【BPLS3 ボルテ】レギュラーステージ第17試合GiGO vs ROUND1振り返り

BPLS3

崖っぷち

こんにちは、いづです。

第17試合はGiGOとROUND1の試合。
GiGOは5試合目にしてまだ1勝1分。1分(勝ち点1)でまだマシですがやはりギリギリ。
–H.R.–選手を大将に置けない中、上手く繋げるか。

先鋒戦

–H.R.–選手

GERBERA(MXM18)
Hug!! Vs. Hug!!(MXM18)
Glitter Flatter Scatter(MXM18)
Divine’s:Bugscript(MXM18)
НУМЛ(MXM18)

定番「Divine’s:Bugscript」や「Hug!! Vs. Hug!!」「НУМЛ」などは登場回数多め。
重たい鍵盤曲や難易度の高い譜面で構成されていますね。パワーで押しにきた印象。

REIK選手

Poppin’Cats!!(MXM17)
壊Rave*it!! 壊Rave*it!!(MXM18)
*Feels Seasickness…*(EXH18)
crossing blue(MXM18)
Ghost Trigger(MXM18)

ONE-HANDでの課題曲やテクニカル系の譜面が多い印象。
レジャーランド戦の自選「Ghost Trigger」もありますね。

–H.R.–(先攻)REIK(後攻)
Poppin’Cats!!11
GERBERA1
Poppin’Cats!!11
Hug!! Vs. Hug!!1
壊Rave*it!! 壊Rave*it!!11
Glitter Flatter Scatter5(L2)
*Feels Seasickness…*8(L3)
Divine’s:Bugscript5(L2)
crossing blue5(L2)
НУМЛ(L2)1
Ghost Trigger1(L2)
Divine’s:Bugscript2(L1)
1817
(L)はゲージ消費

REIK選手のゲージが溜まりきりレベル3を発動するかに思えた「壊Rave*it!! 壊Rave*it!!」は通常ゲージ。動いたのは次のターンの–H.R.–選手の「Glitter Flatter Scatter」。

ゲージは余剰分は残らないので基本的には打つのが得なのですが、
ここのギアを打たない選択は面白いですね。理由等は見当たらないので予想ではありますが、

「星の数を負けているとゲージが溜まりやすい仕様を使って一時的にリードを取らせた
のではないかと思っています。
REIK選手がここで打って勝った場合は4−10でREIK選手のリードになります。
次–H.R.–選手がギアを打って勝っても12−10か9−10で大きな差がつきません。
またこの状態でREIK選手が打って負けた場合のリスクは大きいです。

レベル2の「Glitter Flatter Scatter」。
中密度の鍵盤で高い精度を見せ–H.R.–選手がリードし勝利。
返しではレベル3の「*Feels Seasickness…*」。
通常ではレーン速度が変わるところが変わらなかったり回転中ノーツと要対策譜面でREIK選手が勝ち切りました。

その後はギアを通しあって15−16。残り3ターン。

ここで–H.R.–選手がレベル2「НУМЛ」。
「10ターン目にギアを打って勝ち、次の相手のギアを防ぐと勝利できる」という道筋ですね。
やや–H.R.–選手が押しているかと思いましたがじわじわと返し最後にはREIK選手の勝利。

この道筋は最初のギアで負けると窮地になるという諸刃の剣。
REIK選手最大のチャンスに「Ghost Trigger」。
REIK選手のレジャーランド戦での自選曲。
しかしここは–H.R.–選手がS-PUCでセーブ。16−17。

12ターン目は「Divine’s:Bugscript」。
–H.R.–選手の曲の中からREIK選手が選んでいますが、ちょっと意外でしたね。
ラストにもトリルがあります。

