【BPLS3 ボルテ】レギュラーステージ第20試合ROUND1 vs GAME PANIC振り返り

BPLS3

最後と最後じゃない

こんにちは、いづです。

第20試合はROUND1とGAME PANIC(以下ゲーパニ)の試合。
ROUND1にとってここの試合は負けだけは避けなくてはいけない状況。
負けでなければ次のTradz戦で可能性を残せます。

そう、ROUND1にとっては最後じゃない、ゲーパニにとっては最後。
この歪さが今回のBPLボルテの問題の一つではありますね。。

先鋒戦

BOLL選手

Demise Quartet(EXH18)
Fox4-Raize-(EXH18)
Ganymede kamome mix(EXH17)
UnivEarth(EXH18)
Completeness Under Incompleteness(EXH18)

バラエティに富んだ譜面。
Ganymede kamome mixは17TRICKY。そのほかは全て18PEAKと
出場したテーマの課題曲からの抽出。

PURAIMU選手

Quaint Echo(EXH18)
音楽 -resolve-(EXH17)
Aliquam(EXH17)
Celestial stinger(GRV18)
Last Concerto(GRV18)

技巧系と重たい鍵盤の曲が混じった選曲。意外な選曲でしたね。

BOLL(先攻)PURAIMU(後攻)
Quaint Echo11
Demise Quartet11
Quaint Echo1
Fox4-Raize-11
音楽 -resolve-1(L3)
Ganymede kamome mix8(L3)
Aliquam1
UnivEarth1
Celestial stinger1(L3)
Completeness Under Incompleteness5(L2)
Last Concerto15(L2)
Ganymede kamome mix5(L2)(L3)
2510
(L)はゲージ消費

勝負を仕掛けたのはPURAIMU選手の「音楽 -resolve-」。
通常はレーン速度が変化しますがメガミックスでは変化しません。メガミックス専用の対策が必要。
序盤PURAIMU選手が完璧。
かなり大きな差がついたかのように見えましたが階段配置で一気に捲られBOLL選手がセーブ。

BPMがふわふわする箇所ですね。通常プレイではこれに伴ってレーンも速くなったりします。
しかしメガミックスバトルではレーン速度が変わらないのでちょっと見た目が違います(でもリズムは同じ)。ここを崩れずに守ったBOLL選手強いですね。。

返しの「Ganymede」
壁の連打地帯では両者目立ったミスはないもののBOLL選手が完璧。S-PUCで通してもぎとっていきます。

好きなシーンですね。
個人的にこの直前の試合を引きずっているのではとかを勝手に思っていたのですが、このパフォーマンスで杞憂かもと思い直せました。

これで大きく星の差がつきPURAIMU選手のゲージが溜まりやすくなっています。
2の矢は「Celestial Stinger」。高速の鍵盤が襲いかかります。

ほぼ同点で進み、つまみとトリル地帯でPURAIMU選手がリード、
と思いきや一気にひっくり返りました。これがトリルの怖いところ
差は1個差ですがBOLL選手が守り切ります。
PURAIMU選手にとって一番痛いですね。

返しは「Completeness Under Incompleteness」。
アピナ戦でのBOLL選手の自選曲ですね。満を持して投げてきました。
最難所ではないもののほぼ完璧に捌いてBOLL選手の勝利。
これにて19−5。PURAIMU選手のゲージが3たまらず。
もし次3個貯まっても14の差は埋められません。BOLL選手の勝利が確定。

BOLL選手が圧倒しました。自選がどれも圧倒的で防御力も高く隙がない。
かっこいいプレイングだった。。

PURAIMU選手は勝負が決まるまでに打った2曲が惜しかったですね。
あと僅かで星が取れていたので最後まで勝負を持ち込めた可能性があります。

中堅戦テーマTRICKY

選曲予想

ROUND1:Sakura Mirage -Drum’n World-(MXM)
ゲーパニ:ウエンレラの氷華(GRV)

実際の選曲

ROUND1:ENDYMION(EXH)
ゲーパニ:ウエンレラの氷華(GRV)

ENDYMION
10817(−33)ー10791(−59)
ウエンレラの氷華
12942(−12)ー12916(−38)

ROUND1側自選「ENDYMION」

「ENDYMION」は縦連打と速度変化が特徴的。S3ですでにレジャーランドが選曲済み。
高速地帯にレーン速度を合わせることになるので、低速地帯をどこまで綺麗に押せるかが勝負になってきます。

序盤はややゲーパニ側有利に見えましたがイントロ明けには差が縮まっていきます。
進むにつれてROUND1が優勢になっていきそのまま逃げ切り。

ROUND1が徐々に引き離していきました。難所で一気に差がつくというよりは全体的に安定していましたね。先鋒戦でのリードを保っていきます。

ゲーパニ側自選「ウエンレラの氷華」

予想的中「ウエンレラの氷華」。17TRICKYでは必修科目といえそうな曲。
つまみ後に降る縦連打が難しい譜面。

序盤からROUND1がリード。縦連打ばかりの譜面なのでいつどこでもCRITICALが出うる譜面ですがROUND1側にはほとんど出ません。中盤でもROUND1側が5個以内。
鍵盤のミスは5点の失点、とはいえそれすら生まれなそうでした。
一切崩れず迫る余地すらないままROUND1が勝利。

