【BPLS2 SDVX】Rリーグ第3試合SILKHAT vs SUPERNOVA Tohoku振り返り

BPLS2

Rリーグとしての1試合目の結果は。。。

こんにちは、いづです。
LリーグとRリーグの区分けは完全に名前順(アルファベット)ですが、各チームにとってそれは好都合か否かが少し気になっております。

さてRリーグ第3試合はSILKHATvsSUPERNOVA Tohoku(以下スパノバ)。
鍵盤の得意な1巡目選手による大将戦が見所の試合です。

先鋒戦

SEATRUS選手

World’s end
THE HEAVEN
Aerial Fortress
Lazurite
CUTE-Reflection

KIK選手

*Feels Seasickness…*
コメット⇒スケイター
SAMURAI TIGER
タイムトラベル
打打打打打打打打打打

SEATRUS選手の選曲は重たい鍵盤2曲とつまみと鍵盤同時の3曲。KIK選手は目立った傾向はないものの独特なものが多い選曲。

大きな失点がなく、要所要所で星を獲得できたKIK選手の勝利
ゲージ使用は最後の自動のもの以外全て通していたので最後SEATRUS選手に取られても逆転されることがないところまで勝ち切っていました。

このメガミックスバトルではプレーしている曲の間はBPMが変化しない仕様があります。
*Feels Seasickness…*は普段はBPM変化するのでプレー感がメガミックスバトルの時だけ異なるという楽曲の一つ。KIK選手はここが抜群に上手く、ゲージ3つ消費するだけありましたね。

SEATRUS選手はKIK選手の選曲であるSAMURAI TIGERにゲージを使うなど思い切った戦術も見られましたが不発に終わってしまったこと、やや緊張気味でつまみを外れる回が多かったのが痛かったかもしれません。

ただ最後のWorld’s endは最高に難しいフレーズです。ここで勝ち切れるのは鍵盤精度の高さが尋常ではないですね。

実は3試合連続でAerial Fortressが選曲されています。
されているのですがゲージ使用は未だない楽曲です。というのもこの曲はニアやエラーが出やすく、
ゲージを使わない場合の判定でも簡単に満点を取ることすら難しいからです。

SDVX譜面保管所様より引用

上の画像はメガミックスバトルで使用されるパートの一部です。リズムも等間隔でなかったり高速階段であったりと相当な理解度がないと満点が難しいです。
ゲージ使用なしでも刺さる曲というのはやはり重宝されますね。

試合には一切関係ないですが打打打打打打打打打打は打つ直前のフレーズなんですね。。。
打って。。

中堅戦テーマTSUMAMI&TRICKY

選曲予想

SILKHAT:gigadelic(m3rkAb4# R3m!x) (EXH)(TRICKY)
スパノバ:Into The Madness (MXM)(TSUMAMI)

実際の選曲

SILKHAT: good high school (INF)(TSUMAMI)
スパノバ:Believe (y)our Wings {V:IVID RAYS} (MXM) (TSUMAMI)

結果

good high school MAX4366
8712(4359:4353)ー8701(4344:4357)
Believe (y)our Wings {V:IVID RAYS} MAX5881
11736(5876:5860)ー11730(5868:5862)
(DAIKI.:082):(TORIDE:KIK)

good high schoolはつまみと2連の跳ね気味の鍵盤を処理する譜面。
SDVX2シリーズ目から存在する譜面で初期のつまみ曲。
手がどうしてもクロスする位置に鍵盤があったりするのでつまみか鍵盤のどちらかを切りやすくS-CRITICALになるとさらにとりづらい印象。
DAIKI.選手082選手がツインPUCでしっかり仕上げて来たぞと言わんばかりでしたね。
ただここに関してはKIK選手も負けていませんでした。

Believe (y)our Wings {V:IVID RAYS}はちょっとづつ騙しや手の出張が入るつまみ譜面。
似たようなタイトルの曲がもう一つあり、その曲と同時収録されています。
予習必須系譜面ですが他選曲であるはずのDAIKI.選手もPUC。
スパノバ側はTORIDE選手がPUC、KIK選手も2ミスでニアなしと良かったのですがDAIKI.選手のスコアの高さに勝てませんでした。

ここで一気に流れを変えたSILKHAT。第2試合のゲーパニTradz戦を彷彿とさせる展開になりました。

大将戦HAND-TRIP

選曲予想

DAIKI.選手:LECTORIA(MXM) 
LEON選手:Joyeuse(VVD)

実際の選曲

DAIKI.選手:She is my wife すーぱーアイドル☆ミツル子Remixちゃん(VVD) 
LEON選手:αρχη(MXM)

結果

She is my wife すーぱーアイドル☆ミツル子Remixちゃん  MAX5589
5577ー5559
αρχη MAX6697
6687ー6665
新曲:ENDGAME MAX6166
6094−6009

She is my wife すーぱーアイドル☆ミツル子Remixちゃんは速度変化しながらの鍵盤や縦連、常に出張を強制される配置を持つ独特な譜面。きつい速度変化もあり予習必須系譜面です。
あの速度変化後の縦連とかどこかしら抜けたりするものなのですがしっかりPUC。

SDVX譜面保管所様より引用

こういう片手で取る螺旋階段もほとんどS-CRITICALで取り切るのはプロすぎますね、普通CRITICALでもとれないです。

MAX-12はなかなか完全な調子といったところ。

αρχη(アルケー)はHAND-TRIPらしい出張とハネリズム多めの譜面

「リズム難、ハネ譜面、鍵盤地力が必要とされる譜面」を得意とするLEON選手がHAND-TRIPから選ぶとするとこれくらいしか。。

と書いていましたが、αρχηは筆者があまり譜面が好きではなくて選ばなすぎたため忘れていました。

ちょっとずつチェインを切ってしまったLEON選手に対し全く落とさず、しかもMAX-10を叩き出したDAIKI.選手。本番一発のスコアが高すぎる。。。
この曲覚えていても覚えていなくても切れてしまう譜面なのですが。。

この時点でSILKHATの勝利が確定。最後の新曲を待たず勝つ様子も第2試合同様。

そして新曲ENDGAME。EFFECTERはMASTER TRICK。最近名前が出てきたEFFECTERで奇抜なつまみが特徴。

BPM222でちょっと速い階段をキック合わせで処理させたり、出張直角回しの連続などなかなか暴力的な譜面。
LEON選手が先行しましたが、最後にはDAIKI.選手が勝ち切りました。完封。

展開予想の答え合わせ

よって先鋒戦SILKHAT、中堅戦引き分け、大将戦スパノバ2勝(4pt)新曲SILKHAT1勝(3pt)でSILKHATの勝利を予想します。

大外れですね。

頭角を表したダークホース

勝利者インタビューでDAIKI.選手本人が言っていましたが、大会等の出場はあまりないため実力もあまり知られていなかった選手でした。
(実際他の1巡目選手たちはKACなどで名前を見かけたことのある選手が多いです)

華々しいデビューを飾りましたね。。多くの視聴者にインパクトを与えたことでしょう。
4曲連続PUCもなかなかできることではありません。

大量コストを使った甲斐あり獲得ptも多い勝ちになったSILKHAT。良い開幕戦でした。

スパノバはやや苦しい試合展開。DAIKI.選手に食われた印象も強いですね。
ただまだここからです。次の試合ではいいところが見たい!

今後のSILKHATに期待できる試合でした。

タイトルとURLをコピーしました