REIK選手がリードでトリルを迎えますが、トリルで–H.R.–選手が逆転。
–H.R.–選手の勝利。

10ターン目から急激にピンチに陥りましたがきっちりと取り返した–H.R.–選手。
肝を冷やしましたが勝ちきり。

REIK選手は「Ghost Trigger」で決めきれなかったのが悔やまれますが、
あの取れば勝利できる局面の緊張は誰にとっても厳しい。。

中堅戦テーマONE-HAND

選曲予想

GiGO:僕らの時間(MXM)
ROUND1:Emperor’s Divide(EXH)

実際の選曲

GiGO:プラネタジャーニー(MXM)
ROUND1:†:OLPHEUX:†(EXH)→ The star in eclipse(EXH)

プラネタジャーニー
9861(−21)ー9821(−54)
The star in eclipse
13748(−24)ー13751(−21)

GiGO側自選「プラネタジャーニー」

「プラネタジャーニー」はハネと出張の塊。
覚えていないとかなり難しい印象がありますね。
S2でこのタッグがGAME PANICに投げて負けてしまった曲のリベンジになります。

序盤中盤は拮抗。DPE選手とREIK選手が上手いですね。
しかしREIK選手のミスで大きく差がついてGiGOがリード。
そこからはGiGO側は1個も出していませんね。そのまま勝利。

GiGOの2人は判定を掴むとピタッとCRITICALが出なくなりますね。
S2のリベンジを達成しました。

ストラテジー選曲「The star in eclipse」

変更前の「†:OLPHEUX:†」はMXMにレベル19の譜面がある曲のEXH譜面。
頭に残りにくく(覚え要素が強い)ONE-HANDではかなり難しいですね。
ただストラテジー。ここはGiGOが引き分けに持ち込むためのストラテジーでしょう。

変更後は「The star in eclipse」。発表された途端崩れ落ちるSIRON.選手。

ちなみにもう1曲は「星の詩」

ロングノーツ多めの譜面。トリルやONE-HAND配置など点差がつきそうなポイントはそこそこありますね。

序盤中盤はGiGO側がリード。DPE選手がMAX進行していますね。

しかし途中SIRON.選手が大きく鍵盤をミス。ERRORはまりで20点のマイナス。一気にROUND1がリード。DPE選手がまだMAX。そのためじわじわと追いついていきますが勝ちきれません。
ROUND1の勝利。DPE選手は最後のトリルで1個だけ出た。。

SIRON.選手痛恨のミス。ただROUND1の2人も自己ベストを達成していましたね。惜しくも刺さらなかったストラテジー。

大将戦テーマTSUMAMI

選曲予想

DPE選手:灼熱Beach Side Bunny(EXH)
BOLL選手:Firestorm(EXH)

実際の選曲

DPE選手:SLEEPWALKER(VVD)→ 最小三倍完全数(MXM)
BOLL選手:Scat Jazz Dance(MXM)

新曲:Inevitable Magic(MXM)

最小三倍完全数
4623(−9)−4615(−17)
Scat Jazz Dance
5070(−10)−5039(−41)
Inevitable Magic
6224(−21)−6227(−18)

ストラテジー選曲「最小三倍完全数」

「SLEEPWALKER」はつまみと鍵盤が絡む譜面。やや鍵盤寄りで忙しい譜面。XD*LEVI.選手の投げた「c2theater」と似たタイプですね。ですがストラテジー。

「最小三倍完全数」はほとんどつまみで構成された譜面。直角つまみが不規則で慣れていないと苦しいですが選手のレベルならおおよそミスはなさそうなつまみ。
そうなると差がつくのはほんのわずかな鍵盤になりそうな曲。

最序盤、始まりを告げる3連の縦連打。ここでBOLL選手が2個鍵盤をミス。
10点のマイナスですね。
ここ放送では縦連打で落としたとばかり思っていましたが、縦連打の直前ですね。

