【BPLS4 IIDX】レギュラーステージ第1試合TAITO STATION Tradz vs APINA VRAMeS振り返り

BPLS4

S4の開幕

こんにちは、いづです。

いよいよ始まりました本放送。ただこの第1試合は6月1日に放送されているのでもはや再放送。やっと振り返りを出せるという感じでした。

開幕戦はTAITO STATION Tradz(以下Tradz)と前回優勝チームのAPINA VRAMeS(以下アピナ)。
FinalはKKM*選手とWELLOW選手の直接対決。今までにない対戦カードですね。

なおBPLS4はS3までと大きく違うルールがあります。勝利ごとの獲得ptですね。
1st,2nd(先鋒・中堅)で全て勝利してもまだ勝ちを決められず最悪引き分けでしたがS4からは勝利になります。

全然知らなかった方はおさらいしておきましょう。

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1st match テーマTREND

選曲予想

KUREI選手:夏風邪デスコ
UCCHIE選手:Shapeshifter

実際の選曲

KUREI選手:夏風邪デスコ
UCCHIE選手:流桜の門

夏風邪デスコ MAX2678
2668(−10)- 2671(−7)
流桜の門 MAX2150
2140(−10)- 2144(−6)

KUREI選手選曲「夏風邪デスコ」

「夏風邪デスコ」は規則的な交互押し配置が特徴的。
正規譜面が押しやすくMAXに程近いスコアが出せそうな譜面。
KUREI選手といえばこういった正規譜面・心臓勝負ですね。流石に予想できた人が多そう。

KUREI選手は正規、UCCHIE選手はRANDOM。UCCHIE選手はRANDOMで仮に外れて押しにくい譜面でも強いイメージ。

点差は1点差で進行。後半決定打になりうるとはいえ吹けば飛ぶような点差なので一瞬たりとも安心できません。ラストのサビ前でまた同点に。
画面をじっと見ていなければ見落とすほどのわずかな黄GREATが点差を作りUCCHIE選手の勝利。

開幕からとんでもない接戦。KUREI選手の持ち味とも言える超精度勝負でしたが勝利には至らず。。

UCCHIE選手選曲「流桜の門」

「流桜の門」はチャージが頻繁に絡む譜面。綺麗なトリルも踏まえるとあまりRANDOMはかけたくないですね。どちらかというとRANDOM向きの足場の悪い譜面が強みのUCCHIE選手が投げるイメージがなかったので意外でしたね。

KUREI選手は正規、UCCHIE選手はR-RANDOM。どちらもやりやすそうなオプション。
序盤はややUCCHIE選手リードかと思いましたがブレイクでは同点。
しかし明けで少しGOODが出たKUREI選手、5点未満ですが引き離されそのままUCCHIE選手が逃げ切り。

またしてもギリギリの試合、またしてもUCCHIE選手が制していきました。

お互い「勝てる」安心感を持っての選曲ではないだろう超僅差の戦い。5点以上の差が一瞬たりともつかない素晴らしい勝負でした。

2nd match テーマNOTES

選曲予想

8$.選手:ナイトフィクション
CHP*1E選手:神っぽいな

実際の選曲

8$.選手:Bitter & Lucky
CHP*1E選手:アクマフカ

Bitter & Lucky MAX2574
2513(−61)- 2515(−59)
アクマフカ MAX2336
2293(−43)- 2323(−13)

8$.選手選曲「Bitter & Lucky」

「Bitter & Lucky」はテーマSOF-LANではないけれど途中減速パートがある曲。チャージ、スクラッチもそこそこにあるもののどれも尖っていないのでNOTES・・なのか。
同時にTRENDであるこの譜面。同じ曲はシーズン中2度と選べないのでTRENDで選べなくなります。相手もまさかこの序盤で選ばないと思うはずで不意打ちにはなりそうな気配。

オプションは両者RANDOM。序盤はややCHP*1E選手リードに思われましたがいつの間にか追いつき。
スクラッチがらみで一気に追いつきましたね。
そして減速化。本当は遅くなるところをスタートボタンで調整しています(ギアチェンジと呼ばれる)。減速してから元の速度に戻るので2回必要になります。
開始も終了時もギアチェンジは両者上手くいっているようですがややCHP*1E選手がリード。

途中密度の薄いところでで8$.選手がグラフをチラ見して苦い顔をしていますね。
しかしその後のスクラッチがらみでややCHP*1E選手がミス。12点差が一気に縮まっていきます。
その後はデッドヒート。最後ギリギリで勝ち切ったのはCHP*1E選手。

