テーマソング
こんにちは、いづです。
ついに始まったBPLS5。今回は3機種同時でテーマソングも1つ。
IIDXには収録されるのですがボルテやDDRはどうなのでしょう。
せっかくなので欲しいところ。
さて振り返るのは第1試合TAITO STATION Tradz vs ROUND1。
初登場JAKADS選手。復活WANIROU選手と新たなるTradzとDPE選手でさらにガッチリとした印象のあるROUND1。どちらが勝利を掴むか。
1st match メガミックスバトル:区分7
350B1選手の選曲
ΛNXIENT:LEGΛXIEZ
APØCALYPSE RAY
Don’t you dare play GOD
Divine’s:Bugscript
ULTiMATE INFLATiON
区分7のなかで350B1選手が選びそうだなと想像する曲全てが出てきてしまいました。
全てレベル18。高速トリルで350B1選手の代名詞「Divine’s:Bugscript」(バグスク)。
BOLL選手の選曲
Ops:Code-Rapture-
Crack Traxxxx
煙
祝福の色彩は想い結ぶ君たち迄
Unleashed Redness
覚えていないとミスしそうなものが詰まっている選曲。とはいいつつバラエティ豊かですね。
| 曲 | 350B1(先攻) | BOLL(後攻) |
| Ops:Code-Rapture- | 1 | 1 |
| ΛNXIENT:LEGΛXIEZ | 1 | 1 |
| Crack Traxxxx | 1 | 1 |
| APØCALYPSE RAY | 1 | 1 |
| 煙 | 1 | (L3) |
| Don’t you dare play GOD | (L3) | 1 |
| 祝福の色彩は想い結ぶ君たち迄 | 1 | |
| Divine’s:Bugscript | 1 | 1 |
| Ops:Code-Rapture- | 1 | (L2) |
| ULTiMATE INFLATiON | 5(L2) | |
| Unleashed Redness | 1 | 1 |
| ULTiMATE INFLATiON | (L2) | 8(L3) |
| 14 | 15 |
開幕4曲満点で通過し動いたのはBOLL選手の「煙」。
拍子の違う鍵盤が混じっている精度勝負的には難しそうな譜面。
最後はメガミックスバトルならではの譜面となっています。(最後の直角つまみはメガミックスバトルにしかありません)
しかしここは350B1選手が跳ね返します。訪れたチャンスで「Don’t you dare play GOD」。
BPMが本来変化するこの曲もレーンの速度が変化しないメガミックスバトルでは一定、専用の対策が必要になる曲ですがここはBOLL選手が防ぎます。
2の矢は「Ops:Code-Rapture-」。つまみに意識を向けつつ細かい鍵盤を捌く必要のある曲。
両者譲らずの展開でしたがCRITICAL1個差で350B1選手が防ぎきり。
そして返しは「ULTiMATE INFLATiON」。こちらも高速鍵盤の暴力のような譜面。
FXロングと白い鍵盤の階段の混ざる配置でBOLL選手がFXが抜け大量失点。
350B1選手が勝ち切りました。ここで13−6。
次のターンはBOLL選手の自選。ここでレベル3を発動して8個の星を狙いにいく算段もありましたがせず。普通は自選で使いたくなりがちですね。
次の最後の曲はBOLL選手が試合が始まる前に選んでいるため、そちらの方が分があると考えたのかもしれません。実際11ターン目で発動して負けると最後のターンを前に負けが濃厚になります。(3ゲージが貯まるかわからないため)
しかし発動しなくても負けると良くて引き分けになるところ、プレッシャーか1ミスがでるBOLL選手。このまま終われば引き分けでしたが350B1選手も僅かに出て同点で決着。
チャンスを残して最終ターン。
最後にBOLL選手が選んでいたのは「ULTiMATE INFLATiON」。
先ほどミスが出た曲でしたがアウトロはどうか。
最初から僅かにBOLL選手がリード。350B1選手のほうにわずかにCRITICALが出ていました。
全く動かず最後のトリル。短めのアウトロをしっかりと逃げ切り。
BOLL選手の逆転勝利。
満を持しての高精度、最後はCRITICAL1個でかけ抜けて勝利しました。
最後の11ターン目の選択も実った形になりました。
対する350B1選手は最後以上に11ターン目のミスがかなり悔しい形になりました。
11ターン目を取りきれれば引き分け以上に持ち込めていましたからね。。
2nd match テーマTSUMAMI
選曲予想
Tradz:Sunflower Vibes
ROUND1:Pet Peeve
Tradz:Gryphone
ROUND1:Sunflower Vibes
| Tradz | ROUND1 |
| 10531(−7) | 10528(−10) |
| 12690(−8) | 12677(−21) |
「Gryphone」は課題曲の中でも随一の最新曲。ほとんどつまみが占めている楽曲で的確な操作が求められます。Tradzの二人がこのタイプの譜面を選ぶのはやや意外でした。
序盤はややROUND1がリード。鍵盤は最初はおまけ程度なのでわずかなCRITICALが命取り。
つまみは出張や覚えていないとできなそうな配置も入っていますがこういったところにミスがないのがさすがプロ選手。
さあラストに入ろうかというところ、つまみを取りながらのトリル配置。
占める部分はわずかながらここがROUND1の2人に刺さっていきます。リードを奪い取ったTradz。
そこからは曲も残りわずか、逃げ切って勝利。
このままROUND1の勝利かと思いきや一瞬の逆転劇でした。
