盛りだくさんの2時間
こんにちは、いづです。
とうとう始まりましたBPLS5。2時間の長丁場どうでしたか。
私も20時からだいたい2時間くらい通しで見ましたがそこまではキツくなかった気がします(欲を言えば少し機種間のインターバルが欲しい気もしますが、告知の時間がそれなのかもしれません)
さて第1試合はTAITO STATION TradzとROUND1。前半で4ptをとってKKM*選手につなげたいTradzと引き分け以上の有利展開でLEO選手につなげたいROUND1。思いが実ったのはどちらか。
1st match レベル10
新曲:COLOR BURST
| PAYA | TAKWAN |
| 2194(−8) | 2192(−10) |
新曲はBPLテーマソング、S4もテーマソングを担当したRainy。が引き続き登場。シーズン連続のテーマソングは初、そしてテーマソングが課題曲として選ばれた(?)のも初ですね。
視聴者側としては1時間前くらいに聴いた曲。
オプションは両者正規。初見でRANDOMつけたくはないのでそれはそうですね。
曲が始まるとほぼ同点。PAYA選手のプレーしている画面はまさかのゴースト付き。見ているこちらもヒヤヒヤするオプション。
譜面はごく普通のレベル10。リズム合わせでトリルと同時押しが混じっていますが押しやすいですね。
それゆえに点差はほぼつかずに進行。僅かながらTAKWAN選手がリード。
道中4点差ほどに広げます。
しかしラストのサビ、わずかに鍵盤の取りこぼしが出てしまったTAKWAN選手、1個あたり2点の失点ながらこの点差では大きく出てしまいます。
PAYA選手がリードを奪いそのまま曲は終了。
ペースを保ち続けたPAYA選手の勝利。中盤あたりからは点差がついていると分かりながら焦らず追いかけていったのが素晴らしいですね。
TAKWAN選手は出るはずのなかったミスが重なってしまった印象。プレッシャーもさぞ大きかったに違いない。。
ちなみにこの曲一番難しいのはラストのサビ前に片側トリルが左右唐突にくるところだと思っているのですが、この二人は1個の黄GREATも出しませんでしたね。
Tradzにとっての4ptのハードルがグッと下がる展開になりました。
2nd match テーマTREND
選曲予想
INARI選手:消極的セツナイズム
CYBERX選手:ADVANCE
INARI選手:Caramel Pain
CYBERX選手:SHINING☆DANCE
| INARI | CYBERX |
| 1655(−9) | 1655(−9) |
| 2465(−21) | 2474(−12) |
「Caramel Pain」はIIDX33 Sparkle Showerで登場した最新曲。
中盤から複数本のチャージと終点に鍵盤の配置を繰り返す。全体的にハネ気味でスコアを出すには集中力のいる譜面に思えます。対策も必要ながら精神力も求められる譜面を投げた印象。
オプションはINARI選手はMIRROR、CYBERX選手は正規。
最初のパートではINARI選手がリード。歌詞合わせの鍵盤でリードがどんどん削れていき拮抗。
そのなかで2点ほどINARI選手がリードする展開。
ただチャージ、鍵盤の繰り返しが延々と続くこの曲。
集中力勝負でCYBERX選手が1点1点と追い詰めていきます。
さあ終わるかというところで同点。そのまま決着。
同点決着、同点だと両方とも勝利扱いになるので双方2pt獲得。
INARI選手が点を持ち帰ったのはTradzにとっては大きなプラス。
目標の4ptさえ達成してしまえばKKM*選手全勝+8ptで12pt。それ以外を負けても12−10となるので問題ないですね。
「SHINING☆DANCE」はIIDX33 Sparkle Showerで登場した最新曲。
頻繁にスクラッチと同時押しが入るのでそこでスコアが削れないようにしたいですね。
目立つ難所はないので心臓勝負気味ですが、そういうのはCYBERX選手が得意なイメージ。
オプションはINARI選手がRANDOMでCYBERX選手がR-RANDOM。
前半は同点。中盤にかけてCYBERX選手がリードを作っていきます。
細かい黄GREATが出ないので少しミスが出ましたがそのままリードを保ち続ける展開。
終盤になるとさらにそれが広がっていくか。CYBERX選手が安定したまま逃げ切り。
CYBERX選手が弛まぬ安定感で好調なスタートを切りました。
あまり普通は投げない心臓勝負で勝っていく姿いいですね。
3rd match テーマCHARGE
選曲予想
UTSUHO選手:THE BLACK KNIGHT
U*TAKA選手:Psycho Sheep Riddim
UTSUHO選手:Souhait bleu
U*TAKA選手:ADAMANT
| UTSUHO | U*TAKA |
| 2768(−46) | 2788(−26) |
| 3057(−21) | 3063(−15) |
「Souhait bleu」はIIDX29Cast Hourで登場。SOUND VOLTEXからの移植曲。
IIDXではあまりみないBPM225が特徴的。
中身はチャージと階段、トリルなどずっと忙しい譜面です。
両者オプションは正規。階段とチャージが絡む配置はRANDOMで崩すと取りづらいですね。
序盤からU*TAKA選手が1桁差ながらリード。
チャージをおさえながらの階段、たびたびくる高速トリルで黄GREATが双方出ていきますがU*TAKA選手が最小限に抑えているか。