少し8$.選手は調子が出せなかったか。。自己ベストからもかなり離れていて苦しい展開でした。

悲壮感が漂いすぎている

競り勝ったCHP*1E選手。アピナの勝ちの可能性をぐんと高めました。

CHP*1E選手選曲「アクマフカ」

「アクマフカ」はNOTESテーマでありながらズレはねとチャージの絡む譜面。
CHP*1E選手にあんまりズレはねのイメージはなかったですが、過去選曲「RUGGED ASH」に近いタイプの選曲。

8$.選手はR-RANDOM、CHP*1E選手は正規。チャージが絡むので普通のRANDOMは怖いですね。
序盤は拮抗しますがゆっくりとCHP*1E選手が引き離していきます。
8$.選手も大きなミスがあるわけではないですが追いつけず。終盤は黄ばみがちで大きな差になって終了。

CHP*1E選手自己ベストマイナス3ですね。本番でも抜群の安定感。
これでアピナの勝利が確定しました。

Final match テーマSCRATCH

選曲予想

KKM*選手:Overload Frontier
WELLOW選手:Beat Juggling Mix

実際の選曲

KKM*選手:Hydrogen Blueback
WELLOW選手:ベィスドロップ・フリークス

Hydrogen Blueback MAX2482
2459(−23)- 2430(−52)
ベィスドロップ・フリークス MAX2550
2491(−59)- 2465(−85)

KKM*選手選曲「Hydrogen Blueback」

「Hydrogen Blueback」は声ネタにぴったりと合っている連続スクラッチが特徴的。
この声ネタが何度も繰り返され、楽しい譜面ですが精度を保つことが特に難しいですね。

KKM*選手がMIRROR、WELLOW選手がR-RANDOM。鍵盤は規則的なのでRANDOMよりはどちらもやりやすい印象。
序盤はさほど差がつかないかと思っていましたが進むごとにKKM*選手が引き離していきます。

KKM*選手連続スクラッチを光らせ続けます。こんなにスクラッチが光っていたらさぞ楽しいだろうと思いながら見ていました。
20数点差で終盤まで。コンボを切らずに走り抜けました。

恐ろしい精度で圧倒しました。しかもコンボを切らない超技術。

WELLOW選手選曲「ベィスドロップ・フリークス」

「ベィスドロップ・フリークス」はレベル11SCRATCHの問題児。とてもスクラッチを回しながら取れると思えない鍵盤量が特徴的。

KKM*選手は正規、WELLOW選手はRANDOM・・正規!?
正規譜面はスクラッチを連続で回しながらの折り返し階段が降ってきます。右手だけで取る必要があり難関ですね。大体の人はWELLOW選手のようにRANDOMを選ぶのではないかと思っています。

序盤は大きく差がつきませんが正規では階段の個所でKKM*選手が引き離します。押せさえすれば確かに安定しやすい階段。でも普通は押せないんです。。
ぐんぐんと引き離していて、とはいえ20点ぐらいなので何があってもおかしくないのですがKKM*選手に限ってそれはないだろうと思わせるプレイング。
そのまま勝ち切り。またしてもフルコンボ。

またしても圧巻のスコアで勝ち切り。正規譜面でフルコンボなのも相まってお手本を見せられた気分でしたね。。
WELLOW選手も自己ベストの差的には最初から厳しい戦いでしたね。RANDOMで大ハズレならまだしも相手正規ですからね。。

しかしこの試合はもうアピナの勝利です。

展開予想の答え合わせ

Tradzアピナ
21st
TREND
8〜10
2
32nd
NOTES
10
3
8Final
SCRATCH
11
0(被ストラテジー)

2ndで8$.選手がやられたのが予想外でしたね。

勝負を決め切った

アピナが勝ち切りに成功しました。
ギリギリの心臓勝負に競り勝ったUCCHIE選手、他選曲をものにして自選で圧倒したCHP*1E選手。
KKM*選手の破壊の前にゲームを決め切ったのはさすがですね。
オーダー的にはかなり厳しいかに思えた試合も乗り越えました。今回のS4のルール説明みたいな展開になっている。。

Tradzとしてはかなり苦い展開。KKM*選手のコストが40削って勝てないのが後に響きそうです。
KKM*選手をFinalで出してなんだかんだ引き分けはあっても勝ち切られたことはなかったので痛いところ。しかし見応えのある接戦と最後のショーは圧巻でしたね。。次こそは勝利に繋げたい。

破壊が虚しく響く。

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