Rリーグのトップに躍り出るは・・?
こんにちは、いづです。
いよいよ年の瀬ですね。どんな日々をお過ごしでしょうか。
年の瀬特有の慌ただしいような緩やかな雰囲気を楽しんでおりますでしょうか。
BPLS2は一切その類の休みがなくて、興奮を冷ましませんね。
さてRリーグ第7試合はSILKHATとレジャーランドの試合。
勝てばRリーグ上位抜けが見えてくる。優位に駒を進める上で取りたい試合。
先鋒戦
082選手
タイムトラベル
LubedeR
灼熱Beach Side Bunny
Divine’s:Bugscript
Blastix Riotz
PNT*EEB選手
LastΩmegA
Gate of Atlantis
Bangin’ Burst
Mirrorwall
春告胡蝶
結果:PNT*EEB選手の勝利
082選手の選曲は「タイムトラベル」〜「灼熱Beach Side Bunny」までがつまみが主体の選曲。
「Divine’s Bugscript」や「Blastix Riotz」(ブラスティック ライオッツ)はPEAK系譜面。
PNT*EEB選手は片手配置が独特な「LastΩmegA」や「Mirrorwall」。予習必須系譜面の「Gate of Atlantis」や「春告胡蝶」。物量の「Bangin’ Burst」。
最初は大きな差がなく進行していました。
しかし082選手がゲージ使用の「LubedeR」を通し、PNT*EEB選手の「Bangin’ Burst」をかわしたところで大きく優勢になりました。
そこで先攻のPNT*EEB選手は最後に賭けると決めたのか、
次の082選手の曲にゲージを使用(3つのゲージから溢れた分が貯まらないため)。
最後のランダムで選ばれるPNT*EEB選手の曲は「LastΩmegA」。最後までわからない片手処理の配置を見事捌き切りPNT*EEB選手の勝利。
082選手はやはり直前のゲージ使用「Blastix Riotz」を落としてしまったのが痛いか。
ここで勝っていたら最後の曲の前に勝ち切りだったのですが。。
・・・
ちょっと先攻(最後の曲が自分の曲の方)が有利気味だな
拮抗している選手たちのバランスをちょっと崩しているようにも思えますね。
ちなみに現在の全8試合中、過程を無視して結果だけを言えば実は5試合が先攻勝ち。
後攻で勝っているのは第2試合、第3試合、第4試合のCH選手、KIK選手、XD*POTE選手。
最後の最後でひっくり返したのはCH選手だけです。そのほかは最後の曲が来る前に勝っています。
後攻は相手の選曲のうちのどれかになる最後のターンが来る前に勝ちを確定させたい。
そう考えても不思議ではないと思います。
今回の082選手もそれがあって最後の「Blastix Riotz」で焦ったのではと見えてしまいました。
後攻は自身の曲のイントロで始まる利点があります。
しかし溜まっていないのでゲージを使えず、難しくない可能性もあるイントロはちょっと不利寄りではないかなと感じてしまいます。
ただ今回最後の曲の配置はなかなか心臓に悪く、ここをきっちり乗り切る作戦を遂行できたPNT*EEB選手の胆力が見える試合でした。
今回の注目の譜面は「Blastix Riotz」と「LastΩmegA」のアウトロでしょう。
「Blastix Riotz」は鍵盤が特に忙しい曲。
つまみもややしつこいのと拍子の異なる3連鍵盤が間違いやすい譜面でもあります。
そして特にパートが長いです。鍵盤も多いためゲージ使用時に差がつきやすいですし、まず間違いやすい譜面なのでゲージ使用なしもいけます。
「LastΩmegA」のアウトロについてですが・・
まずメガミックスバトルでは最初のターンの曲と最後のターンの曲はプレーヤーは選ぶことができません。
勝手にランダムで決定されます。
これは先攻と後攻に紐づいていて先攻は最後のターンの曲。後攻は最初のターンの曲となります。
最初のターンの曲はいわゆる「イントロ」で曲の始まりの譜面が再生されます。
最後のターンの曲は「アウトロ」で終わりの方の譜面になります。
プレーヤーが曲が選べるタイミングで流れる譜面とは異なります。
「LastΩmegA」のアウトロは以下のような譜面。
トリルやつまみを回しながらの鍵盤などが忙しい譜面と
100小節に終わったと思ったら唐突に降ってくる片手で処理しなければならない鍵盤がなかなかきついですね。心臓に悪い勝負です。
PNT*EEB選手はかなり片手の処理が強い選手だと思っています(前回のAll Clear!!など)。
この曲に関してはかなり自信があったのではないでしょうか。
ランダムなので運も味方としたといった感じですね。
中堅戦テーマPEAK
選曲予想
SILKHAT:音楽 -壊音楽 mix-(EXH)
