【BPLS4 IIDX】レギュラーステージ第9試合SILK HAT vs レジャーランド振り返り

BPLS4

竜の争い

こんにちは、いづです。

今回振り返る第9試合はSILK HATとレジャーランド。SEIRYU選手とDINASO選手はBPL2021、S3と2回戦っていますが2021ではDINASO選手、S3ではSEIRYU選手とどちらも譲りません。

その2回はどちらも勝っている時ストラテジーカードを使っている、という状況下だったりするのである種ターニングポイントだったりしますね。
レジャーランド側は使えませんが果たして今回はどうなるか。

1st match テーマSCRATCH

選曲予想

VELVET選手:Close my Eyes for Me
DON*選手:Really Love

実際の選曲

VELVET選手:灼熱Beach Side Bunny (Masayoshi Iimori Remix)
DON*選手:Feedback

灼熱Beach Side Bunny (Masayoshi Iimori Remix) MAX1866
1833(−33)- 1842(−24)
Feedback MAX2020
1968(−52)- 1985(−35)

VELVET選手選曲「灼熱Beach Side Bunny (Masayoshi Iimori Remix)」

「灼熱Beach Side Bunny (Masayoshi Iimori Remix)」はレベル10にしては難しい長い連続スクラッチが特徴的。S2でもVELVET選手が投げている楽曲で得意楽曲。

オプションは両者R-RANDOM。トリルの配置があり正規やMIRRORがよくありますね。大きくは配置が崩れないR-RANDOMも選択肢になるということでしょうか。
序盤からDON*選手がリードします。最初は数点差ですが曲が進むにつれて点差が大きくなっていきます。DON*選手が揺るぎない精度ですね。
VELVET選手も黄GREATが多いではないですが点差は無常にも広がります。
終盤は15点差くらいから10点差まで減りますがそのままDON*選手が勝ちきり。

DON*選手が素晴らしいプレーで勝ち切りました。自己ベスト-2はなかなか出せないですね。
VELVET選手もかなりいいプレー。S2で投げた時よりも6点上がっているのですがこれは相手が強かったか。

DON*選手選曲「Feedback」

「Feedback」はズレた鍵盤と独特なリズムに合わせたスクラッチが特徴的。こと精度を取るという点ではかなり難しい楽曲ですね。

オプションは両者RANDOM。
開幕から連続スクラッチと鍵盤。ここで早くもDON*選手が10点のリードを築きます。
そこからは不規則な鍵盤。お互い慎重に光らせていて差は大きくは広がりません。
しかし追いつける兆しが見えないですね。VELVET選手も精度は高かったですがDON*選手がそのまま勝ちきり。

DON*選手が自選曲を軽やかに決めました。点差としては17点ほどで開幕の分くらいのリードを守り切る形。VELVET選手も迫ってはいたのですが追いつかず。

2nd match テーマTREND

選曲予想

LICHT選手:Shapeshifter
G*選手:Pink Rose

実際の選曲

LICHT選手:電子になりたい
G*選手:Tripping Jumping

電子になりたい MAX2034
2020(−14)- 2000(−34)
Tripping Jumping MAX2332
2260(−72)- 2278(−54)

LICHT選手選曲「電子になりたい」

「電子になりたい」はさまざまなパターンの配置が含まれる曲。
特筆して難しいわけではないですが少しは覚えていないと厳しそうですね。

オプションは両者R-RANDOM。階段チックな配置があるのであまり崩したくないところ。
序盤はほぼ拮抗。しかし少しずつ複雑になっていくのがこの曲。LICHT選手が1桁ながら点差をつけていきます。中盤バックスピンスクラッチの箇所で10点にしそこからは差を伸ばしていきます。
LICHT選手が最後まで安定していました。そのまま勝ちきり。

LICHT選手が曲中ほとんどぶれないプレーで勝ち切りました。3回目の登場でやっと勝利が掴めてかなり嬉しそうですね。これまでもずっといいプレーでしたが相手に届かなかったので。。

G*選手選曲「Tripping Jumping」

「Tripping Jumping」はレベル10TRENDのスクラッチ曲。全体通しての長いスクラッチ、最初と最後に挟まる独特なリズムが特徴的。

余談なのですが筆者は前日に秋葉原でチームレジャーランドの合同練習を見ていました。
G*選手ずっとこの曲練習していたんですね。どちらかといえばLICHT選手に投げられた時用の対策なのかなと思っていたのでまさか自選だとは思ってなかった
そして本番前もやっていて完全にやりすぎでした。

