【BPLS3 IIDX】クォーターファイナル第1試合SUPERNOVA Tohoku vs GAME PANIC振り返り

BPLS3

一人輝いていた

こんにちは、いづです。

クォーターファイナル第1試合、SUPERNOVA Tohoku(以下スパノバ)とGAME PANIC(以下ゲーパニ)の試合。
この組み合わせはBPLS2でもあり、スパノバが勝利しました。
しかしその勝ちはPEACE選手以外をストラテジーカード込みで封じ込めた勝利。
PEACE選手は圧倒的なパワーで4タテを達成しました。

PEACE選手の未だ止まぬ連勝。絶好調のゲーパニ。
チームで作戦を通して勝ちをとってきたスパノバ。
どうなるか。。

出場選手の配置について答え合わせ

ここから筆者の予想はこちら

スパノバ対戦名(レベル)
テーマ
ゲーパニ
TAKWAN先鋒戦(8~10)
CHARGE
FRIP
TATSU次鋒戦(8~10)
TREND
PEACE
NIKE.中堅戦(11)
PEAK
MIKAMO
TATSU副将戦(11)
NOTES
PEACE
46大将戦(12)
CHORD
TAKA.S

正解。

先鋒戦テーマCHARGE

選曲予想

TAKWAN選手:Miami Sunset Drive
FRIP選手:新宝島

実際の選曲

TAKWAN選手:真夏の花・真夏の夢
FRIP選手:soldier’s waltz

真夏の花・真夏の夢 MAX1498
1478−1467
soldier’s waltz MAX2528
2480−2482

「真夏の花・真夏の夢」といえば微妙なズレハネと頻繁なチャージが印象的な曲。

オプションは両者同じ。
序盤は全く差が出ず、中盤までも数点差とジリジリした展開が続きます。
曲調もゆったりとしていて緊迫感があります。
しかし終盤、TAKWAN選手が完全な集中状態。黄GREATが全く出ません。
そこで差をこの曲では大きな差に広げ、そのまま勝利。

TAKWAN選手やはり自選の頼もしさがあります。
後本番での集中力が素晴らしい。自己ベストからのマイナスが本当に少ないですね。

「soldier’s waltz」は鍵盤もチャージもそれなりに密度のある曲。
このテーマの中では差のつく曲でしょう。ワルツはまさかのFRIP選手から。

オプションはTAKWAN選手がRANDOM、FRIP選手が正規。
RANDOMはやや賭け。鍵盤面ではランダムにしたいですがチャージは外れると悲惨です。

序盤はややFRIP選手がリード。リードが広がったり縮まったりが続きますが、
見た目は鍵盤でFRIP選手が引き離し、チャージで縮まる印象。
ただ覆ることはなく進んでいきます。
しかし最終盤1点差まで詰め寄るTAKWAN選手。
ただ最後のアウトロは守り切りFRIP選手の勝利。

僅差ながら1勝を獲得しました。ここの1点は実は貴重になってきます。
強敵と当てられて苦しい展開が続くFRIP選手でしたが久しぶりの気持ちよい勝利。

次鋒戦テーマTREND

選曲予想

TATSU選手:神っぽいな
PEACE選手:真夜中のバベル

実際の選曲

TATSU選手:LADS
PEACE選手:真夜中のバベル

LADS MAX2310
2287−2293
真夜中のバベル MAX1754
1727−1738

「LADS」はS3ですでに出ている心臓勝負気味の譜面。
繰り返しと覚えていないとズレるリズムもありますね。

オプションはTATSU選手は正規、PEACE選手がMIRROR。
両者十分な理解度で序盤は点差がなし。
TATSU選手がわずかなリードしますがそれも0点へと戻ります。
最後のサビまで0点で推移した時は同点終了も頭によぎりましたが、
本当に一瞬黄グレがでたTATSU選手。6点差で終了。PEACE選手の勝利。

やはり固定でやれる曲はPEACE選手が強い。。
自選勝率100パーセントを守ってきたTATSU選手の自選を見事破り、全勝を守りました
余談ですがG*選手がPEACE選手のスコアを上回っており、
かなり厳つい精度だったことがわかります。

予想的中「真夜中のバベル」はズレはねの極致。筆者が一番見たかったもの。

オプションはTATSU選手はMIRROR。PEACE選手はR-RANDOM。
崩れやすいRANDOMよりは配置が固まっていた方がやりやすい印象があります。

序盤は3点ほどPEACE選手がリード。チャージが絡むサビの地帯ではじわじわと広げていきます。
ここの難しいところはチャージの終点にある鍵盤が切り替わりと同時でないところでしょうか。

