【BPLS3 IIDX】レギュラーステージ第1試合GiGO vs APINA VRAMeS振り返り

BPLS3

新テーマTRENDはいかに

こんにちは、いづです。

さて始まりましたBPLS3。
毎週水曜日の訪れを楽しみになるような、恐る恐る待つような日々がまたやってくるのです。
と言ってもDDRから引き続きのためあまりクールタイムはなかったですね。

第1試合はGiGOとAPINA VRAMeS(以下アピナ)の対決。
初登場CHP*1E選手と新テーマTREND、名前も新たにしたNUCHIO選手とアピナのエースUCCHIE選手の対戦と見どころの多い試合。

先鋒戦テーマSCRATCH

選曲予想

CYBERX選手:Buffalo
CHP*1E選手:Really Love

実際の選曲

CYBERX選手:250bpm
CHP*1E選手:俺ら東京さ行ぐだ

250bpm MAX1452
1429−1407
俺ら東京さ行ぐだ MAX2014
1968−1984

「250bpm」は名の通りBPM250で降ってくるスクラッチと鍵盤。終盤は鍵盤にスクラッチが絡む配置になってきます。
CYBERX選手得意のS-RANでやりやすい譜面なので自慢の武器を投げてきた印象。
対するCHP*1E選手はMIRROR。
楽曲のキックに合わせた鍵盤がよく同じ場所に降ってくるのですが、MIRRORだと必ず1番右端(7番と呼ばれる)位置に降ってきます。スクラッチと離れた位置にあるので押しやすいですね。

ここはS-RANの対応力で見事光らせていくCYBERX選手。CHP*1E選手もスクラッチは完全に光っていますが鍵盤でやや黄ばんでいきます。最後までリードを守り切ってCYBERX選手の勝利。
さすがS-RANで魅せてくれますね。もはや自己紹介のようです。

「俺ら東京さ行ぐだ」は今季から課題曲となったIIDX EDITION(有名曲リミックス)。
長めかつ12分のスクラッチも特徴的ですが最後の減速も特徴的。

CHP*1E選手は引き続きMIRROR。綺麗な譜面です。
またしてもCYBERX選手はS-RAN。
S-RANは鍵盤の位置がすべてランダムになるオプション。同じ場所に降ってくる鍵盤をバラバラに配置する可能性を上げます。「250bpm」はその点で適していました。
ただ逆に「元々バラバラだった鍵盤が同じ場所に降ってくる」可能性も上げます。
「俺ら東京さ行ぐだ」はその点で縦連打が多くなるリスクを持っていました。
しかし解説のEXITさんは「彼ともなるとこれくらいのBPMなら縦連打でも問題ない」とのこと。

実際序盤は縦連打をもろともせず捌き、CHP*1E選手を引き離していくCYBERX選手。
しかし中盤のスクラッチ地帯でCHP*1E選手が抜群の精度を見せます。ほとんど黄ばまずリードをグッと縮めました。そしてラスサビの縦連打を含む配置にCYBERX選手が黄ばんでいくとCHP*1E選手が見事追い抜きました。しかし簡単には追い抜かれまいとシーソーゲームが始まります。

この曲の特徴の最後の減速、通常BPM150から最低BPM110になるまで10ずつ減速していくという厄介仕様なのですがそこを完璧に光らせたCHP*1E選手が僅差から大きく引き離します。CHP*1E選手の勝利。

初陣から見事勝ち切りました。最後の低速はかなり緊張する局面ですが冷静に対処できるのは今後も期待できますね。

中堅戦テーマTREND

選曲予想(元のテーマ)

CORIVE選手:神っぽいな(NOTES)
KENTAN選手:GET UP AGAIN(NOTES)

実際の選曲

CORIVE選手:罪過の聖堂(SOF-LAN)
KENTAN選手:NΦ CRIME(NOTES)

罪過の聖堂 MAX2160
2068−2007
NΦ CRIME MAX2422
2404−2405

「貴重なSOF-LAN枠が減る」と言って予想しなかった「罪過の聖堂」が選曲されました。
beatmania IIDX最新作RESIDENTにおいて最も尖ったレベル10。
CORIVER選手の伝家の宝刀が惜しげもなく初戦から登場。

筆者はできないのですがしつこい速度変化があるので光らせるために都度、譜面スピードを変える必要があります。
スタートボタンと鍵盤、またはスクラッチで対応します。
CORIVE選手が皿チョン(スタートボタンとスクラッチ)を短時間に何度も行うことで速度変化に対応しているように見えますね。。。いやそれしかわからないだけなのですが。。ここは本人からの解説動画を待つのみです。

KENTAN選手も十分対策を練ったであろうコンボを切らない速度変化で対応していますが差がぐんぐんと開いていきます。危なげなくCORIVE選手の勝利。

これぞ伝家の宝刀。まさに誰も太刀打ちできないでしょう。

「NΦ CRIME」はTRENDレベル10唯一の「LEGGENDARIA」譜面。つまり新しい譜面なだけでRESIDENTで登場した曲ではありません。登場はEMPRESSです。

