BPL Season2 ドラフト会議感想録 後編

BPLS2

前編はこちら

ちなみに、ドラフト会議の番組構成としてはドラフト会議の様子を写しつつ、途中途中で指名された選手へのインタビューを行う形式、だったのですが、いかんせん時間がなかったのか全体的に中途半端だった印象。なかったらなかったで殺伐としてしまうんだけど、バランス取るのが難しいなと思いました。

3巡目指名が始まる

継続契約が続いているチームはAPINA VRAMeS,GAME PANIC,ROUND1,レジャーランドの4チーム。他4チームは誰が指名されるかもう予測不可能な所まで来ています。
そして始まる3巡目指名。

3巡目指名
APINA VRAMeS :KENTAN選手(継続)
GiGO   :I6VV選手
GAME PANIC : 54GAYA選手(継続)
SILKHAT :ANSA選手
SUPERNOVA Tohoku : 8S.選手
TAITO STATION Tradz : TATSU選手
ROUND 1 :I6VV選手
レジャーランド:G* 選手(継続)

ここで被った・・・I6VV(いがわ)選手何者なんだ・・・

その他の選手は確定となりますが、まあ特に驚きなのはANSA(あんさー)選手ですね
ROUND 1からの継続契約を受けなかったところをSILKHATが逃さず捕まえた形。
前シーズンではレベル11以下の楽曲については通用する武器を持っている印象でした。
ROUND 1は離さなそうなイメージがあったんですがね・・・意外でした。

APINAは割と予想通りで次の4巡目が気になるところ。
GAME PANIC,レジャーランドはもうなんとなく4巡目選手も継続契約かなと察しました。

TAITO STATION Tradzは期待されていたTATSU(たつ)選手指名したかあ 、といった感じです。
キャッチコピーの「ポップとビートの二刀流」の通り、pop’n musicのKAC10連覇を達成している選手なのはpop’n musicを知らない人でも知っているほどの有名さ。勝負強さについては否が応でも期待してしまいます。
SUPERNOVA Tohokuは8S.(はちしゃく)選手。初参加の選手でキャッチコピーは「下町の技巧派」。声に出して読みたい日本語。

ここでくじ引き。I6VV選手はROUND1へ。。。キャッチコピーは「本厚木のBEMANIエンペラー」。
エンペラーか〜。
とことんくじ引きで勝てないGiGOにちょっとかわいそうな感じがしますが、ドラフトらしい展開です。GIGOは代わりの選手を指名します。

GiGO :CYBERX選手

名前からも異色を放っていた選手です。キャッチコピーは「横浜が生んだ精密機械」。。。強そう

個人的にはここまできて、新チームはほとんど新しくBPLに参加した選手を指名していて意外でした。継続契約で指名できないとはいえ、継続契約とならず指名できる選手もいます。ここまでGiGOのCORIVE(カリバー)選手だけしか過去BPLに参加した選手を指名していません。新しい風という意味では良いですが、過去チームメイトだったメンバーと別のチームとして戦う。みたいな流れはあんまりみれないかもなと思っていました。この時点ではCORIVE選手の他にできるのはANSA選手だけです。

そして、4巡目でもう終わりという事実がちょっと怖かったです。
まだ筆者としては思い入れのある選手たちが指名されていません。それでも各チームあと1枠計8人しか指名されないのです。全員継続のイメージがあるGAME PANICとレジャーランド以外は予想もつきません。

運命の4巡目

4巡目指名
APINA VRAMeS :46選手
GiGO   :LOOT選手
GAME PANIC : #MA3#選手(継続)
SILKHAT :NORI選手
SUPERNOVA Tohoku : FRIP選手
TAITO STATION Tradz : NORI選手
ROUND 1 :MAKO-G選手
レジャーランド:U76NER選手(継続)

NORIさんがかぶった!!!!