差が10点以上になっていき、追いつくのは厳しそうかというところで決着。
U*TAKA選手がもぎ取っていきました。
高速トリルもほぼ光っていてさすがでしたね。厚い対策の結果が出ていそう。
「ADAMANT」はIIDX32Pinky Crushで登場。
チャージ絡みも要素の一つではあるものの2重階段やスクラッチ絡みが特徴的。
曲調さながら重たい譜面です。個人的にはUTSUHO選手が得意そうと思っていた譜面でU*TAKA選手が投げるのは意外でした。
オプションは両者正規。RANDOMは押しにくくなりそうです。
静かなチャージから始まりだんだん重くなっていきますが両者ほとんど差がつきません。
UTSUHO選手が1曲目よりも安定感を増していますね。
とはいえU*TAKA選手がリード。
中盤から終盤にかけてバックスピンスクラッチと鍵盤の絡むところで7点ほどに広がったか。
そのまま逃げ切り勝利。
決定的な差がついたところはここですね。
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バックスピンスクラッチは始点と終点でスクラッチを回す必要があります。
終点の後に来るスクラッチの取りづらさ、そしてそこに鍵盤もあるという精度の取りづらい配置となっています。U*TAKA選手が上手かった。。
しかしここ以外はほぼ同点。普通一桁差で収まるような曲ではありません。
UTSUHO選手のパワーが垣間見える展開だったと思います。
4th match テーマPEAK
選曲予想
KKM*選手:THE PEERLESS UNDER HEAVEN
LEO選手:Feel The Beat(LEGGENDARIA)
KKM*選手:疾風迅雷(LEGGENDARIA)
LEO選手:V →煉獄のエルフェリア(ストラテジーカード)
| KKM* | LEO |
| 3507(−141) | 3365(−283) |
| 3964(−36) | 3931(−69) |
「疾風迅雷」はIIDX21SPADAで登場。ANOTHERの比較的簡単目のレベル12がありますがこちらは超高難易度のLEGGENDARIA。
たびたび降るスクラッチと2重階段。後半に至ってはひたすら鍵盤が降ってくる全譜面の中でも重たい譜面。スクラッチもしっかり難しいのに鍵盤も十分に配置されているところがおぞましいですね。
オプションは両者RANDOM。
序盤から20点ほどKKM*選手がリード、絶え間なく忙しいこの譜面で途中LEO選手がBADハマり・・BADが連続して出てしまって60点ほどに広がっていきます。
そこからダメージが蓄積していくかのように点差が拡大。
なぜ押せるのか、押せている姿を我々は見ていますが到底信じ難い何かですね。
120点ほどのリードを築き上げてそのまま勝ち切りました。
KKM*選手が破壊をきちんと見せてくれました。
S3でこの楽曲選曲されているのですが、その時の勝利スコアは3408。時が経ったとはいえ100近く上回っているのは次元が高すぎる。
「V」は白鍵盤と黒鍵盤の交互押し、デニムが特徴的な譜面。
LEO選手がS3でドラフト会議に出た時にアピールポイントにしていた楽曲ですね。曲名見た時に思い出しました。。
状況といいここは負けられないということでTradz側からストラテジー。リスペクトとも呼べます。
「煉獄のエルフェリア」は縦連打と途中曲調と配置の系統が切り替わるところが特徴的。
一気に密度が増すのでPEAKらしいPEAKではある気がします。
オプションは両者RANDOM。
比較的穏やかな序盤はほぼ拮抗。問題は転調するところ。
しかしここは両者大きなミスなく、少しずつ点は離れていくもののLEO選手も食らいついています。
ただ追いつくにはもう遠いか。元の曲調に戻るともう残りもわずか。
30点のリードを守ってKKM*選手の勝利。
ストラテジーカードで出た曲でしたがLEO選手がかなり踏ん張っていました。
自己ベストも出しています。しかしKKM*選手の壁は高い。。
予想答え合わせ
よって12−8でTradzの勝利を予想します。
今回はストラテジーカードはないと思います。
12−10
同点やストラテジーありましたが概ねあっていますね。
1st matchが運命を変えた
同点決着、同点だと両方とも勝利扱いになるので双方2pt獲得。
INARI選手が点を持ち帰ったのはTradzにとっては大きなプラス。
目標の4ptさえ達成してしまえばKKM*選手全勝+8ptで12pt。それ以外を負けても12−10となるので問題ないですね。
これがプラスになるのは1st matchで勝利をしているからですね。
1st matchの結果が逆だとROUND1の勝利(10−12)になっていました。
そうなると1st matchを取れなかった後悔は大きくなっていくでしょう。
試合終了後TAKWAN選手の悔しさがよく伝わる展開でした。
見たことない新曲で勝負しているので十分仕方ないとはいえ。。
一新したTradzの最高の滑り出しとなりましたね。
今回のルールではKKM*選手は後3試合中2回同じポジションで出せます。

全部1位のモンスターを、あと2回・・?
ROUND1としては厳しいスタート。とはいえ噛み合えば十分すぎる勝ち筋のあるチームなのでここからが大事になってきますね。

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