まえがき
こんにちは、いづです。
第24試合は運命の試合。SILKHATは負けたらクォーターファイナル(QF)はなくなる背水の陣、GAME PANIC(以下ゲーパニ)は進出をかけて勝ちをもぎ取るための全力の配置。運命はどちらに。
先鋒戦テーマCHARGE
選曲予想
KIDO.選手:Light Shine
54GAYA選手:ラストセンチュリーメランコリック
実際の選曲
KIDO.選手:Miami Sunset Drive
54GAYA選手:Everlasting Resort
結果
1勝ずつ
Miami Sunset Drive MAX1684
1670−1667
Everlasting Resort MAX1918
1879−1908
KIDO.選手がMAX-1を出しているMiami Sunset Drive。
後からわかったことですがこれがレギュラーシーズン最後の出場、とっておきを出してきました。
最初は54GAYA選手が先行し、「KIDO.選手厳しいか。。」と思っていましたが本当に最後の最後、曲が残り5秒のところで見事逆転。
今まで引き分けはあったものの勝ちがなかったKIDO.選手がついに勝ち切りました。
Everlasting Resortはトリル含めて鍵盤をしっかり押せるかが問われる曲。
RANDOMでそんなに当たりのようには見えませんでしたが54GAYA選手が終始リードを保ちMAX-10という高スコアを出して勝ちました。
そう言えばお互い自選はRANDOMで、テーマチャージって正規系のイメージなのですが慣れるとそうなのでしょうか。。
中堅戦テーマCHORD
選曲予想
ANSA選手:ディッシュウォッシャー◎彡おいわちゃん
PEACE選手:Egret and Willow
実際の選曲
ANSA選手:Wanna Party?(LEGGENDARIA)
PEACE選手:明鏡止水
結果
PEACE選手の2勝
Wanna Party?(LEGGENDARIA) MAX2600
2578−2592
明鏡止水 MAX2886
2803−2836
ANSA選手は筆者の予想に反して心臓勝負。
振り返り配信で言っていましたがスコアは全部抜かれていたので見ずに自分のスコアがよく出た曲をやったとのこと。そういえばTradz戦のPPJT選手も似たようなことを言っていました。
PEACE選手盤外戦術から強すぎる。
そして試合は途中まで拮抗していましたが終盤ANSA選手がやや崩れてしまいました。そしてPEACE選手がMIRRORでMAX-8というトップスコア賞を更新しました。恐ろしいですよ。
今回のBPLでの登場は3回目、明鏡止水。SILKHATが投げられるのは通算3回目、SILKHATとともに明鏡止水がある。ちなみに4回目もチャンスがある。
グラフ上はPEACE選手が圧倒していましたが、実はANSA選手は前回のスパノバ戦のEXIT選手の2回目明鏡止水と同レベルのスコア。かなりうまいです。
しかしPEACE選手が段違いだった、そして正規。理解は到底追いつきません。
そしてSEIRYU選手のマジック以外勝ちがなくなったSILKHAT、絶体絶命です。
大将戦テーマNOTES
選曲予想
SEIRYU選手:君のハートにロックオン(LEGGENDARIA)
MIKAMO選手:焔極OVERKILL
実際の選曲(両者ストラテジー)
SEIRYU選手:Chrono Diver -PENDULUMs-
MIKAMO選手:The Sampling Paradise
結果
SEIRYU選手の2勝
Chrono Diver -PENDULUMs- MAX4444
4316−4213
The Sampling Paradise MAX3090
3036−3005
「Chrono Diver -PENDULUMs-(通称黒ペン)をSEIRYU選手はMIRRORでやるらしい」そんな都市伝説を聞いていたのですが、真実だったらしいです。
前回のBinary Black Holeでもそうだったんですが、SEIRYU選手のプレー画面で大量のノーツが爆発に飲まれていくのは圧巻ですよね。そして判定文字がほとんど光っているという。
さてここまでは前回のスパノバ戦と似たような流れ。
The Sampling Paradise(通称サンパラ)は「あ〜確かに」と言った感じの選曲。テーマNOTESでスクラッチがある曲で事故りにくいで言えばこの曲が候補に上がりますね。大逆転ポイントがスクラッチがらみですし。
序盤の時点では拮抗、中盤の鍵盤地帯で10数点SEIRYU選手がリード。
いけるかもだが問題は終盤だ。。と言い聞かせつつブレイク地帯。
ブレイク明けの連続スクラッチから終盤が不安でしたが連続スクラッチで全く差が縮まらず、終盤はむしろ差を開きSEIRYU選手が勝利しました。イリュージョン!!!!
