【BPLS3 ボルテ】レギュラーステージ第3試合TAITO STATION Tradz vs ROUND1振り返り

BPLS3

条件戦

こんにちは、いづです。

さてBPLS3のボルテのレギュラーステージ最後は延期された第3試合。
TAITO STATION Tradz(以下Tradz)とROUND1ですね。

ここまででSILKHAT、GAME PANIC、APINA VRAMeSがセミファイナルを確定。
この試合前でROUND1とTradzとGiGOにそれぞれ可能性がありました。今回はわかりやすく放送で図が出たのはよかったですね。

Tradzに4点を取らせてはいけないROUND1。かなり厳しい条件となりました。

ちなみにTradzは引き分けだと4位、勝つと一気に順位が3位になります。セミファイナルの相手が変わるので重要でした。

先鋒戦

MURAKAMI選手

Last Concerto(EXH17)
FLOWER REDALiCE Remix(INF18)
Wish upon Twin Stars(GRV18)
Angels And Demons(EXH18)
Xepher Light and Darkness Dragon Remix(GRV18)

片手要素のFLOWERリミックスと重たい鍵盤曲が集まった印象

BOLL選手

打打打打打打打打打打(INF17)
gigadelic かめりあ’s ”The TERA” RMX (EXH18)
Firestorm(EXH18)
Black Emperor(EXH18)
Last Concerto(GRV18)

BOLL選手の代名詞「Firestorm」と過去の出場テーマからの選曲。

MURAKAMI(先攻)BOLL(後攻)
打打打打打打打打打打11
Last Concerto(EXH)1
Last Concerto(GRV)1
Xepher Light and Darkness
Dragon Remix
11
打打打打打打打打打打(L3)
FLOWER REDALiCE Remix8(L3)
gigadelic かめりあ’s ”The TERA” RMX11
Wish upon Twin Stars1
Firestorm5(L2)
Angels And Demons8(L3)
Black Emperor1
Wish upon Twin Stars(L1)5(L2)
2024
(L)はゲージ消費

動いたのは「打打打打打打打打打打」。メガミックス第1パートでは縦連はなく間違えやすいつまみが絡む配置。両者つまみは完璧なものの細かい鍵盤で差がつきBOLL選手が勝利。
続く「FLOWER REDALiCE Remix」は片手配置がたくさんのMURAKAMI選手向き譜面。
ここは満点に近い精度を見せてMURAKAMI選手も譲りません。

続いてBOLL選手の代名詞「Firestorm」。抜群の安定感でS-PUCを叩き出し星を確保。やっぱこれですよね。
しかし続く「Angels And Demons」では片手でFXと白鍵盤を往復する通称「縦トリル」で際立ったうまさを見せMURAKAMI選手が勝ち取ります。
こうなると差がつかず残り2ターンで20−18。12ターン目で決まります。

最後に選んでいたのは「Wish upon Twin Stars」。最終盤に鍵盤ラッシュと「縦トリル」が高速で襲いかかる箇所があります。

MURAKAMI選手相手にはなかなか肝が据わった選択に見えます。
最初はMURAKAMI選手が先行しますがこの地帯で逆転。BOLL選手が掴み取りました。

BOLL選手がまた勝負強さを発揮しました。直近の2試合を見るまではメガミックスが強いイメージがあまりなかったのでかなりびっくりしましたね。。
自選はもちろん全体的に高安定なのが強い。

MURAKAMI選手これは致し方なしか。。得意曲はきっちり刺せていたし最後の曲は後わずかでした。レギュラーステージTradzはまさか1戦もメガミックスを取れないとは。。

中堅戦テーマNOTES

選曲予想

Tradz:freaky freak(GRV)
ROUND1:Follow Tomorrow(MXM)

実際の選曲

Tradz:Shanghai Wu Long ~上海舞龍~(EXH)
ROUND1:量子の海のリントヴルム(EXH)→ FIRE FIRE -DARK BLAZE REMIX-(EXH)

Shanghai Wu Long ~上海舞龍~
12267(−23)ー12230(−60)
FIRE FIRE -DARK BLAZE REMIX-
12941(−11)ー12488(−14)

Tradz側自選「Shanghai Wu Long ~上海舞龍~」

「Shanghai Wu Long ~上海舞龍~」は4連打とつまみの独特な配置が特徴的。

譜面保管所 様より引用。これがパターンを変えて何度も降ってくる

この配置が頻発する上、切れやすいつまみ片手鍵盤など17にしてはかなり難しい曲。

開幕しばらくしてこの配置で差がついていきます。REIK選手の4連打が3個分抜けましたね。
1個の鍵盤が5点で2個×3連打×5点で30点分を失っていきました。この曲の怖いところ。。
これがなかなか取り返せません。それもそのはず350B1選手がMAX-0。MURAKAMI選手もほぼ不動。
最後にその配置で350B1選手がやや崩れ、改めてこの曲の怖さを見せましたがTradzの逃げ切り。