この8点のリードはあまり動かないまま終盤まで。
普通のプレーヤーは黄ばみが止まらないこの譜面ですが両選手とも上手い。
よって差が出ません。そのままPEACE選手の勝利。

最高でしたね。。MAX-16で終えられる選手そういないと思います。
そしてこの曲の打鍵音がプレーバック(メンバーシップ特典)にあるのですが、
本当に幸せになれるのでおすすめです。

メンバーシップないと見れないのでぜひ入りましょう。

無敗記録を守り中堅戦へ。

中堅戦テーマPEAK

選曲予想

NIKE.選手:kors k’s How to make OTOGE CORE
MIKAMO選手:Around the Future

実際の選曲

NIKE.選手:m1dy Deluxe
MIKAMO選手:Cyber True Color

m1dy Deluxe MAX2684
2568−2558
Cyber True Color MAX2414
2371−2380

「m1dy Deluxe」は突発的な配置や軸押しが特徴的な譜面。

オプションはNIKE.選手が正規、MIKAMO選手がR-RANDOM。
とかく突発的なトリル配置は崩れすぎると困るのでこれが良さそうです。

開幕の内側トリルで10点ほど引き離すNIKE.選手。
軸押し配置もR-RANDOMの中でもハズレの真ん中を引き苦戦するMIKAMO選手。
20点ほどの差になります。
しかしスクラッチ地帯、途中の連続スクラッチが全部GOODハマりするNIKE.選手。
20数点差あった点差が一気に縮まったことがゴーストスコアでわかったのでしょう。
思わず笑顔が出ます。

顔元カメラがあって、よかった。。

しかし軸配置でリードが7点ほどに戻ります。やはりここが外れているMIKAMO選手は苦しい。
固定オプションの強みが出ていますね。そのまま勝利。

相変わらずの自選の強さを見せてきたNIKE.選手。スクラッチで事故はしたものの、
配置が事故らない固定オプションで勝ち切りました。
MIKAMO選手も配置がこれでなければより接戦だったことでしょう。

「Cyber True Color」は早めの鍵盤が混じったじゃらっとした配置がある譜面。
これと言って急激に密度が上がるわけでもなく、
前回の「セロトニン」に近いタイプと言っても良いでしょう。

オプションはNIKE.選手が正規、MIKAMO選手がRANDOM。
序盤は拮抗しますが中盤からはMIKAMO選手のリード。
と言っても4点ほどでいつ変わってもおかしくない形。
しかしジャラ配置が長い(休憩がない)パートでじわじわと引き離し9点ほどに。
そのまま守り切って勝利。

「Vermilion」でもそうでしたがジャラ配置が上手い。。
とはいえあの時とは違いなんでこんなにギリギリの心臓勝負。。
と思うくらいには怖い勝利、に見えていたのですが実はMIKAMO選手は自己ベスト付近。
NIKE.選手が自己ベストを超越して迫っていました。恐るべし。。

仕事人NIKE.選手を抑え1勝。リードを保ちました。
ここで3−7。そうです。ゲーパニは11ptで勝利。副将で2タテで勝利になります。
10ptでは引き分けでまだ決まらないのでやはりFRIP選手の勝利が大きいですね。
スパノバは次の勝利が必須となりました。

副将戦テーマNOTES

選曲予想

TATSU選手:On the FM
PEACE選手:Afterimage d’automne

実際の選曲

TATSU選手:1st Samurai → THE TIME MACHINE
PEACE選手:UNITE THE HEART

THE TIME MACHINE MAX2700
2653−2677
UNITE THE HEART MAX3352
3331−3334

「1st Samurai」はかなり尖った楽曲。何パターンもある繰り返しと速度変化。
「Angelic Jelly」を想起させる本番でやりたくない曲です。

ストラテジーで出てきたのは「THE TIME MACHINE」。
正直TRENDであること以外は特徴がなく、最後が忙しいくらいでしょうか。
ゲーパニのイメージミュージック担当Yuta Imaiの楽曲。ここで応援しにきたか。。

オプションはTATSU選手はRANDOM、PEACE選手は正規。
PEACE選手が正規は危険信号です。
序盤から中盤あたりまで息継ぎなしの鍵盤が続きます。
PEACE選手は黄GREAT3個。やや黄ばみとミスが重なったTATASU選手と20点ほど引き離します。
ちょっとおぞましいですね。。

そこからは忙しい地帯。PEACE選手が一切崩れません。
TATSU選手もそこからはほとんど黄ばまずですが序盤のリードが全く縮まらない展開へ。
PEACE選手の勝利。