オプションはLICHT選手がR-RANDOM、G*選手が正規。途中ちょっとチャージが入るのでRANDOMはあまりしたくないですかね。
序盤はLICHT選手がリード。最初の声ネタに合わせたスクラッチが難しいのですがうまく拾いました。
しかしスクラッチの精度でそのリードも心許なくなっていきます。
ついに入るサビでは0点に。そして連続スクラッチでG*選手がリード。
最後は完全に勢いに乗って大きく広げて勝利。

G*選手が中盤から整ってきてきっちりと決めましたね。直前に練習を見ていたので「決まって良かったね」という感情が大きいですね。保護者っぽい感情。

Final match テーマSOF-LAN

選曲予想

SEIRYU選手:four pieces of heaven
DINASO選手:Theory

実際の選曲

SEIRYU選手:SABER WING
DINASO選手:D

SABER WING MAX2876
2833(−43)- 2819(−57)
D MAX2626
2571(−55)- 2589(−37)

SEIRYU選手選曲「SABER WING」

「SABER WING」は停止に見える減速(擬似停止)と速度変化が特徴的。
鍵盤もかなり量がありSEIRYU選手向きの楽曲ではありそう。

オプションはSEIRYU選手が正規でDINASO選手がMIRROR。階段が取りやすいので一般的にも固定オプションが多めですかね。
序盤ほとんど差がありませんが1回目の擬似停止でSEIRYU選手が一歩前に出ます。
そこからはその差のままですが問題の速度変化。
BPM222から一瞬だけ444になりその後74まで減速。しばらくして最後また222に戻ります。
皿+スタートボタンで調整しようとするとこの444のあとの減速まで待たないといけないのが厄介です。
スタートボタンと鍵盤で速度変化する方法でSEIRYU選手はBPM222と同じように、DINASO選手は少し遅めに合わせましたね。
ここでやや崩れたSEIRYU選手、作ったリードが少しずつ削れ再加速時には1点差に。
この1点差が最後の方まで続きます。わずかな点差すぎてどちらでもあり得ましたね。
最後の最後の鍵盤ラッシュでDINASO選手が少し崩れ10数点差に。SEIRYU選手の勝利。

SEIRYU選手自選を通しましたがだいぶ危なかった。。最後の1点差は危うすぎて覚悟しましたが勝利に辿り着きました、安定からは程遠いテーマ、これがSOF-LAN。。
自己ベストは今作の全国トップでしたね。激しいやり込みよう。

DINASO選手選曲「D」

「D」は独特な速度変化と軸連打が特徴的。DINASO選手の「D」はなんかいいですね。

オプションは両者正規。正規が押しやすめです。
両者拮抗しますが最初の加速でのギアチェンジ後にDINASO選手が先行(ここEXITさんがD選手って言ってて面白かったですね)
120から徐々に上がるので早くなりすぎないようにしています。ここがかなり難しい箇所でしたがDINASO選手安定させていきました。
ブレイクで点差を見て少し苦い顔のSEIRYU選手。
そこからは縮まりそうで縮まらない。DINASO選手の安定したプレーが続きます。
次の速度変化も難なく乗り切り最終局面。連打とスクラッチの絡む配置ですがここもDINASO選手が抜群。点差をより広げて勝利しました。

DINASO選手が一瞬たりとも崩れないプレーを魅せてくれました。さすがDINASOの「D」。。

展開予想の答え合わせ

SILK HATレジャーランド
2→01st
SCRATCH
8〜10
2→4
32nd
TREND
10
3
4Final
SOF-LAN
11
4

中速の神が立ちはだかった

レジャーランド止まらない

レジャーランドが勢いを強める2勝目。
DON*選手が流れを作りバトンを繋いでいった理想的な展開でした。
今後もオーダーが組みやすそうな強さですね。。

次の試合は同じく破竹の勢いのGAME PANIC。レギュラーステージの頂上決戦になりそうで楽しみです。

SILK HATとしては悔しい負け。自選は良いプレーができていましたが他選はなかなか苦しかったところ。そして恐れていた3チームが上位に固まる状況ができてしまいました。

次のROUND1戦はセミファイナルに進むには最後のチャンスになりそうです(もし負けるとROUND1が2勝になり4チームがかなり決まる)。次こそは勝利を掴めるか。

勝利に導く中速の神

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