Tradzらしい難易度の高い譜面で差をつけるスタイルをばっちりと見せてくれました。

ストラテジー選曲「FIRE FIRE -DARK BLAZE REMIX-」

「量子の海のリントヴルム」は休憩なくバラエティ豊かな配置がくる譜面。リズムも覚えていないと難しいところが多め。

ストラテジーで変わったのは「FIRE FIRE -DARK BLAZE REMIX-」。特別な難所はなく精度勝負のマラソン譜面。途端に癖のない曲に変わりましたね。

どこまで出さないかと言った勝負、途中ほぼ拮抗していきます。
350B1選手とREIK選手が競うように高精度、続いてMURAKAMI選手とXD*POTE.選手。
350B1選手とMURAKAMI選手がより出さずに勝ち切りました。

精度勝負のマラソンでも勝利。350B1選手の調子がすこぶる良いですね。
1位はREIK選手でなお自己ベスト+5なのですごいのですが届かず。

この試合はまだですが、ここでROUND1のセミファイナルへの道は無くなりました。

大将戦テーマTRICKY

選曲予想

XD*LEVI.選手:Levier’n NābYss(MXM)
REIK選手:*Feels Seasickness…*(MXM)

実際の選曲

XD*LEVI.選手:*Feels Seasickness…*(EXH)
REIK選手:m1dy Deluxe(MXM)

新曲:Crawl Out Immortal(MXM)

*Feels Seasickness…*
6319(−22)−6307(−34)
m1dy Deluxe
7681(−16)−7668(−29)
Crawl Out Immortal
7297(−8)−7295(−10)

XD*LEVI.選手自選「*Feels Seasickness…*」

「*Feels Seasickness…*」はBPMが乱高下する曲。TRICKYらしい速度変化。
レーン速度は曲に合わせていくしかない(調整できない)のでどれだけマスターしているかを問われる譜面ですね。XD*LEVI.選手の選曲としてはちょっと意外でした。

序盤からXD*LEVI.選手がリード。当然速度が変わるほどCRITICALが出やすくなるのですがXD*LEVI.選手安定しています。REIK選手も食らいついていますがじわじわと差が広がっていきそのまま勝利。

いつでも事故が起きうる譜面ですが安心して見ていられました。

REIK選手自選「m1dy Deluxe」

「m1dy Deluxe」は譜面のレーンが傾き縦になるというTRICKYさを持つ譜面。いつもの奥からくる感覚とは違うので慣れが重要。

序盤、鍵盤ラッシュと共にレーンがだんだん画面から離れていこうというところで少しREIK選手にミスが出ます。これが鍵盤5個分、25点の失点に。
これが致命傷でした。じわじわと迫っていきますがXD*LEVI.選手にミスがなく縮まりません。
REIK選手も高精度で迫りますが追いつけず。XD*LEVI.選手の勝利。

XD*LEVI.選手が高精度で勝ち切りました。
REIK選手はミスをしてから2個しか落としていません。ミスさえなければ勝ち切りすら見えたと思うと悔しいですね。

新曲「Crawl Out Immortal」

新曲は「Crawl Out Immortal」。コンポーザーは「U-ske feat. Parfaitty」。「U-ske」はS2では「イグノアザーズ」で登場。歌物が他多数あるコンポーザーです。
EFFECTERは「conceptual explorer」。「Inevitable Magic」も担当していましたね。既存のEFFECTERの別名義でしょうか。そうだとしたらなんとなく心当たりはある。

そしてなによりジャケットは「カヲル&アシタ」。REIK選手の”推し”キャラですね。
敗退も決まり、何よりとんでもない時間の収録、ボロボロの状況で最後の最後に出てきた嬉しさは画面越しに十分伝わりました。

序盤からXD*LEVI.選手がリード。サビが来るまでXD*LEVI.選手がMAX、REIK選手がMAX-10で10点差。
サビからも縦連打やつまみ絡みの鍵盤。XD*LEVI.選手も流石に削られていく。
しかしここからはREIK選手が全く削られません。点差が縮まっていきます。しかし2点差で止まり曲が終了。XD*LEVI.選手の勝利。

とんでもない対決だった。。
REIK選手の判定があってからは全くCRITICALが出ないブレなさが素晴らしいですね。
そしてそれをも凌駕し新曲を1桁で抑えたXD*LEVI.選手も凄まじい。。
最後の最後に究極の接戦を見ました。

展開予想の答え合わせ 

よって先鋒戦Tradz、中堅戦Tradz2勝、大将戦ROUND1の1勝、Tradzの2勝で10−2。Tradzの勝利を予想します。

先鋒戦と大将戦が違いましたね。

最後は勝利で決めた

Tradzが勝利でセミファイナルを確定させました。3位になったのでGAME PANICとの対戦になりましたね。
XD*LEVI.選手が大将4回という他のチームにはなかったオーダーでした。GAME PANIC戦だけ完敗になりましたが3回は全勝という素晴らしいパフォーマンス。
GAME PANICにはリベンジしにいくことになります。この負けたチーム相手にリベンジしていく姿、S2でも見たな。。

ROUND1はここで敗退。正直この延期がもたらしたダメージは大きすぎる。
相手チームの最後のストラテジーカードを被弾する羽目になるのはちょっと痛いですね。
噛み合わない場面の方が目立ちましたが強いチームだった。。

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