち切っていきました。

KUREI選手が後半からギアを上げて安定していましたね。
先行勝ちきりを防ぐストラテジー大成功の結果になりました。

ストラテジー選曲「Narcissus At Oasis」

「e-motion 2003 -romantic extra-」は繰り返し配置が特徴的。特別な難所はないのでMAX狙い勝負といえそう。KUREI選手の得意分野ですね。
しかしストラテジー。勝ち切りたいSILK HATとしても使いたかったところ。
「Narcissus At Oasis」へ。

「Narcissus At Oasis」は軸押しとトリルが特徴的。
ノーツ数が少ないのでそこの出来は大きく結果に影響しそう。

オプションはSEIRYU選手はR-RANDOM、KUREI選手はRANDOM。R-RANDOMだとトリルが隣接する可能性がグッと減ります。
序盤は拮抗。しかし軸押しとトリル、SEIRYU選手がトリルを正確に押し切って10数点のリード。KUREI選手に降った57トリルは押し方的には厳しかった模様。
この配置が後2回は来るこの曲、それしかないので追いつくのはかなり厳しいか。
さらにSEIRYU選手が安定。追い付かせる様子もなく綺麗に押し切って差を広げます。そのまま勝利。

SEIRYU選手が圧倒しました。プレーとオプション選びとうまくいきましたね。
MAX-6はなかなか出ない気がします。しかも自己ベストを更新しました。

Final match テーマTREND

選曲予想

LICHT選手:Übertreffen
KKM*選手:Banger Banger Banger Banger

実際の選曲

LICHT選手:雫
KKM*選手:New Decade IIDX Edition

雫 MAX2722
2692(−30)- 2714(−8)
New Decade IIDX Edition MAX3078
3049(−29)- 3065(−13)

LICHT選手選曲「雫」

「雫」は速度変化1回あり、微ズレありの独特な譜面。心臓勝負気味。
アピナvsレジャーランド戦でUCCHIE選手が選曲していましたね。

オプションはLICHT選手が正規でKKM*選手がRANDOM。これは好みだと思います。
KKM*選手がリードで進行。同時押しもたまにズレているという気にすると黄ばみそうな配置。KKM*選手全く黄ばみません。
点差はほぼLICHT選手が黄ばんだ分だけ広がっていく恐ろしい展開。
密度が濃くなっても変わらず差だけが広がっていきKKM*選手が勝ち切りました。

KKM*選手がMAX-8で勝ち切っていきました。投げたLICHT選手もさすがにここまで自己ベスト付近を出されるとは思っていないでしょう。。

KKM*選手選曲「New Decade IIDX Edition」

「New Decade IIDX Edition」は高速鍵盤で展開される様々な配置が特徴的。
S3でRIOO選手が投げていた曲ですね。リスペクトかもしれません。

オプションは両者正規。RANDOMをするとやりにくい配置があります。
ずっと迫り来る鍵盤。高速連打トリル突然のスクラッチと難しいですが両者丁寧に捌いていきます。
LICHT選手もかなりくらいついていてそこまで引き離されていません。
しかしそれでも追いつく気配を感じさせないのがKKM*選手。
そのまま曲が終了しました。

LICHT選手自己ベストを更新しました。素晴らしいスコアでしたが相手が強すぎましたね。。
S3で勝っていたTATSU選手のスコアが3035。これがいかに高次元かが分かりますね。。

展開予想の答え合わせ

SILK HATTradz
2→41st
TREND
8〜10
2→0
6→32nd
PEAK
10
0→3
0Final
NOTES
11
8

VELVET選手が仕上がっていましたね。

破壊へ辿り着く

SILK HATとしては苦しい2敗目。いいプレーが続いているのにLICHT選手が強敵と当てられて思うように勝ちを取れないこと、VELVET選手の2タテが勝利につながらないのが歯痒いところ。

ストラテジーを使う作戦は良かったですが相手も追い詰められていたので仕方ないですね。もしアピナ戦でTradzが負けていなかったらストラテジーがなかったかもしれない。。
現状ストラテジーも使ってしまっているので手痛いですがなんとか復調したいですね。

Tradzは1試合目でできなかったKKM*選手へのバトンをなんとか成功。成功させてしまえばこっちのもの。
KUREI選手の精度勝負の強さが頼もしい結果でした。KENTAN選手も勝てなかったですが十分なスコアは出ていたように見えます。

そしてKKM*選手。まあ負けの確定していた1試合目でもとんでもない強さで制していったのでこの試合でも気負うことなく抜群のプレーを見せました。今後もバトンをいかにつなぐかのゲームになっていくのか否か。

激戦の末Tradzが破壊にたどり着く

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