まえがき
こんにちは、いづです。
SF第1試合、レジャーランドとSUPERNOVA Tohoku(以下スパノバ)の試合。
昨年のBPLではセカンドシーズン最終試合の組み合わせ。
レジャーランドは勝っても進出にはならず、ただスパノバのセミファイナル進出か否かが結果にかかっていました。最終的にスパノバがレジャーランドを倒しセミファイナルへ・・という試合でした。
今回はトーナメントでどちらも進出をかけた試合。
先鋒戦SCRATCH
予想
レジャーランド:U76NER選手:Somebody Like You
スパノバ:VELVET選手:灼熱Beach Side Bunny (Masayoshi Iimori Remix)
実際
レジャーランド:U76NER選手:Close my Eyes for Me
スパノバ:VELVET選手:灼熱Beach Side Bunny (Masayoshi Iimori Remix)
結果
1勝ずつ
Close my Eyes for Me MAX1896
1841ー1824
灼熱Beach Side Bunny (Masayoshi Iimori Remix) MAX1866
1785ー1827
Close my Eyes for Meはソフラン調整しながら皿を回す必要のある独特な曲。
鍛え上げられたU76NER選手のSOF-LAN力がここでも光る。。安定感のある勝利。
この曲は前回のBPLでCORIVE選手に投げられて負けた曲であり、筆者としてもまさか投げるとは。。という感じでした。
灼熱リミはVELVET選手2回目。あの不規則な連続皿がほとんど崩れないのはさすがですね。前回のGiGO戦のスコア−3で安定感を見せました。
レギュラーステージでの先鋒SOF-LAN戦を思い出すようなそれぞれの武器のぶつかり合いでいい開幕を迎えました。
次鋒戦CHORD
予想
レジャーランド:G*選手:Warrior
スパノバ:FRIP選手:ToyCube Pf.(RX-Ver.S.P.L.)
実際
レジャーランド:G*選手:LUV CAN SAVE U(LEGGENDARIA)
スパノバ:FRIP選手:Claiomh Solais
結果
G*選手の2勝
LUV CAN SAVE U(LEGGENDARIA) MAX2818
2798ー2767
Claiomh Solais MAX2104
2091ー2090
LUV CAN SAVE Uはサビ部分から似たような繰り返しとチャージが特徴の譜面。
序盤は拮抗していましたが中盤からリードを伸ばしG*選手の勝利。
今回のBPLからG*選手は自選で正規オプションを使うようになり、それだけ自信があるのか安定感が違いますね。
Claiomh Solaisは固定オプションだと長めのトリルで大事故が起きにくい譜面。
そういう譜面でFRIP選手は正規でG*選手はRANDOMでしたが、G*選手の譜面も全く外れていないしむしろ当たり気味という厳しい采配。DINASO選手とのBREATHを思い出しますね。。
終盤まで僅差でFRIP選手がリードしていましたが、最後の最後で1点捲られてしまいました。
レジャーランドは勢いづき、スパノバに暗雲が立ち込めた対戦でした。
中堅戦SOF-LAN→PEAK
予想
レジャーランド:1-PIN選手:(This Is Not) The Angels
スパノバ:WELLOW選手:Onyx
実際
レジャーランド:DINASO選手:Linus → Farewell to Marrakech
スパノバ:WELLOW選手:Theory → Harmony and Lovely
結果
DINASO選手の2勝
Farewell to Marrakech MAX2324
2260ー2229
Harmony and Lovely MAX2254
2240ー2234
副将でテーマを変えそうだと読んでいた筆者としてはここなんだ、という感じでした。しかもPEAKは最悪相手も得意な可能性があるのでなかなかリスキーだなと思いました。
Farewell to Marrakechについてはレギュラーステージの通りDINASO選手が安定感をもって通しました。WELLOW選手は途中のトリルがはまってしまったのは痛かったですね。仮に光っても点差的には厳しかったですが調子に響いてはいそうです。
Harmony and Lovelyは両者S-RANのガチ押し勝負。終盤までは普通でしたが最後の最後は厳しい縦連が降ってきました。それを制したのはDINASO選手。やはり強い。。今までの試合の流れによる追い風もあっただろうと思います。
ここまでのptはアピナとGiGOの試合と一緒、つまり次の試合で決まってしまう可能性が出ました。
副将戦NOTES
予想
レジャーランド:DINASO選手:Danza Aestas(おそらくSCRATCHになる予想:27th style)
スパノバ:8S.選手:ハイテックトキオ
実際
レジャーランド:1-PIN選手:Castle on the Moon
スパノバ:8S.選手:ハイテックトキオ
結果
1勝ずつ
Castle on the Moon MAX2462
2419ー2395
ハイテックトキオ MAX2734
2687ー2694
Castle on the Moonは1-PIN選手が全国TOPの曲。
両者MIRROR譜面で中盤まで大きな差はありませんでしたが、後半から終盤にかけて差をつけて1-PIN選手の勝利。
ここでレジャーランドの勝利が確定。次鋒戦からの優勢を見事に保ち続けて勝ち切りました。
そしてハイテックトキオ。8S.選手のその回し方でMSS光るんだ。。という感じでしたし、MSS中の片手、皿がらみも相当上手かったです。
途中から追い抜き僅差を保つつ最後はゆっくりと引き離して勝利。
1-PIN選手と8S.選手の組み合わせはレギュラーステージもありましたが、状況も結果も似ていましたね。今回も素晴らしい対戦でした。
大将戦PEAK,CHARGE
予想
レジャーランド:1-PIN選手:深淵に捧ぐレクイエム
スパノバ:WELLOW選手:Mächö Mönky
実際
レジャーランド:DINASO選手:Mächö Mönky
スパノバ:WELLOW選手:KAMAITACHI(LEGGENDARIA)
結果
1勝ずつ
Mächö Mönky MAX3176
3049ー3040
KAMAITACHI(LEGGENDARIA) MAX4000
3544ー3833
Mächö Mönkyはスクラッチがらみと細かい鍵盤が難しい譜面。
ただ両者劣っていることはなかったものの、リードを掴み続け最後に一桁台の点差でDINASO選手が勝ち切りました。
KAMAITACHI(LEGGENDARIA)は。。。
WELLOW選手が固定オプション。DINASO選手はRANDOMですが、まあRANDOMは最悪だったのでこの点差は致し方なし。。
ただWELLOW選手の安定感も相当高く、仮にまだマシな譜面でも厳しいのではないかと感じました。
流れに乗れたレジャーランドの勝利
この試合はやはり次鋒戦で1点差で勝ったことから大きく傾いたようにも思います。
レジャーランドとしても中堅でストラテジーで流れを変えて〜となっていましたが、次鋒戦で1勝ずつだった場合、大将戦まで勝ちが確定しません。
やはり「勝たなければならない」のプレッシャーの中でのプレイ(特にMächö Mönky)は結果が覆ってもおかしくなかったと思います。
スパノバはここで敗退。先述の通り勢いに乗れなかったことが今回の敗因に見えました。
だからこそ勢い以上に差はなかったと感じます。
このチーム非常にレベル12が強いはず。昨年のBPLだったら圧倒的に有利だったのではないか。
そう思ってしまいました。今年はファイナルまで行けないとその強みは見れないですが。。
レジャーランドとしてはQFのGiGOの勝ち方と一緒の全員1勝以上。
これは見る側に次の試合の期待を持たせられる勝ち方ですごくよかったです。
流れを作り出しそれにたたみかけるように乗る、これもなかなかできることではありません。
このチーム力こそがファイナルでは鍵になります。最後もこのまま突き進んでほしいですね。