見慣れない大将
こんにちは、いづです。
来週のオーダーも含めて今季BPLは大将戦になかなか見慣れない選手が出ますね。
コスト制約上そうなりやすいのだと思いますが新鮮ですね。
大体の選手はレベル11〜12の披露は初なのでそれも楽しめます。
さてセカンドステージ第2試合は大将にKENTAN選手を据えたAPINA VRAMeS(以下アピナ)とTAITO STATION Tradz(以下Tradz)。
先鋒戦テーマCHORD
選曲予想
RAITO.選手:Sorrows
WELLOW選手:GRID KNIGHT
実際の選曲
RAITO.選手:Damage Per Second
WELLOW選手:Mind Mapping(LEGGENDARIA)
Damage Per Second MAX2306
2283−2289
Mind Mapping(LEGGENDARIA) MAX2270
2231−2255
「Damage Per Second」はこれといった強い癖はないシンプルな譜面。心臓勝負を仕掛けた印象。Tradzのテーマソングを手がけるMaozonさんの楽曲なのでそれにちなんで投げたとのこと。
オプションはRAITO.選手が正規、WELLOW選手はMIRROR、序盤1点ほどWELLOW選手がリード。それを追う形。ややRAITO.選手が途中で崩れ差は8点ほどに。
その差が一向に縮まらず。WELLOW選手の勝利。
かなりギリギリの勝負でした。RAITO.選手は肉薄しましたが届かず。
途中の崩れが響きましたね。
WELLOW選手が心臓勝負を勝ち切りました。
「Mind Mapping」はテーマCHORDのなかに2種類あり、今回はLEGGENDARIA。
中盤のスクラッチとの絡みが難しい譜面。
WELLOW選手がBPLZEROで投げている曲。
オプションはRAITO.選手は正規、WELLOW選手はS-RANDOM。中盤のスクラッチとの絡みがどうしても綺麗ではなく、S-RANDOMも選択肢の一つになります。
序盤はややWELLOW選手がリード。スクラッチ地帯がひと段落すると10点ほどの差になります。WELLOW選手のS-RANDOMはコンボを繋ぐには難しい譜面。
ですが上手く選びながら高精度を保ちます。
終盤もそれを保ち差をじわじわ広げWELLOW選手の勝利。
自選を安定感をもって勝利。BPLでは久しぶりのレベル帯でしたが勝ち切りました。
アピナのリードでスタート。
中堅戦テーマSCRATCH
選曲予想
RIOO選手:CODE:φ
CHP*1E選手:CHECKING YOU OUT
実際の選曲
RIOO選手:Overload Frontier
CHP*1E選手:Digitank System
Overload Frontier MAX2672
2634−2586
Digitank System MAX2192
2161−2164
「Overload Frontier」はスクラッチと鍵盤が横に広く絡む譜面。
ほとんどの地帯が鍵盤としつこく絡むため同時に上手く取る力が求められる譜面です。
序盤から20点以上の差をつけていくRIOO選手。抜群の安定感。
ほとんど黄ばまずに光らせて差を確実に広げていきます。
RIOO選手はブレイク(連打)に入るまで6個しかGREATが出ていませんね。
その後も縦連しながらの配置などでさらにリード。
今季のどの試合よりも仕上がっている様子。そのまま勝ちきり。
仕上がった武器曲で大きく差をつけた気持ちのよい勝利。
大将戦へのバトンを繋ぎました。
「Digitank System」はスクラッチの割合が極めて高い譜面。S2ではCORIVE選手が投げて圧倒していましたね。CHP*1E選手の有名な武器曲だそうです。
オプションはRIOO選手がS-RANDOM。CHP*1E選手がMIRROR。S-RANDOMはCORIVE選手も使っていたオプションです。
固定系は安定はしますがなれていないと難しく異質な印象があります。
ほとんど差がなく序盤は推移。6点ほどCHP*1E選手がリード、その差を守り続けます。
途中10数点まで広げますが、固定オプション最大の難所であるスクラッチと片手折り返し階段で一気に4点まで縮まります。
最後は鍵盤勝負、そこで守り切りCHP*1E選手の勝利。
CHP*1E選手が前回のリベンジを果たしましたね。
しかもこのスコアS2のCORIVE選手(2154)を上回るハイクオリティ。
RIOO選手も上回っているのでこの試合がいかにレベルが高いかを物語っています。。
大将戦テーマCHARGE
選曲予想
KKM*選手:Carmina
KENTAN選手:Umbral
実際の選曲
KKM*選手:Everlasting Message
KENTAN選手:Steel Edge
Everlasting Message MAX3940
3828−3399
Steel Edge MAX3208
3186−3110
「Everlasting Message」はチャージ絡みがありつつ鍵盤がトップクラスに難しい譜面。高難易度曲で圧倒しにきました。
今まで見ていた譜面とは桁違いの密度で降ってくる譜面を難なく捌き、
序盤からリードを稼ぐKKM*選手。そのリードが加速度的に増えていく、止まらない。
そんな不思議を見せていきます。圧巻の勝利。
なんとなくはわかっていた展開でありながら、
ここからが俺のターンだと言わんばかりのプレーを魅せてくるKKM*選手。
しかしまだ勝負は終わりません。
「Steel Edge」はチャージしながらのトリルや2本チャージなど意外と予習が必要な譜面。レベル12でいうと入門曲とされている譜面です。
KENTAN選手のフィールドである精度勝負にレベル12で持ち込むにはちょうどいい譜面とも言えます。
序盤は数点差で収まっていましたが、特定の配置(バックスピンスクラッチが始まる前の配置)でKENTAN選手が崩れがちになってしまいます。
癖がついてしまっているようにも見えますね。
曲中高頻度でくるためそこで引き離されていきます。
最終的にはKKM*選手が勝利。
KKM*選手がスコアグラフを天井に食い込ませんばかりに叩き出したMAX-22。。
自己ベストもー8でとんでもなかったですね。。
ちなみにKKM*選手どちらの曲もハードゲージでプレーしてますね。
リザルト画面が赤い背景になっています。
その理由はTradzラジオで明かされてますね。。
後半戦の勢いを予感させるTradzの勝利。
展開予想の答え合わせ
よって先鋒戦1勝ずつ中堅戦大将戦Tradzの2勝でTradzの勝利を予想します。
ストラテジーカードは両者あり、
先鋒戦を2タテできた場合アピナ側が中堅で使うかもしれません。
(アピナは大将戦に使うことができません)
Tradz側は中堅戦には使えないのでないと思います。
先鋒中堅ストラテジーカードとほとんどハズレ。
反撃のはじまり
誰もが予感していた「Tradzの後半戦でのブースト」を体現した展開でしたね。
圧倒的なプレーを見せつけるKKM*選手。それに高い自選勝率を誇り繋げられるRIOO選手と1勝は硬い8S.選手と鬼に金棒状態。
これが後2試合続くことはほぼ確定。
RAITO.選手も通せるようになれば本当に手をつけられません。
アピナとしてはここは仕方がない試合。
UCCHIE選手WELLOW選手のコストを温存したので残り2試合は存分に振るえます。
しかもここでKENTAN選手の出場ノルマを達成しコストも残りわずか。
あとは先鋒CHP*1E選手中堅UCCHIE選手大将WELLOW選手という強力な布陣もありえます。Bリーグ1位は依然アピナの目の前に。
Tradzの反撃の始まりでしたね。暴れ回ってくれるでしょう。
これを止めるチームは現れるのか、期待です。