ミスなしで両PUC完走も素晴らしいですね。
「Sunflower Vibes」はつまみを意識しつつ鍵盤もそれなりに入っている譜面。
つまみの操作も求められているとはいえ鍵盤もそれなり、というTradzが選びそうな印象のある譜面でした。
序盤はほぼ拮抗。XD*POTE.選手にCRITICALが出てわずかにTradzがリード。
そこから道中つまみが外れてここだけで8点の失点になっってしまいます。このレベル帯にとっては痛い点差。。
この点差が響き後半につれTradz側もCRITICALが出ていきますがまだリード。
一方でMAX-0を保ち続けるDPE選手。頼もしい、しかし支えきれない点差でした。
Tradzが勝利。DPE選手は大会1試合目にしてS-PUC。S3も1試合目でS-PUCでしたが何かジンクスでもあるのか。。
Tradzがまたもや勝利。S2のTradzを支えたコンビが帰ってきたという安心感が素晴らしい。
ROUND1としてはDPE選手が開幕1試合目S-PUCを決めましたがこれがタッグバトルというお手本のような展開に。
最初の10点でもう決まってしまっていたのはなかなか酷ですね。
Tradzがリードを取り返して3rd matchへ。
3rd match テーマONE-HAND
選曲予想
JAKADS選手:Sweetie Beauti Magic
REIK選手:Juggler’s Maddness
JAKADS選手:Cumulonimbus
REIK選手:Akzeriyyuth
新曲:Divine Ether
| JAKADS | REIK |
| 7290(−17) | 7297(−10) |
| 6213(−9) | 6215(−7) |
| 7147(−27) | 7163(−11) |
「Cumulonimbus」も比較的新しい譜面。早めの階段がつまみ操作の間に混じっているので動きの切り替えが必要ですね。光らせるのが難しいタイプの譜面を選んできました。
序盤はほぼ拮抗。といいつつCRITICALの差でREIK選手が抜け出します。
ここでできた6点差がなかなか縮まりません。両者ほとんどCRITICALを出さずリズムの違う階段も丁寧に捌いていきます。縮まる様子もなく、しかもジリジリと引き離していくREIK選手。
最後まで安定して勝ちきり。
ここでREIK選手がカウンター。取られた勢いを急に取り戻し一気に優勢へ。
終始高精度でまるで自選曲のように見えましたね。
JAKADS選手も当然目立ったミスはなく、初戦で決して悪くなかったはずなのですが。。
「Akzeriyyuth」は直角つまみのどちら(赤青)をどっち向きに回すかが混同しやすい譜面。
一発勝負の場で出てきたらだいぶ嫌な譜面ですね。しかし覚えてしまえば配置としてはレベル18では比較的簡単なので心臓勝負ともいえます。
序盤はほぼ同点で推移。ミスは全くないですね。
中盤になってつまみ地帯。回す手、鍵盤の位置間違えやすいですがさすがの高精度。
本当に1個のCRITICALが惜しい展開になっていきます。
MAX-4の同点からREIK選手がつまみを切って2点、JAKADS選手が鍵盤の1点の失点でJAKADS選手がリード。
最後に向かって2重トリル、2つ同時押しをつまみをしながらとる配置でJAKADS選手痛恨の3CRITICAL。これが響いてREIK選手が逆転。その差を縮められることなく逃げ切り。
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REIK選手がギリギリの心臓勝負を勝ち切っていきました。
この曲を選べる胆力と針の穴を通す精度が見事でした。
ここでROUND1は引き分け以上を確定。
新曲「Divine Ether」。コンポーザーはあまみ×ひなみ。
S3でテーマソング「Knew Order」を担当し直近では「ハートビートスラッガー」などがあり最近出番の多いコンポーザー。EFFECTERは「力を示せ〜PH〜」ことPHQUASE。
序盤から中盤にかけてほぼ同点。譜面も比較的ONE-HANDっぽいとはいえ落ち着いていて、だからこそ差がつかないですね。
サビあたりから少しずつREIK選手がリード。CRITICALだけの差ながら着実に伸ばしていきます。
そしてラストサビ。初見でやらされる回さなくていい直線つまみが犯罪チックですがそれも騙されず、変な配置も乗り越えていきます。しかしここでJAKADS選手の直角つまみが抜けたか。大きな差となってしまいます。
最後はREIK選手がPUCなるかと見守る展開。無事PUCを達成。
REIK選手が輝きすぎている、逆転勝利を掴みました。
勝敗予想の答え合わせ
3rd matchはJAKADS選手がどこまでパワーを発揮するか。REIK選手の自選の火力を評価してここでTradz側はストラテジーカードもあり得る気がします。今回は相殺されないのでROUND1側は使っても自選は守れません。自選曲が変わったら厳しそう。。
新曲もJAKADS選手に期待しつつ全勝を予想。よって8−4でTradzの勝利を予想します。
中盤でリードしていたのでなかったですね。しっかりとハズレ。
B”REIK”ER
REIK選手が全てを持っていきました。S3から見せていたキレのあるプレーが今回勝負強さへつながり気持ちのいい展開になりました。このままレギュラーステージ突破を目指したいところ。
4試合しかない中でのこの1勝大きな価値がありそうな予感がします。
Tradzとしては悔しい敗北。とはいえ出し切った感もありますし、ここからJAKADS選手が慣れていって容赦なく発揮していける感じもします。とりあえず既存メンバーの強さは健在でした。

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