圧倒的精度を見ました。これは相手に刺さらなかった印象ですね。
ROUND1のこのタッグは17TRICKY2回目というのもあり十分な対策ができていましたね。。

ここで引き分けを確定。ゲーパニの勝利はなくなりました。

大将戦テーマNOTES

選曲予想

XD*POTE.選手:The King Of Red(MXM)
KANEKO選手:極夜、暁を望んで(MXM)

実際の選曲

XD*POTE.選手:VVelcome!!(EXH)→ Vanishing Eidos(MXM)
KANEKO選手:graduation(MXM)

新曲:SΛMVICΛ(MXM)

Vanishing Eidos
6424(−43)−6447(−20)
graduation
8301(−48)−8323(−26)
SΛMVICΛ
9253(−50)−9277(−26)

ストラテジー選曲「Vanishing Eidos」

「VVelcome!!」はレベル20のMXMを持つ曲、そのEXH譜面。
これはレベル18の中でも比較的物量譜面寄り。
縦に長い連打が多いので差がつきやすいですね。

ストラテジーで変更されたのは「Vanishing Eidos」。
あまり類を見ない配置と連打が多めの譜面。3連打が特に多い印象。

序盤はややXD*POTE.選手がリードか。
しかしじわじわと縮まり中盤のブレイクでは同点。両者点差を見ていましたね。
ここからはKANEKO選手が完璧。XD*POTE.選手もERRORやNEARは一切ありませんがCRITICALだけで差がついていきます。
いつの間にか大きく広がり終了。KANEKO選手の勝利。

ブレイクでKANEKO選手がMAX−19、そこから最後にはMAX-20なので1個しか出ていませんね。
同点を見て火がついたか。。

KANEKO選手選曲「graduation」

「graduation」は細かい鍵盤のオンパレード。
予習が必要な配置はそう多くなく、階段や鍵盤をどれだけ光らせられるかが問われる曲。

序盤からややKANEKO選手がリード。
階段やつまみと絡む鍵盤など忙しいですが高精度で崩れません。
ここまで細かい鍵盤だとCRITICALに寄ったり、
NEARが頻繁に出ておかしくないですがやはりプロ同士。
特にKANEKO選手が崩れず差が縮まりません。そのまま勝利。

これも抜群の安定感でした。シンプルな精度勝負が本当に強い。。

新曲「SΛMVICΛ」

新曲は「SΛMVICΛ」。
コンポーザーは「seatrus -Reborn-」。
S2で選手としても出場したseatrusさんの新曲が登場。
S2から見ている筆者としては嬉しさが込み上げてくる。。
EFFECTERは「Arcana」。これは初っぽいですね。

序盤はKANEKO選手がリード。とはいえ新曲は何があるかわかりません。
しかも新曲PUCといえばのこの2選手。CHAIN(コンボ)数にも注目が高まります。

曲が進んでもKANEKO選手はCHAINがなお黄色く光ります。この状態はまだ切っていません。
理解しにくい配置はないものの画面の傾きや急なトリルなどが続いていく。。
しかしKANEKO選手は鬼気迫る表情で捌き切っていきます。

もはや終盤は切るのか切らないのかに注目がいくほど。
最後も取りづらいですが悠々ととっていましたね。

SDVX譜面保管所 様より引用。つまみから手を離さないと左手は出張。

片手がよく動く。。これをやった後の二重押しのトリルも取り切れるのか。
KANEKO選手がPUCで乗り切りました。

「なんかもしかしてやってくれるのではないか」と期待してはいたんですが、
本当に、しかもこんなに綺麗に魅せてくれることがあるのか。。

展開予想の答え合わせ

よって先鋒戦ゲーパニ、中堅戦1勝ずつ、大将戦ゲーパニ3勝で2−10。ゲーパニの勝利を予想します。

先鋒中堅、ほぼあってない

食い繋いだ引き分け

ROUND1としては意味のある引き分けでしたね。ここで負けると敗退が確定していました。
わずかですが可能性を残しました。
勝ちについてはストラテジーの被弾も「ゲーパニにとっては」最終戦なので仕方ないですし、新曲も相手が強い。。
しかし今まで連勝を重ねていたゲーパニ相手に引き分けまで持ち込んだのが素晴らしいですね。

ゲーパニとしては結構悔しい引き分け。
KANEKO選手が先鋒と中堅に出ていない試合がここまでなく、初めての大将のみ。
大将につなげなかったのが痛い。。結果これでSILKHATに順位を逆転されたのは分岐点でした。

しかし安定の新曲勝利。連続記録が途絶えませんね。
ただ今回はそういうことすら関係なく絶対に決めるという意思を感じました。かっこよかった。。

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