【BPLS2 SDVX】Rリーグ第11試合ROUND1 vs SILKHAT振り返り

BPLS2

紅白戦の結末は

こんにちは、いづです。

BPLボルテはチーム戦の色がかなり濃いですよね。
全員出場で必ず見ることになるからでしょうか。
IIDXではチームでの練習や相談の背景などがあるにせよ表に出るのは個人の対戦なので、選手個人が際立って見えます。

かといってIIDXが3人体制になるのは厳しいですよね。やるレベルもかなり幅広いのでボルテとは異なると言えましょう。

ええ。BPLボルテはチーム戦なんですよ。本当に。

さて今回はRリーグ第11試合、現状4位のROUND1と2位のSILKHATの試合。勝って順位アップを狙いたい両チーム。

先鋒戦

先鋒戦は戦績ではXD*POTE.選手の方が上ですが、ここはSEATRUS選手に期待したいです。

XD*POTE.選手(後攻)

Akzeriyyuth
Invitation from Mr.C
BEAST BASS BOMB
FIRST:DREAMS
Daisycutter

SEATRUS選手 (先攻)

le coeur patissiere
pique
Prayer
闇夜に舞うは紅の華
Divine’s or Deal

結果:XD*POTE.選手の勝利

XD*POTE.選手の選曲はつまみが厄介な譜面たち。お馴染みの「Daisycutter」「BEAST BASS BOMB」をはじめ鍵盤の絡みとセットで難しい「Akzeriyyuth」や「Invitation from Mr.C」など。
XD*POTE.選手らしい選曲かつ今までの試合でつまみをミスする場面の多かったSEATRUS選手に刺さりそうな選曲ですね。

SEATRUS選手の選曲は鍵盤曲セット。「Prayer」「pique」といった有名かつ難しい曲と「Divine’s or Deal」や「le coeur patissiere」などあまり難しくない曲も混じっていますね。難しくない曲はあまり対策されづらく不意打ち狙いにもなりますね。研究度で差をつけに行った形。

最初はXD*POTE.選手がゲージを使わない判定で満点をとりリード。
しかしXD*POTE.選手のゲージ使用選曲「Daisycutter」でSEATRUS選手もゲージを使う展開に。

前回はうまくいかなかった「相手の選曲でのゲージ使用」が今回は成功。両者満点で実質相殺する形に。つまみの難しい楽曲でしたがミスなくいけたことでXD*POTE.選手にプレッシャーを与えたでしょう。

その後はゲージ使用が失敗したりしなかったり。「Daisycutter」ではSEATRUS選手が痛恨の鍵盤ミスで負けてしまったり、XD*POTE.選手は「Akzeriyyuth」がCRITICALに寄ってしまい負け、最後の曲次第となりました。

最後の曲は先攻のSEATRUS選手の「闇夜に舞うは紅の華」。通常パートとほとんど同じ譜面です。
ここは細かい判定にもかかわらず同点。両者星を獲得でXD*POTE.選手の勝利となりました。

XD*POTE.選手は全体的にミスが少なく通常ゲージでほぼ満点なことが素晴らしかったですね。
結果的には勝利へつなげたのはここで稼いだリードとも言えます。

SEATRUS選手は「相手の選曲でのゲージ使用」をつまみ曲に対して使うというカウンターがいいですね。かなり好きです。そして今回は最後まで分からない展開に持ち込んだのは大きいですね。

中堅戦テーマPEAK

選曲予想

ROUND1:スノウイコン (MXM)
SILKHAT:Chant du Cygne(EXH)

実際の選曲

ROUND1:Rebuilding of Paradise Lost (MXM)
SILKHAT:ultra turbo(MXM)

Rebuilding of Paradise Lost MAX6196
12342(6190:6152)ー12362(6171:6191)
ultra turbo MAX5277
12222(5259:5173)ー10528(5257:5271)
(BOLL:MAHINA):(SEATRUS:082)

「Rebuilding of Paradise Lost」はタッグならではのジャケット再現(*)に目がいきますが、ROUND1が1番投げなさそうな曲。PEAK部分である急加速はBPM+90のためギアチェンジ(レーン速度調整のこと)必須。その後も高速鍵盤でS-CRITICAL的にはなかなか難しい譜面。
今までの中堅戦選曲はMAX付近が出せる曲だったのですが、今回はそうでもありませんしギアチェン失敗リスクもある不意打ち選曲と言えます。