罪過の後に来ると「NΦ CRIME」違う意味に聞こえますね

譜面はというと同じようなリズムがちょっとずつ変わる鍵盤で降ってくる印象の譜面。
乱打系ではなかったのですがこういう精度勝負という点ではKENTAN選手らしいです。
CORIVE選手はMIRROR、KENTAN選手はRANDOM。MIRRORの選択理由は振り返り配信で語られています。

一桁差を繰り返し抜きつ抜かれつ。大きく引き離されることはなくどちらかが黄ばむとゲージがひっくり返る。それくらいの緊張感で進んでいきます。最後にKENTAN選手が4点ほどリードしそこから縮んでいきますが1点差で終了。KENTAN選手の勝利。

極限の精度勝負を見事勝ちとったのが素晴らしい。。
しかも大きなミスはなくギリギリの勝負で競り勝ったというのは明らかに勢いをつけたでしょう。
CHP*1E選手の作った勢いを保ち続けて大将戦へのバトンをつなぎました。

大将戦テーマCHORD

選曲予想

NUCHIO選手:Beyond The Seven
UCCHIE選手:Para siempre

実際の選曲

NUCHIO選手:Beyond The Seven
UCCHIE選手:明鏡止水

Beyond The Seven MAX2750
2720−2736
明鏡止水 MAX2886
2792−2818

トップクラスに読めなかったはずなのに何故か当たってしまった「Beyond The Seven」
曲にあった同時押しと細かい音にあった短めのじゃらっとした階段が特徴的な譜面。
NUCHIO選手はR-RANDOMという本来の配置から右か左にずらしただけの配置。そのため階段が位置がずれてそのまま残りやすいです。人によってはやりやすいでしょう。
対するUCCHIE選手はRANDOM。これは当たり外れがありますね。しかし外れではなさそうです。

序盤数点のリードを取るUCCHIE選手。負けじとNUCHIO選手も迫りますが逆転に至りません。
そこからじわじわと離れていき終盤で一気に差が開き10数点の差になりました。そのまま終了しUCCHIE選手の勝利。

差が開いた局面も同時押しでNUCHIO選手の鍵盤が数個黄ばんだだけ
どちらもフルコンボ、ミスはないのですがUCCHIE選手が精度で上回りました。

続いてBPLでお馴染み「明鏡止水」。UCCHIE選手のイメージはあまりない楽曲だったので個人的には意外でしたね。
完全に同時押しではなく微妙にずれていて曲に合わせて細かい鍵盤も混じる。そういう譜面です。
両選手ともRANDOM。見た感じ押しにくそうな譜面でしたがそれは両者変わらず。

UCCHIE選手が一歩リードしたかと思えばNUCHIO選手がぐんぐんと差を詰め一時同点、その後拮抗していきます。
しかしUCCHIE選手が最後まで崩れず引き離し勝利。

ここは他選ながらNUCHIO選手だいぶ食らいついていたのですが敵わず。
UCCHIE選手がまたしても高精度を見せました。

展開予想の答え合わせ

よって先鋒戦1勝ずつ、中堅戦GiGOの2勝、大将戦アピナの2勝でアピナの勝利を予想します。

KENTAN選手がCORIVE選手からも1本取りアピナの勝利!

リードを渡さないことの重要性が見えた試合

今回UCCHIE選手が大将戦で2勝したので得点上は先鋒中堅どちらかだけでも勝利はできました。

しかし中堅戦の1点差ギリギリの勝利が先鋒戦なしにできたかというとそれは言い切れないと思っています。
もし先鋒戦で負けていたら「NΦ CRIME」は勝利への最後のチャンス。
負けてはならない局面での精度勝負はまた違う緊張感があります。
CHP*1E選手の勝利はアピナの勝利へ結びついているのです。

GiGOはもし中堅戦を2勝していれば大将戦でのプレッシャーは1勝取れば良いになっていくのでまた違った戦いになるでしょう。

今回はアピナがコストをうまく消費しつつ勝ち切った印象。いいスタートダッシュを切ったのではないでしょうか。ストラテジーカードも温存したので次GiGOと戦う時に使うことができます。

GiGOにとってはややコスト消費としては痛いでしょうか。ただ柔軟な配置もできるチームなので大きな問題ではないと思います。

ちなみにここで「罪過の聖堂」を切るとファイナル含めシーズン中は使うことができないルールになっているのですが、CORIVE選手としてはたとえレベル10SOF-LANの選択肢が狭まろうと問題はないのかもしれません。他の武器も充実しているとも見えます。
それに今後レベル10SOF-LANのテーマの試合がない可能性もあります。

この試合の結果がどう響くのか、シーズン終盤になるとよくわかります。楽しみですね。

振り返り配信リンク

GiGO振り返り(7月17日公開)

APINA VRAMeS振り返り(未定)

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