筆者は先週SEIRYU選手とMIKAMO選手との対戦とわかった段階で、
SILKHATの中で一番太い勝ち筋の大将戦2勝というのは厳しいだろうなあと思っていました。
SEIRYU選手の弱点スクラッチはもう明らかと言っても過言ではないですし、MIKAMO選手は逆に得意よりです。
中盤PEACE選手にリードを取られた時点で「みるのきついかもな。。」という感じでした。
サンパラのブレイク明けでも点差が残っていて終盤も崩れずにできている様子を見て「え、いけちゃうの!?」と急激に心臓が拍動しだしたのがわかりました。
そして曲が終わって勝ちがわかった瞬間涙が出て、チームSILKHATの歓喜に溢れた映像にもらい泣きしました。
中堅戦の1点で負けたレジャーランド戦だったり、不運としか言えないスパノバ戦だったりと「僅かな何か」しか差がなく惜敗を続けてきたSILKHATがここでゲーパニ全力の布陣相手に勝ち切った。
これだけでこみ上げてくるものがあります。
そして勝ちにつなげた1点は今まで自選曲での勝ちがなかったKIDO.選手。というのもね。。
振り返り配信や直後のSEIRYU選手のTwitterなどを見るとNOTES内のスクラッチ多めの曲に対してかなり詰めていて”努力の賜物”だったことも伺えます。
さてゲーパニファンとして見るとこの対戦かなりキツかったと思われます。
MIKAMO選手のプレー画面はゴーストが出ており負けているとすぐにわかる視聴者の心臓に厳しい画面です。(選手たちにとっても心臓に悪いだろうにだしているのは本当に強いと思っています)
サンパラのスクラッチ地帯で全く差がつかずむしろ離れていくのはかなり見るのが辛かったのではないかと思います。そしてチームとしてもコストも大幅に使ってしまっていて不安もすごいですよね。。
展開予想の答え合わせ
全部1勝ずつの引き分けを予想します。強いて勝敗が決まるとすれば中堅戦がPEACE選手の2勝になる確率が高そうです。
そしてストラテジーですがおそらく大将戦で両チーム使って相殺オチになりそうです。
KIDO.選手が武器曲を投げる予想だけはよく当たっていました。
希望を掴んだSILKHAT
さてこの試合はゲーパニが勝てばQF確定、ついでにスパノバも確定という試合でしたが、
SILKHATが勝ちをもぎとりついにわからなくなりました。
SILKHATは最終戦までQFの希望を繋ぎました。
ストラテジーカードはもうありませんがアピナ戦も楽しみですね。欲を言えばチームの2勝のバトンを繋いでの勝ちが見たい。。
ゲーパニとしてはこのシーズンずっとそうなのですが選手の勝ちが噛み合わず勝ちに繋がらない印象。MIKAMO選手のコストが消失してしまいましたが、ptは高いので次の試合を仮に負けても周り次第でQF進出ができます。QF進出は厳しくはあるのですがそんなに暗くはないといったところ。
奇しくもゲーパニの最終戦はU*TAKA選手不在のROUND1。双方エース不在の中どんな戦いが繰り広げられるのか楽しみですね。
最後に余談ですがこの第23試合と第24試合で心臓がかなり締め付けられたようで、筆者のつけているApple Watchからこんな通知が来ました。
みんなも気をつけよう!