今からでも
こんにちは、いづです。
第10試合はAPINA VRAMeS（以下アピナ）とROUND1。
S3での優勝チームと準優勝チームの戦い。
第10試合と放送5週目なわけですが、先週（第４回目）から放送開始前にルール説明がなされましたね。
第1回からあった方がいい気がしましたが、ふらっと見に来た人たちのためにこういうのは大事ですね。
ふらっと見に来た新規の人がどれくらいいるかわかりません。しかしそういう人たちに優しい振り返りでありたいですね。気づかずわかりづらい表現になりがちですからね。
1st match テーマSOF-LAN
選曲予想
NAGACH選手：Surf on the Light
1-PIN選手：罪過の聖堂
実際の選曲
NAGACH選手：fun
1-PIN選手：fun （同じ曲のため抽選変更）→ GRADIUS -FULL SPEED-
fun MAX1866
1834（−33）- 1799（−24）
GRADIUS -FULL SPEED- MAX2148
2043（−105）- 2111（−37）
NAGACH選手選曲「fun」
「fun」はS4で２回目の登場。速度変化と等間隔でない鍵盤が特徴的。
鍵盤精度勝負のプランが見える楽曲。
オプションはNAGACH選手がRANDOMで1-PIN選手がMIRROR。トリルが降るのでRANDOM怖めですが選択。
ハネ気味の鍵盤を慎重に捌いていく両選手、NAGACH選手が10点ほどリード。黄GREATがほんのわずかしか出ていません。
最初の速度変化でも情勢は変わらず。しかしその直後密度が少し上がると点差はグッと縮まっていきます。ここは固定オプションだと有利かもしれません。
同点になった、と思った直後の速度変化。1-PIN選手がギアチェンジを少しミス。元の速度に戻すのに大きく惑って50点差。
流石にその差は大きすぎたか、そのままNAGACH選手が勝ち切りました。
両選手が同じ曲を選んだ、というプレッシャー下で見事に勝利を決めたNAGACH選手。素晴らしいプレーでした。
1-PIN選手はあのミスさえなければ可能性があったのでかなり惜しいところ。
抽選楽曲「GRADIUS -FULL SPEED-」
1-PIN選手の選曲は「fun」でしたが変更。
同じ曲が選ばれた時は２度やらず片方は変更する。これはS3から用意されたルールですね。
S2では同じくSOF-LAN（レベル10）で「Surf on the Light」が被り２回やるという試合がありました。
それが理由で作られたのかわかりませんがそれ以来なかったので色々な人が忘れていました。
筆者は当然覚えていましたとも。
「GRADIUS -FULL SPEED-」は中盤の速度変化が特徴的な譜面。加速減速を行ったり来たりするのである意味「fun」に似たタイプの楽曲とも言えそうです。
オプションは両者RANDOM。序盤の鍵盤パートではジリジリした展開からスタート。速度変化があるまでは流石に点差が動かない両者。
中盤の速度変化、ここでNAGACH選手が少しミス。気持ち早めの速度で我慢しなければいけなくなります。下手な調整をすると後の加速に響く可能性はあります。
しかしここで築いた点差が大きいですね。立て直しには成功しますが60点ほどになりそこからは追いつけません。
1-PIN選手が勝ち切り。
１曲目のミスをバネに1-PIN選手が突然の選曲も勝ち切っていきました。負けられないという意地が見えて良かったですね。
2nd match テーマCHORD
選曲予想
CHP*1E選手：酔いどれ知らず
CYBERX選手：SCORE
実際の選曲
CHP*1E選手：おおきなこえで
CYBERX選手：SHION
おおきなこえで MAX2190
2172（−18）- 2153（−37）
SHION MAX2718
2711（−7）- 2707（−11）
CHP*1E選手選曲「おおきなこえで」
「おおきなこえで」はチャージノーツを押しながらの鍵盤や少しズレ気味の鍵盤が特徴的。
この楽曲はS2でTATSU選手がCYBERX選手に投げて勝利した楽曲ですね。CYBERX選手に対して刺しにきたようにも見える選曲。この時のCYBERX選手の選曲が「Love Me Do」で「おおきなこえでLove Me Do」で覚えていましたね。。
S3では実は課題曲から消えていたのですがS4でしれっと復活。
オプションは両者MIRROR。チャージが絡むので固定系が良さそう。
最初のズレ気味の鍵盤では大きく差がつきません。わずかな点差でシーソーゲームを繰り返し同点でサビへ。ちょっと静かになるところでCYBERX選手がグラフをチラ見していますがそのタイミングで0点で笑いました。
