見やすい!
こんにちは、いづです。
さて始まりましたS3ボルテ。試合の放送画面が一新されていますね。
一番はタッグバトルの画面でしょうか。
S2
S3
画面上がはるかに見やすいですね。。やはりMAXマイナスの値を知りたいですよね。。
後試合中にチームのptが左上に出るようになりました。
これで途中から見ても安心ですね。筆者は19時放送に間に合わずに途中参加になりました。
さて第1試合はSILKHATとGAME PANIC(以下ゲーパニ)。
S2では見られなかったカード。新顔の2選手が始める先鋒戦に注目の集まる試合。
先鋒戦
STR選手
Xéroa(EXH17)
НУМЛ(MXM18)
Divine’s:Bugscript(MXM18)
MeteorGlow Aftermath(MXM18)
Nostalgic Blood of Strife(MXM18)
STR選手の選曲は解説通り鍵盤主体。フレーズ最終盤に降る高速トリルが特徴的でメガミックスバトルの定番曲ともいえる「Divine’s:Bugscript」。
それ以外はあまり見かけない選曲に思えますね。少なくともS-PUCを狙うのは難しい曲たちが多いか。
PURAIMU選手
WONDER_WOBBLER(MXM17)
オニユリ(MXM18)
Sakura Mirage -Drum’n World-(MXM17)
Beyond The Blue(MXM18)
Juggler’s Maddness(MXM18)
PURAIMU選手の選曲はバラエティに富んだ形。
長時間の縦連打が特徴の「オニユリ」。つまみ絡みが間違いやすい「Juggler’s Maddness」などが定番曲。
曲 | STR(先攻) | PURAIMU(後攻) |
オニユリ | 1 | 1 |
MeteorGlow Aftermath | 1 | |
WONDER_WOBBLER | 1 | 1 |
Nostalgic Blood of Strife | 1 | 1 |
オニユリ | 1 | (L3) |
НУМЛ | 8(L3) | |
Sakura Mirage -Drum’n World- | 1 | (L2) |
Xéroa | 1 | 1 |
Beyond The Blue | 1 | (L3) |
Divine’s:Bugscript | 5(L2) | |
Juggler’s Maddness | 1 | (L3) |
Nostalgic Blood of Strife | 5(L2) | (L3) |
27 | 4 |
序盤のゲージなしのパートを完璧にこなすSTR選手。PURAIMU選手も食らいついていきます。
後攻は今季から1ゲージ最初からもつようになりましたが3ゲージ貯まるまで温存。
そして5曲目PURAIMU選手の選曲「オニユリ」でゲージ解放。
計4回の縦連打、縦連打だけでなく定期的に別のボタンも押す形になるので集中力が問われます。
しかしSTR選手がここは圧倒。見間違えでなければ2個しかCRITICALが出ていない。。?
PURAIMU選手も縦連はほぼ完璧。目立つミスはないのですがこれで勝てないのは厳しいですね。
STR選手の返しのゲージ解放の「НУМЛ」。
忙しい片手配置とブレイク後の階段と要素の多いパート。この階段配置が鍵盤の精度狙いでは厄介でしょう。PURAIMU選手に刺さり、ここで大きなリードを作ります。
メガミックスバトルの仕様、「負けているほどゲージが溜まりやすくなる。」
によりPURAIMU選手は自分の選曲にゲージを連続して解放。
しかしSTR選手はものともしません。相手の選曲「Sakura Mirage -Drum’n World-」も超高水準で切り抜け、「Beyond The Blue」もS-PUCで切り抜けてしまいます。
そして返しの「Divine’s:Bugscript」で最後のトリルで差をつけて21−4。
残り2ターンの10ターン目、最大16個獲得しても覆せない点差となりSTR選手の勝利が確定しました。
11ターン目「Juggler’s Maddness」に至ってはPURAIMU選手も1個しかCRITICALを出していませんが、STR選手がS-PUCを出したので勝てず。。
STR選手はまずNEAR以下が出ておらず全部PUC。S-PUCも2回叩き出しました。
開幕からぶっ飛ばしすぎではありませんか?