PEACE選手の序盤が完璧すぎましたね。。
そして突発的に出たこの曲で自己ベストマイナス3なのが恐ろしい。。

「UNITE THE HEART」はこれと言って尖った配置はなく、集中力勝負レース。
マラソンみたいな曲です。
スパノバ側はこれで負けると終わりなのですが、
この曲にストラテジーカードを使いたくないという気持ちがかなりわかります。
尖った配置がないので大きく差がつきません。
つまり十分にチャンスがある。
それよりかここで1勝ずつにして次の大将戦へ使う、が合理的です。

オプションは両者正規。
序盤から5点ほどリードするPEACE選手。7点ほどまで推移しますがそこからは動きません。
TATSU選手も素晴らしい精度を保っていきます。
いつ崩れてもおかしくないジリジリとした勝負。ラストのサビで3点差まで縮まります。
そこからは息もつけない緊張が走りますが動かず。終了。

精神力勝負もお手のもの。PEACE選手の勝利。
TATSU選手も目前まで迫りましたが届きませんでした。
ここでゲーパニの勝利が確定。PEACE選手がまたも無敗を守りきりました。

大将戦テーマCHORD

選曲予想

46選手:CHRONO DIVER -NORNIR-
TAKA.S選手:ALTERNATOR

実際の選曲

46選手:B4U(BEMANI FOR YOU MIX)
TAKA.S選手:Dynamite → 九尾狐夜行

B4U(BEMANI FOR YOU MIX) MAX4720
4599−4491
九尾狐夜行 MAX1980
1962−1966

「B4U(BEMANI FOR YOU MIX)」はMAX値からご覧の通り、ノーツ数2360。
46選手向きの横に広い譜面です。

オプションは両者RANDOM。TAKA.S選手の運指的には厳しい配置が来ております。
中盤までで80点ほどのリードを作る46選手。
物量耐性が素晴らしいですね。。終盤もリードをゆっくりと広げ100点差ほどつけて
46選手の勝利。

やはり高物量では敵なし。。全く崩れない安定と押し切るパワーが頼れます。
無念を晴らす派手な1勝でした。

「Dynamite」はずっと絡むスクラッチと軸押しが特徴的な譜面。
予想した「ALTERNATOR」よりもスクラッチに偏っており、
(TAKA.S選手はあまりスクラッチが得意ではないと自称しているので)意外でした。

ストラテジーで「九尾狐夜行」。これは精度勝負気味でしょう。
尖った配置と言えば最後のサビの前の高速トリル。差がつくとすればここ。
これは割れていて欲しいですね。
(なお、ここのストラテジーは最終順位のために意味があります。
SILKHATとスパノバはこの試合のptで上下が決まり、
来季のドラフトに影響する可能性があります。)

両者RANDOM。そのため同じ譜面です。
中盤まではシーソーゲーム。TAKA.S選手が11点ほどのリードでトリル地帯へ。
トリルは23トリルとまあ大ハズレ。
46選手は大きくハマり、TAKA.S選手は多少のミスはあるも十分に成功。
ここで20数点のリードへ広げます。
最後の配置でも差は一向に縮まらず、TAKA.S選手の勝利。

TAKA.S選手踏ん張りましたね。全体的に精度も高く安定感がありました。
ここでとってもこの試合の結果には影響しませんが価値ある1勝です。

6−14でゲーパニの勝利。

展開予想の答え合わせ

スパノバ対戦名(レベル)
テーマ
ゲーパニ
1先鋒戦(8~10)
CHARGE
0次鋒戦(8~10)
TREND
4
2中堅戦(11)
PEAK
2
2副将戦(11)
NOTES
2
3大将戦(12)
CHORD
3

副将戦だけ違いましたね

全員が輝いた

ゲーパニが初のセミファイナル進出となりました。
PEACE選手が制圧し、それにFRIP選手、MIKAMO選手が守り切って
無事大将前に勝利を決めました。
大将戦もTAKA.S選手がストラテジーを乗り越え、結果論ではありますが、
PEACE選手が1回どこかで1勝1敗でも勝てていただろうという形。
全員が輝いてとった勝利。スパノバの仕事人たちから自選を守り切ったのも大きいですね。

スパノバはここで敗退となりました。
各々が重要な役割を持ち、リードを稼いでバトンをつなぐ。
作戦を遂行するための仕事を確実に行えるチームでした。
今回の相手は仕事させてくれない強靭なチームで難しかった。
特にPEACE選手が。。

ゲーパニはセミファイナルではROUND1との勝負。
レギュラーステージでは君臨しなかったU*TAKA選手ともついに戦います。

タイトルとURLをコピーしました