NORI(のり)選手といえば昨年のBPLではSILKHAT所属の選手。
BPLを試合の面でもSNSの面でも盛り上げた選手だと思っております。武器曲(叙情)で刺して自選をきっちりとる。苦手ジャンルでも善戦する。試合の際のTwitter。選手として最強!とはいえませんが、非常に応援したくなる選手です。
継続契約をしていないSILKHATとしても手放したくなかった選手として4巡目指名をしましたが、継続契約の保護がないのでTAITO STATION Tradzも指名となりました。
この今までの流れだと選ばれないかも。。と不安になっていたのですが、まさか2チームから指名されるとは!かなり嬉しい。

筆者としてはFRIP選手も驚きました。継続契約を切ってチームをリビルドしている印象があったSUPERNOVA Tohoku。4巡目選手は前回と同じFRIP選手なのはもっているものがあった。ということなのかなと思いました。前回の成績としても「1勝を取れる」という強さがあったので、驚いたといえども納得感はありました。

GAMEPANICとレジャーランドは予想通り継続契約。前回のBPLでは色々と恵まれず振るわない結果になった2チームですが、対戦相手のテーマ曲ジャンルが違えば全く違う結果だったといえるほど、実力ある選手たちだと思います。今回も期待大です。

ROUND 1とAPINA VRAMeS、GiGOは新規参加選手。
ROUND 1はMAKO-G(まこじー)選手。キャッチコピーは「新潟の正義」。地名をキャッチコピーに背負える選手大体すごい説。
APINA VRAMeSは46(しろー)選手。キャッチコピーは「奈良が誇るPEAKマスター」。地名とジャンルを背負ってくる選手怖いな。。
GiGOはLOOT(るーと)選手。キャッチコピーは「BEMANI道に終わりなし」。かっこいい。私もそう言いたい。

抽選の結果、TAITO STATION TradzにNORI選手が!
NORI選手はSILKHAT1巡目のSEIRYU(せいりゅう)選手との交流も多く、音ゲー好きの休日(通称おとやす https://www.youtube.com/c/otogedays/videos )というYouTubeチャンネルを共同で運営するほど。個人的には同じであって欲しかった気持ちもありましたが、これはこれでさきほどいった過去同じチームだった選手との対戦が見れる可能性もあるので楽しみです。

そしてSILKHATは代わりにKIDO.(きど)選手を指名。新規参加選手でキャッチコピーは「CHARGEの貴公子」。珍しい得意ジャンル。

ここでドラフト会議が終了。エンディングへ。

独特なエンディングDJ ACT

エンディングのDJはMaozonとNhato。新チームのテーマ曲担当ですね。

Maozonさんの今までIIDXに提供した曲ノンストップリミックス最高〜〜〜〜〜!!

となっていたところ、ドラフト会議では参加チームの企業様のコメント紹介がMaozonさんのDJの途中にあり独特なリミックスになっておりました。頼むから別々で聞きたかった。企業様のコメントも落ち着いて聞きたい。

動画で落ち着いて聴くとTwilight Warp入ってて最高でした。特に好き

NhatoさんにバトンタッチしてVirus Funk、Dawn Sagaと名曲ラッシュ、新曲を交え、
最後にBeyond The Sevenで締めました。最高。金が払える。

全チームの勝ちへの本気度が垣間見えたドラフト会議

ドラフト会議で残念ながら選ばれなかった選手は多いです。
前回のBPLに出ていない(単に筆者が知らないだけの)選手たちもそうですが、前回のBPLに参加していたけれど、今回は指名されなかった選手もいます。

灰色で塗られている選手が前回BPLに参加したものの今回のドラフトで指名されなかった選手

この図はセカンドステージ(全チーム総当たり戦)の終了時の結果です。
先鋒、中堅、大将で選ばれるタイミングにより取れる点数が異なるので役割も加味して得点率で集計しています。MAXは全勝すると取れる点数です。
指名されなかった選手たちはやはり得点率が低めになっています。
(苦手なジャンルだったり、自選曲を選べなかったり、相手が悪かったりということもあるので得点率は実力を示す指標では決してないです。しいていえば勝負強さ。。)

BPLでは一発勝負で勝てる、相手を確実に倒せる武器曲が仕上がっている、相手の選曲も封じる実力がある、などの要素が求められているように思います(主観です)

どのチームも貪欲に優勝を求めていて、上記の強みを持っている選手を指名している。

そんなふうに思えました。

正直なところ、殺伐とした実力主義の空気をほんの少し感じて寂しくなりました。
あるべき姿といえばあるべき姿なのですが。。。

今後も折れずにプロリーグへの参加をしてほしい、と勝手ながら思っております。活躍が見たい。

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