ボルテS3も近い
こんにちは、いづです。
ご無沙汰しております。
BPLS3のIIDXが幕を閉じ、新ルールが追加されたボルテのドラフトを終えて1ヶ月、
SUPERNOVA Tohokuのチームの活動終了、撤退と諸々の発表がされましたね。。
ドラフトの記事は実はかなり書く準備をしていたのですがGiGOの動向、
ノバの結成配信の延期から怪しすぎたので待っていたら案の定でした。
筆者としては「公正さ」と「スケジュール」を守った結果として致し方ないかなと思っています。
それとは別にチームがなくなること、そして選手の活躍の場がなくなってしまったことは残念と思うほかないですね。KACで期待させる活躍を見せてくれた7C選手、TORIDE選手KIK選手のひきつづきの活躍も見たかった。。
さてそんなS3もそろそろ始まるところ。
今回は収録の様子が有料チケットで見れるということで、その場合はあと3日ほどですね。
選手と一部の人にとってはもう開幕寸前。
ルールを今のうちにおさらいしておきましょう。
ちなみにルールはドラフト時に出ていたのですがノバの撤退により大きく変更されています。
S2の時のルールと比較しています。
変更①リーグ戦→総当たり戦
元々2リーグ4チームで総当たり6試合×2の合計12試合でした。
チーム数が減った影響もあり7チーム総当たりの21試合になりました。
1チームあたり最低4試合(3試合+トーナメント1試合)から6試合へ増加したので選手の負担大です。
(これ新曲も増えたことになりませんか?)
なった理由はともかくとして、筆者個人的には総当たり戦はリーグ戦より良いですね。
変更②1〜4位のみ次ステージ
S2ではインターリーグ。
ノバ撤退発表前はインターリーグなし8チームとりあえずトーナメントのDDR方式。
だったのですがこれも変更。7チーム中3チーム脱落となりました。
イメージはS2のIIDXの総当たり戦で、振り落とされるチームが多い形。
変更③ストラテジーカード2枚の追加
S2ボルテにはなかったストラテジーカードが追加されました。
・各チーム2枚ずつ
・使用すると相手の課題曲1曲を無効化、同じテーマの中でランダムで抽選。
・中堅戦大将戦に使える(先鋒戦メガミックスバトルには使えない)
・2枚保有しているが1試合中に2枚使うことはできない
・双方からストラテジーカードが飛んだ場合は「相殺」
使用制限を除けばS2 IIDXと仕様が近いですかね。
リーグ戦と絡むとやはり下位チームに集中はしそうですね。
変更④先鋒戦と新曲のpt変更。3→2
S2では先鋒戦と完全新曲のptが高く、またここだけが奇数の3ptという形でしたが、
今回から全てptが2ptになりました。先鋒戦の比重は前より少し下がった形。
最大獲得ptは14→12になります。
これによって引き分けになりやすくなりました。どの対戦も3回勝利すれば引き分け確定。
とだいぶわかりやすい形になりましたね。
ちなみにこれに伴いコストの消費も変わりましたが上限も変わったので別に紹介します。
変更⑤コスト180→280
試合数も増えたし相変わらず全員出場が条件なので緩いかどうかは今ひとつですね。
先鋒戦20コスト中堅戦20コスト×2人
大将戦は60コストです。
280×3人でチーム保有740→840コスト。
1試合あたり120コスト消費するなか6試合で720コスト。
そのためチームで40→120コストしか余りません。うまく回していく必要がありますね。
【追記】掛け算と消費コスト間違えていたので修正しました!しかというよりはかなり余る。相手のオーダーは読みづらそう。
大将戦は同じ選手は最大4回。少なくとも2試合は別の選手が大将をすることになりますね。
この2試合にストラテジーを使うというのもありかもしれません。
変更⑥メガミックスバトルに選曲区分
メガミックスバトルの選べる曲に「いつのバージョンの曲か」という縛りが入りました。
課題曲区分
課題曲区分とは、メガミックスバトルで選択できる全ての譜面を登場したバージョンによって3つに区分けしたものです。公式ルール
区分 バージョン 区分A BOOTH
infinite infection(Ⅱ)
GRAVITY WARS(Ⅲ)区分B HEAVENLY HAVEN(Ⅳ) 区分C VIVID WAVE(Ⅴ)
EXCEED GEAR(Ⅵ)
区分Bそんなに多いんですか?と思うかもしれませんが多いです。
BEMANI Wiki 2nd(外部リンク)様によればIVだけで180曲程度。
曲数を区分ごとに足し合わせると以下の形。
区分 | バージョン | 曲数 |