急加速の部分まではあまり点数差が開いておらずROUND1側に可能性があるかもと思いましたが、頼みの加速で逆に差がつく展開に。
点数差を見ればわかりますが、082選手がBOLL選手を1点上回るスコア(MAX-5)を出しており、あまり刺さっていなかった印象。タッグで勝つにもMAHINA選手がSEATRUS選手を上回るスコアを出さなければならない状況になってしまいました。SEATRUS選手も加速後はほとんどCRITICALないですね。。
刺されば可能性はあったのではないかと思えるところですが082選手、SEATRUS選手が強かった。

「ultra turbo」は逆にジャケット再現はできていませんでしたね。こちらはPEAKかと言われると困るほとんど不規則なリズムとじゃらっとした鍵盤で精度の取りづらい曲。
これは082選手のうまさが段違いですね。なんでMAX-6が。。加えてSEATRUS選手も十分に得点しており大差がつきました。

大将戦テーマNOTES

選曲予想

XD*POTE.選手:Elemental Creation -xiRemix-(MXM)
DAIKI.選手:Mirrorwall (MXM)

実際の選曲

XD*POTE.選手:PANIC HOLIC(GRV)
DAIKI.選手:Ichi-Go! DX Pancake! (VVD)

結果

PANIC HOLIC MAX5706
5689ー5698
Ichi-Go! DX Pancake! MAX7313
7273ー7291
新曲:Petit espoir MAX8141
8110−8069

「PANIC HOLIC」はNOTESらしくはないつまみと連打の多い鍵盤。騙しつまみなどもある譜面。
既にXD*POTE.選手が先鋒戦(レジャーランド戦)で選んでいますね。

既に選んでいる譜面を再度選ぶことができるのかと驚いたのですが、ルールに記載がありましたね。

  • 一度選択した譜面は、そのチーム内でレギュラーステージ中は選択できません。

・・・??
先鋒戦は例外なんですかね。

ここでは正直XD*POTE.選手が大きくCRITICALに寄ってしまったとかではなくDAIKI.選手が強すぎましたね。チームの勝敗的にここで王手をかけられてしまいました。

「Ichi-Go! DX Pancake!」は高密度と一瞬だけ減速する速度変化が特徴的。
片手配置も多いのでDAIKI.選手の強みも見れそうです。

最初は拮抗していましたが片手トリルなどでじわじわと差がついていきDAIKI.選手の勝利。

ここでSILKHATの勝利が確定しました。
ここまでレギュラーステージ中タッグバトルも含め出場した対戦は全勝を飾るDAIKI.選手。次の曲で勝利すればリーグ内達成となるところまできました。

最後の新曲は「Petit espoir」。EFFECTERはkamuy noko。個人的には面白い譜面を作るEFFECTERだと思います。

ピアノの音に合わせた細かい鍵盤が不規則で取りづらく、突然の連打にびっくりする譜面ですがここをPUCしたのはXD*POTE.選手。

初見PUCがついに出てしまいました。。
初見力に期待していると予想していましたがまさかここまでとは。。
ボルテ界のエンターテイナーを自称するだけある素晴らしいプレーでした。
そしてついにDAIKI.選手に黒星をつけましたね。。

展開予想の答え合わせ

よって先鋒戦SILKHAT、中堅戦SILKHAT2勝、大将戦ROUND1の2勝(5pt)、SILKHATの1勝(2pt)でSILKHATの勝利を予想します。

ほとんど当たってないですね。

魅せるプレーが光った試合

BPLに限らず大体のプロリーグは技術を競い合う真剣勝負であり、その中でどこまで魅せるプレーが出来るか。チームへの貢献できるかなどの面白みがあります。

今回の試合はその点で言えば魅せるプレーの面白さがあったと感じますね。

先鋒戦のギリギリの決着、中堅戦の攻めた選曲、大将戦でのPUCはXD*POTE.選手の画面を注視してしまいました。びっくり配置も難なくこなしていくのを見るのはやはり気持ちいいですね。

さてリーグ状況としては2位に落ち着いたSILKHAT。インターリーグに向けて準備万端といったところでしょう。Tradzとの白熱の試合に期待です。

ROUND1は4位。ここからの大逆転にはインターリーグでのGiGOに勝利が必須になってきます。
どんな展開が待つのでしょうか。。

タイトルとURLをコピーしました