レジャーランド:Fáfnir (MXM)
実際の選曲
SILKHAT:Ghost Family Living In Graveyard (EXH)
レジャーランド:音楽 -resolve- (EXH)
結果
Ghost Family Living In Graveyard MAX7784
15538(7765:7773)ー15516(7773:7743)
音楽 -resolve- MAX5457
10863(5428:5435)ー10857(5435:5422)
(DAIKI.:082):(PICOLTEX:PNT*EEB)
「Ghost Family Living In Graveyard」はレベル19の上位譜面と比べれば簡単なものの、だいぶ出張と二重階段の処理が難しい譜面。
ここでは082選手がPUCを決め先鋒戦での負けを取り返した形。
しかしそこに隠れていますがPICOLTEX選手も同点。やはり勢いづいていますね。
「音楽 -resolve-」はこちらもレベル19の上位譜面があります。ギアチェンジによる対応は難しい不規則な速度変化が特徴的。
ここでも082選手がPUCを決める好プレー。
しかしまたもPICOLTEX選手が同点。
しかしDAIKI.選手も高得点でタッグとしてはSILKHATの勝利。
先鋒戦で負けとなってしまった082選手ですが、引きずらずにしっかりと高スコアを出すメンタル面の強さが見れました。
1試合内でやり返せるのはすごいと思います。
大将戦テーマPEAK
選曲予想
SEATRUS選手:NOT YOUR IDOL (MXM)
24KW選手:Invitation from Mr.C(EXH)
実際の選曲
SEATRUS選手:HAELE III ~Angel Worlds~ (GRV)
24KW選手:*Feels Seasickness…*(EXH)
結果
HAELE III ~Angel Worlds~ MAX7492
7425ー7427
*Feels Seasickness…* MAX6341
6227ー6309
新曲:Initiating League MAX6704
6648−6655
「HAELE III ~Angel Worlds~」はPEAKらしい高速階段や縦トリルを含め、鍵盤の全てが難しい楽曲。
通常プレーでもニアが出やすい高速階段の配置をSEATRUS選手が綺麗にとってリードします。
しかし最終盤の以下の配置でつまみが外れてしまいました。
映像で見たところ回し過ぎのようにも見えましたね。
ここでリードを失い24KW選手が2点差で勝利。
結果論ではここは勝利に影響はなかったですが、メンタル面では大きく削られてしまった様子のSEATRUS選手。
大差をつけられて負けていたならこのつまみのミスを大きく捉えることはなかったはずですが、2点ともなるとここが決勝点になってしまった、と思ってしまいますよね。
「*Feels Seasickness…*」はハネリズムと頻繁な速度変化が特徴的な譜面。上位譜面はレベル20。
低速でのロングノーツでのツイスターゲームのような配置や遅いと合わせにくくなるつまみが厳しい譜面です。
SEATRUS選手の選曲からもシンプルな物量譜面で戦いに行くのはリスキーなので、わかりやすく効果的な作戦に見えます。
これはちょっとミスがこぼれるように出てしまったSEATRUS選手、前の楽曲を引きずっているように見えてしまいました。
ただそれを差し引いても圧倒的精度で制した24KW選手の勝利。
新曲「Initiating League」はトリルが多いという意味ではPEAKらしい譜面。
鍵盤もつまみもほどほどに難しく楽しそうな譜面でしたね。
ここは正直大きな差はなく拮抗していましたね。
6点差で24KW選手が勝ち切りUC(ミスなし)。
ちょくちょく初見だと厳しい配置があったのですが。。ミスなしはすごいですね。
偶然にも前の試合と合わせレジャーランドは初見曲UCの系譜ができましたね。。
SEATRUS選手は最後の曲も善戦しましたが虚しく。。
ダメージの大きそうな試合で見ているのが少し辛かったですね。
唯一の2勝チーム
レジャーランドがLリーグを含め唯一の2勝チームとなりました。
第8試合が勝敗がついたので圧倒的優勢ではないですが、3位以上確定となりましたね。
ちなみに中堅戦を2タテされて勝利したのはこの試合が初ですね。大将の24KW選手の果たした役割は大きいです。。
SILKHATとしては082選手も中堅戦で取り戻す大活躍を見せ一層力強さが見える試合でした。
あとはSEATRUS選手が抱えていそうな緊張がなくなればチームとして完璧に思えますね。鍵盤の精度はかなり高いことはわかりますがつまみで損をしている気がします。
次回の試合では更なる活躍に期待したいです!