区分A | BOOTH infinite infection(Ⅱ) GRAVITY WARS(Ⅲ) | 285(281) |
区分B | HEAVENLY HAVEN(Ⅳ) | 189(176) |
区分C | VIVID WAVE(Ⅴ) EXCEED GEAR(Ⅵ) | 197(240) |
()内部はレベル17以上の譜面の数ですね。BPLで選べるのは実質()の中になります。
区分Cでは1曲でEXHとMXMがレベル17以上が多いので、曲よりも選べる譜面が多くなっています。
区分A~Bには東方アレンジ楽曲などBPLで使われるか怪しい曲も入っているのでもしかしたらこれより少ないでしょう(課題曲リストは未発表)
【追記 2024/01/09】課題曲リストが公開され、東方アレンジ楽曲なども含まれることが判明しました。シングルとタッグの課題曲もかなり増えて負担増。
特に区分Cは2023年8月のアップデートで一気に追加されています。1
区分わけはある程度相手の傾向が絞れるので、良いのでしょうか。。(分けても十分多い)
区分Cは結構最近の曲、特にBPLコンテスト新曲が多いのでここ1年での練習が大事になってきそうです。
変更⑦決勝トーナメントにコスト導入
コスト無制限で大きな縛りはなかった決勝トーナメント。
ここにかなり重ためのコストが導入されました。
詳しくはまた記事にしたいですが重たいです。
簡単に言うと「大将戦に出ると中堅副将には出れない」という縛りがあります。
決勝トーナメントはこれ以外にもpt、メガミックスとタッグバトルの順番や課題曲のレベルが変わっています。
変更⑧一度選んだ譜面はシーズン中選べない
実はS2ではクォーターファイナルでリセットされていました。2
今回からはルールごとに1回選ぶとシーズン中使えなくなります。
メガミックスで選んだ譜面は二度とメガミックスで使えず。
タッグ・シングルバトルで選んだ譜面は二度とタッグ・シングルバトルで使えません。
メガミックスでは同じ譜面が選ばれる傾向にあるので厳しいかもしれませんが、大量の曲追加が行われたのと選曲区分が鍵になってきます。そしてもう一つの大きな変更。
メガミックスバトルの仕様変更:先攻有利緩和
これはBPLではなくボルテ側のアップデート。
2023年8月に楽曲追加とともにメガミックスバトルのルールが若干変更となりました。
S3からはおそらくこれになるでしょう。
変更点 | S2 | S3 |
1ターン目の曲 | 後攻の曲から ランダム | 後攻の曲から 先攻プレイヤーが選ぶ |
12ターン目の曲 | 先攻の曲から ランダム | 先攻の曲から 後攻プレイヤーが選ぶ |
その他 | 後攻プレイヤーは 1ターン目からゲージ1つあり |
結論から言うと先攻有利が緩和されました。
12ターン目の曲は勝負を決めるターンになりがちです。
最後に溜まったゲージを放出して大逆転もありましたね。
その曲が先攻の選曲からランダムで「先攻になれば対策した状態で挑める」状況でした。
後攻プレイヤーは予想外の選曲だった場合苦しい展開になります。
選曲できれば後攻プレイヤーにとっても得意なものにできるかもしれません。
また後攻は1ターン目でゲージ1を使用することもできるようになりました。
これなら3ターン目あたりにゲージ3を使えるようになるかもしれませんね。
選択の幅が増えたことにより戦略が光る展開になってくれそうです。
白熱しそう
ルールはS2をより磨き上げた形、戦いはより熱くなりそうな直感はありますね。
しいていえばメガミックスが対策の厄介さに比べて比重が小さいところは気になります。
そんな戦いが有料チケットを買えばもう今週の土曜日には見ることができますね。
ちなみにすでに試合のテーマなどは公開されています。選手のオーダーは出ていません。
筆者はこの試合の展開予想や振り返りなどを記事にしております。
今の状態でも展開予想の記事は(妄想多めで)書くことはできます。
とはいえあまりにもハズれていそうなところもあるので収録タイミングでの予想は作らない予定です。無料放送は1月31日(水)からとのことなのでそこに合わせます。その頃にはオーダーが出ていることを祈り。。
有料チケットを購入される皆様はぜひとも結末のわかった状態で、展開予想記事を見ていただければと思います。トンチンカンできっと笑えると思います。
無料放送を待つ皆様、一緒に楽しみましょう。
まさか無料放送前に結果を公式が発信してきた場合もTwitterを閉じネタバレ防止しながらやっていくしかないですね。そこまでしてやる必要があるのかは謎ですが。。
今シーズンもよろしくお願いします!