とんでもない挑戦者がやってきてしまったな。。いやIIDXでも「挑戦者」は強いからな。。
PURAIMU選手も大きなミスはなかっただけに厳しい初戦になりました。
相手が悪かったと言っても良さそうですね。。
中堅戦テーマNOTES
選曲予想
SILKHAT:Sakura Mirage(EXH)
ゲーパニ:ぼくらしかしらない(EXH)
実際の選曲
SILKHAT:Verse IV(EXH)
ゲーパニ:Holy Legacy(VVD)
Verse IV
13698(−34)ー13636(−96)
Holy Legacy
11406(−2)ー11406(−2)
「Verse IV」はズレハネ気味の鍵盤からサビ前片手トリルなどレベル17の中で難しい譜面。
鍵盤の配置パターンが難しく、S-CRITICALを競う場合ではトップクラスに差がつきそうな譜面ですね。予想した「Sakura Mirage」より遥かに厳しくびっくりしました。
序盤から差がつき、曲が進むにつれて広がっていきます。
サビ前片手トリルで一気に広がり50点まで。そこからはさらに広がっていくのみ。。
MAX-9で終えたSTR選手が怖いですね。メガミックスバトルであったまっていたとはいえここまではそう出せるものではない。。DAIKI.選手もいきなりこのスコアを出すのはすごいです。
ゲーパニ側にとってはかなり刺さった印象。
「高水準のスコアを2人とも出す」が重要なタッグバトルのルールでこの高難度譜面を投げるのはなかなか想定できませんね。。
「Holy Legacy」はプロ選手にとっては特段難所のない譜面。
差がつく箇所が少ないですね。これはまさかの心臓勝負。。
序盤で2個CRITICALを出したのは今まで絶好調のSTR選手。なんとこれが致命傷になりかねない他3人MAX状態が長い間続きます。
崩れるか、崩れないのか、ハラハラしながら見守っていましたね。
途中PURAIMU選手が1個出すもまだリード。このままゲーパニの勝利かと思いきや最後にKANEKO選手も1個。DAIKI.選手はS-PUCでまさかの同点決着。
同点は両方勝利としてptを獲得した両チーム。
ゲーパニにとってはやはり悔しいですね。作戦自体はほぼうまくいったのですが相手が。。
SILKHATはリードをさらに盤石にする2pt。ここでDAIKI.選手がS-PUCでリカバーしたのも痺れますね。。
大将戦TSUMAMI
選曲予想
082選手:Opium and Purple haze(GRV)
KN5選手:FLOWER(EXH)
実際の選曲
082選手:灼熱Beach Side Bunny(EXH)
KN5選手:ばらんが!!!!(MXM)
新曲:We Are All The Dreamer(MXM)
灼熱Beach Side Bunny
5102(−3)−5079(−26)
ばらんが!!!!
5466(−36)−5477(−25)
We Are All The Dreamer
4574(−54)−4619(−9)
「灼熱Beach Side Bunny」はボルテではうねうねつまみがトップクラスに難しい譜面。
どれだけ慣れていても外れやすいつまみが襲いかかります。
序盤から082選手がリード。外れやすいつまみですが082選手は完璧。
このつまみでミスしないことの方が難しいくらいなのですが。。
終盤で外れてしまいましたがさほどダメージはなく、その後もほぼ完璧で勝ち切りました。
つまみを外したときの2点、鍵盤のCRITICAL1個で3点しか失っていませんでした。仕上がりが凄すぎる。ここでSILKHATの勝利が確定しました。
「ばらんが!!!!」は「Valanga」のリミックス楽曲。本当なんです。
直角つまみと片手の配置、文字つまみなどクセが強く、覚えていないと苦しい譜面ともいえますね。
序盤すぐにKN5選手が一歩リード。ミスしやすい配置を丁寧に捌いていきます。
この曲はつまみ操作しながらの鍵盤が多めなので片手処理が強要されるのですが、082選手はとんでもない取り方していますね。。KN5選手はオーソドックスながら完成度が高いです。
生まれた10数点のリードが一向に縮まらないまま終盤。少しヒヤッとする局面もありましたがそのまま勝利。
飄々と勝ちをもぎとっていきました。勝利はできませんが大事なptになります。
新曲はHommarju feat かぼちゃの「We Are All The Dreamer」。
EFFECTERは「The Cherry Glass」。ボルテでは見ない名前ですね。。
譜面自体はつまみだけではなく鍵盤もそこそこ。要出張の配置や判別しづらいつまみなどミスしやすいですね。
序盤は僅差でしたが082選手はつまみが外れがちになり差が広がっていきます。一方KN5選手は全くミスなく進行しそのままゴール。KN5選手はUC(ERRORなし)。逆に1個だけNEARが出てしまい惜しく感じますが、普通はどこかしらでミスすると思います。
KN5選手にとってKACでは悔しい展開になった初見曲。ここではしっかりと勝ち取りました。
展開予想の答え合わせ
というわけで先鋒戦ゲーパニ、中堅戦SILKHAT2勝、大将戦SILKHAT2勝ゲーパニ1勝の8−4。SILKHATの勝利を予想します。
結構なハズレ。引き分けは流石に予想できないですかね。。
作戦通り
開幕からSTR選手がパーフェクトゲームを叩き出し、DAIKI.選手がS-PUCでアシストし、082選手が灼熱で焼き尽くし早々に勝利する。全員活躍のあまりに理想的なゲーム進行で笑ってしまいましたね。
S-PUCでアシストするって、何?
コストを抑えての勝利となったのも大きいですね。今後のリーグ戦有利に進められそうです。
ゲーパニとしては悔しい敗戦、といいつつこの試合は実力は発揮できていたように思っています。
先鋒戦は多分相手が強すぎたのもあり、高水準のスコアは出ていました。中堅戦は「自選曲のMAX付近を出そう」という方針を99%は実現していました。KN5選手も十分に活躍できていました。
ただ勝てなかっただけ。。
次の試合ではきっと爆発するでしょう。初見曲勝利の歴史もまた繋いでいっています。
レベルの高さを感じさせる開幕戦、SILKHATのあまりにスムーズな勝利。