DPE選手にある手前の鍵盤がBOLL選手にないので早押ししてしまっている。

この縦連打を認識していたからこそか、ここのミスは致命傷。
さすがつまみは全く両者ミスしません。
細かい鍵盤のCRITICALで縮まるもDPE選手が逃げ切り。

あの最序盤の2個が限りなく痛かった。。これがテーマTSUMAMIの怖いところですね。
細かいミスが命取りの心臓勝負になる。。
DPE選手殊勲の勝ちきり。引き分けを確定させました。

BOLL選手自選「Scat Jazz Dance」

「Scat Jazz Dance」はS2でBOLL選手が初見で勝利した曲。
うねうねつまみの極致。始点がわかりにくいつまみが要対策の譜面。

中盤まで拮抗。意外だったのはBOLL選手がつまみを切っていること。なんか、おぼつかないという印象が残ります。
この曲のわずかな鍵盤地帯の縦連打でDPE選手が大きくリードします。
そのままDPE選手の勝利。

つまみのミスを最小限にし大事な鍵盤をきっちりとったDPE選手。
テーマTSUMAMIを極めると勝負を分けるのはやはり鍵盤。。
ここで勝利を確定させました。

この曲のことについて「BOLL選手がオプションを間違えてMIRRORにしていたらしい」という話が出ています。直前の「最小三倍完全数」もMIRRORでそれを変え忘れた、という話。
実際映像でも最初「やばい」と口が動いていますね。(動画1時間54分あたり)

解説の「どっちの手で鍵盤、どっちの手でつまみ、これを少しでも間違えてしまうと手が止まってしまう」の通りこれは厳しいミス。

・・・・・ええ、噂です。ROUND1からは出てきていないので噂でしかありません。

新曲「Inevitable Magic」

新曲は「Inevitable Magic」。コンポーザーは「Alkome」。
「Innocent」の印象が強いですね。これも序盤のつまみが難しい。。
EFFECTERは「conceptual explorer」。
ピンとこなかったのですが最近出た「GEROL (Yooh Remix)」の担当。
ONE-HANDが極まっててすごくきつい譜面だったのを覚えています。絶対別名義。

序盤は静かだと思っていたら突然降ってきた新時代

つまみのビジュアルがおぞましいですね。。

ただよく見ると同じ方向の直角が重なっているだけ。
直角つまみは同じ方向の場合、その方向に回し続ければ繋がります。

詳細はこちらに。。

これ以上ない見掛け倒しですね。DPE選手もBOLL選手もなんとなく理解して取れていそう。
直角1個あたり2点なので間違えるとだいぶ致命傷ではありますが。。

点差はややBOLL選手がリード。
つまみは大きな差にはならず基本的には絡む鍵盤のCRITICALでついていきます。
一時は9点まで広がりますが最終的に3点。しかしBOLL選手が逃げ切り。

接戦をBOLL選手が制しました。本当にわずかな差しかない。。
この曲道中「Firestorm」みたいなつまみでしたね。ここにいたんだな。

展開予想の答え合わせ

というわけで先鋒戦GiGO、中堅戦1勝ずつ。大将戦ROUND1の3勝の4−8。ROUND1の勝利を予想します。GiGOが中堅戦でストラテジーがあるかもしれません。

大将戦以外あたり。

値千金の勝利

DPE選手がGiGOに値千金の勝利をもたらしました。
直前のゲーパニ戦(中堅)で痛いミスをしてしまっていましたが帳消しにしてなおプラスの大金星。

2勝ラインに立ったことで次の試合に勝利すればセミファイナル確定。
相手は同じくセミファイナルを争うアピナ。どちらが勝ち取るか。

ROUND1にとっては悪夢のような試合。
選手、アドバイザーの誰もが触れないですね。
もう少し時間が経ったら語られるかもしれません。

残り2戦あるのですがほぼ2勝しないとセミファイナルはありません。そして他の2チームはどちらも最終戦でストラテジーカードを残しています。ROUND1にはありません。
この苦境をいかにして乗り越えるか。

崖っぷちから可能性を繋ぎ止めたS-CRITICALマスター。

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