サビへ突入するとわずかに出た黄GREATを皮切りにCHP*1E選手がリード。
そして途中のトリルで8点ほどに広がりかなり決め手となったか。そこからも止まらず差を広げてCHP*1E選手の勝利。
CHP*1E選手このチラ見の時点から５個しか黄GREATを出さない好プレー。
差し切りましたね。
CYBERX選手選曲「SHION」
「おおきなこえで」ときたら「Love Me Do」だと思っていたら「SHION」。
これ以上ないくらいの心臓勝負譜面。終始一定のリズムキープかと思えば最後細かい16分になったり、リズムが少し違うのでそこで差がつきやすいか。
オプションは両者RANDOM。
開幕から一定リズムの同時押し。ほとんど差がつきません。終始こんな展開が約束されていそうな選曲です。
わずかな点差でラスサビ前の16分。ここでも両者しっかりと押し切り若干CYBERX選手リード。
しかしラスサビに入るまでの黄GREATでその差がなくなっていき渾身のチラ見。
タイミングが絶好すぎる
今までとは違うリズムを叩かされる最後、それでも0点が揺るぎませんが最後にわずかに出たCYBERX選手の黄GREAT。CHP*1E選手の勝利。
CYBERX選手得意の心臓勝負を跳ね除けてCHP*1E選手が勝ち切りました。
Final match テーマPEAK
選曲予想
UCCHIE選手：GHOST
LEO選手：Ganymede
実際の選曲
UCCHIE選手：Nasty Techiniques
LEO選手：Angelic Jelly
Nasty Techiniques MAX2676
2661（−15）- 2631（−45）
Angelic Jelly MAX2838
2797（−41）- 2789（−49）
UCCHIE選手選曲「Nasty Techiniques」
「Nasty Techiniques」はPEAKといえど他の曲に比べるとやや心臓勝負気味か。基本的なレベル11であまりPEAKっぽさはないですね。
オプションは両者RANDOM。開幕のスクラッチとトリルで10数点のリードを作るUCCHIE選手。
そこからはなかなか大きくは動きません。少し忙しいサビ前で広がりますがそれ以外は一定の調子で差が広がっていく。。
そのままUCCHIE選手の勝利。
UCCHIE選手が寄せ付けない精度で勝ち切っていきました。
ちなみにこの曲はS2でも選ばれておりその時勝ったDINASO選手のスコアが2647。
今回は2661でかなり飛び抜けたスコアでしたね。。ちなみにLEO選手のスコアはこのときのKUREI選手のスコアと近いです。
ここでアピナの勝利が確定
LEO選手選曲「Angelic Jelly」
「Angelic Jelly」は序盤と終盤来る外側（１、７鍵盤）と内側（３、５鍵盤）のトリル、最後にくるラッシュが特徴的。
この曲はS3でTATSU選手がUCCHIE選手に投げて勝利した曲。・・またTATSU選手！？
UCCHIE選手を明確に刺しにきた楽曲。
オプションは両者MIRROR。序盤に突然来るトリルではLEO選手にやや黄GREATが出てUCCHIE選手が4点ほどリード。そこからは細かい黄GREATでまたも点差が広がっていきます。
最後のラッシュ前では20点ほどのリードを築いたUCCHIE選手。これは効かないかと思った矢先最後のラッシュで一気に黄GREATに寄るUCCHIE選手。対してLEO選手ここは完璧。
リードがみるみるうちに溶けますが少し残ってUCCHIE選手の勝利。
UCCHIE選手無事勝ち切りました。PEAK箇所以外の安定感が高いですね。
勝負が決まる局面だったらもっと怖かったですが勝利はすでに決まっているので胸を撫で下ろすだけ。
LEO選手は選曲、プレー共に素晴らしかったですね。もう後一息でした。
展開予想
| アピナ | ROUND1 | |
| 0→2 | 1st SOF-LAN 8〜10 | 4→2 |
| 3→6 | 2nd CHORD 10 | 3→0 |
| 8 | Final PEAK 11 | 0 |
ハズレ
影が見える
アピナが２勝目を飾りました。スムーズな試合運びでしたね。
際立って全員絶好調という感じでした。
ROUND1としては2敗目。U*TAKA選手のコストは温存しているのでここからは大暴れしてくれそうですね。
LEO選手のプレーは光るものがありましたね。これで後１本という形まで持って行ければ良かったですがそれを許さないアピナの強さも出ていました。
あとなんかこの試合はTATSU選手の過去選曲が多くてTATSU選手の影を見た気分でしたね。
刺さる選曲だったのだとわかって面白かったです。
選曲にカリスマの影
