【BPLS2 SDVX】Rリーグ第12試合SUPERNOVA Tohoku vs レジャーランド振り返り

BPLS2

レジャーランドの3連勝の行方は

こんにちは、いづです。

皆様はBPLボルテの課題曲リスト見たことありますでしょうか。

課題曲 | BEMANI PRO LEAGUE -SEASON 2- 公式サイト
「BEMANI PRO LEAGUE -SEASON 2- SOUND VOLTEX」の課題曲です

テーマNOTES、PEAKが数えきれないほどあるとか、極端に少ないテーマがあるとか意見はさまざまでしょう。
今回の大将戦テーマTRICKY(レベル18)は18曲しかありません。

筆者はこのテーマTRICKY変わった譜面ばかりなので最後にやったのいつだろうという曲が半数を占めております。
これを対策して試合に臨むプロ選手たちには本当に尊敬しております。

さてRリーグ第12試合は首位独走のレジャーランドと順位アップを目指すSUPERNOVA Tohoku(以下スパノバ)。
TORIDE選手の独特なオーダーが印象的でしたね。。

先鋒戦

先鋒戦はKIK選手先鋒戦3連勝に期待したいところですね。

KIK選手(後攻)

Sacrifice and Faith
神獄烙桜
ウエンレラの氷華
Innocent
ΣmbryØ

PNT*EEB選手 (先攻)

Get back here
MAYHEM
NEO TREASON
JUNKIE FLAVOR
ЯeviveR

結果:PNT*EEB選手の勝利

KIK選手の選曲は高速系と片手処理の多めな譜面といったところでしょうか。特定の傾向は見えないように思います。

PNT*EEB選手の選曲は高速鍵盤がテーマに見えますね。「NEO TREASON」はなかなか難しいのを選びましたね。。

最初の通常ゲージはPNT*EEB選手がほぼ満点でリードする展開に。
KIK選手がちょっとずつミスする様子が個人的にはらしくなさを感じましたね。2戦目は完全にPUCで同点展開を繰り広げていたので。。

KIK選手のゲージ使用「ウエンレラの氷華」で同点、KIK選手にゲージで増えた分の星とPNT*EEB選手に1個の星が入ります。
しかしPNT*EEB選手の「NEO TREASON」以降全てPNT*EEB選手が勝利。11点差で残り2曲。ゲージ量が2だったためKIK選手の勝利は不可でしたね。最後の2曲は勝ち切りましたが星は間に合いません。星1個の差でPNT*EEB選手の勝利
ただ1個差は「ウエンレラの氷華」同点がなければ引き分けになり得たわけです。そう考えるとあれだけリードを取っていたのに結構簡単に覆ってしまうなと思いました。

試合前のインタビューでも触れられていましたが、PNT*EEB選手とKIK選手は長年の切磋琢磨してきたライバルとのことでかなり思い入れのある対戦だったようです。終了後に駆け寄って抱き締める姿もそういうのが伝わりますね。

今回注目の選曲は「NEO TREASON」ですね。

SDVX譜面保管所様より引用

なんといっても47小節目から始まるロングノーツを押しながらの階段が難しい譜面。
ロングノーツが端に寄っていればまだマシなのですが真ん中に来ると途端にゲシュタルト崩壊しやすくなります。実はおんなじリズムを繰り返すだけなのですが。。

ゲージ使用してS-CRITICALにすれば指が一つ拘束されている関係でかなり光りづらくなる配置となっていますね。
ここはPNT*EEB選手が相当仕上がっているかつKIK選手に刺さっていましたね。

中堅戦テーマNOTES

選曲予想

スパノバ:Joyeuse (EXH)
レジャーランド:Dharma(MXM)

実際の選曲

スパノバ:2 MINUTES FIGHTERS (EXH)
レジャーランド:POSSESSION(Gowrock Remix)(MXM)

2 MINUTES FIGHTERS MAX6585
13128(6556:6572)ー13121(6565:6556)
POSSESSION(Gowrock Remix) MAX5318
10604(5304:5300)ー10623(5312:5311)
(LEON:TORIDE):(24KW:PICOLTEX)

「2 MINUTES FIGHTERS」は突発的な出張配置と独特なリズムで予習必須気味譜面。
序盤はLEON選手がコンボを切ってしまいその点差がついていましたが、じわじわと追いかけていき最後はスパノバの勝ち切り。

点数を見るとわかりますがTORIDE選手が安定しておりLEON選手のミスをカバーした形。LEON選手もその後はミスなくかなり精度が良かったですね。

「POSSESSION(Gowrock Remix)」は本家「POSSESSION」にあるBPM変化はなく、リズムが変わる曲。3連符を演奏する形となり連打も多く押しやすくはない譜面です。

全選手大きなミスはなく、ここは24KW選手、PICOLTEX選手がより素晴らしかったと言わざるを得ませんね。

お互い自選はもぎとっていった形。ちなみにこの時点でレジャーランドはRリーグ1位決定でした。獲得ptで既にSILKHATを勝っており、ここから全敗してスパノバに勝たれてもptは上回らないからです。

あとは3連勝か、順位アップかのどちらかになった大将戦。。

大将戦テーマTRICKY

選曲予想

TORIDE選手:おはようからおやすみまでかまってポメポメ(VVD)
24KW選手:* Erm, could it be a Spatiotemporal ShockWAVE Syndrome…?(EXH)

実際の選曲

TORIDE選手:croiX(INF)
24KW選手:* Erm, could it be a Spatiotemporal ShockWAVE Syndrome…?(EXH)

結果

croiX MAX7244
7224ー7231
*Erm MAX6800
6741ー6777
新曲:Fl0ating: MAX6827
6761−6780

「croiX」はかなり昔からある長い縦連打が2回ある譜面。途中で徐々に減速するなどS-CRITICALの精度泣かせに思える譜面。

縦連打はどれだけ対策してもちょっとミスをしたら一気にハマって点を落とす、ある意味運要素のある配置ですね。TORIDE選手が最初の縦連打でややついた差がそのまま結果に出た形。最後の縦連打は両選手とも完璧でしたね。

そして投げたら怖すぎると書いたら予想的中した、「*Erm」はジェットコースターが可愛く思える邪悪で緩急豊かな譜面。
あまりにも独特な譜面なので、自選の24KW選手の圧勝かと思えば序盤中盤にかけて拮抗しシーソーゲームになります。
気を抜けばミスになる箇所は全部TORIDE選手も対策済みといったところでしょう。
後半から徐々に差が開き、最後はPUCで完走した24KW選手の勝利。

この速度変化具合でMAX-23で済むのは恐ろしいですね。。

そして新曲「Fl0ating:」意外にも速度変化なし。中身はながーい縦連打と変拍子でした。
縦連打は用意していないタイミングで来ると対応しきれないことも多いですが、両者ほとんどコンボを切らない。変わったつまみもあり、長い縦連打もあり、拍子のおかしなところもあったのですが両者UC(ミスなし)。精度がより高かった24KW選手の勝利。

新曲で両選手ともコンボを切らなかったことは感動しましたね。
テーマTRICKYは速度変化、視点変化、縦連打など一般プレーヤーなら苦い顔をするようなものばかりです。縦連打豊富なこの譜面を切らないということはこのテーマの対策に死力を尽くしたことが表れています。

展開予想

よって先鋒戦スパノバ、中堅戦1勝ずつ、大将戦レジャーランド2勝(5pt)、スパノバ1勝(2pt)で引き分けを予想します。

だいぶ酷いハズレ

レジャーランドを止めるチームは現れる?

実は3連勝の影に隠れ3連初見曲UCも達成したレジャーランド、一体なんなんだ。。
向かう所敵なしの勢いでインターリーグに臨みます。次の敵はGAME PANIC。

スパノバはインターリーグに賭ける形に。ここで温存したLEON選手が最後に暴れるのでしょう。相手はAPINA VRAMeS。

この試合は対戦にかける想いが伝わる試合でしたね。
多くの文脈があるであろう先鋒戦、対策しきるには時間が足りない中堅戦テーマNOTESからあの2曲、テーマTRICKYに向き合った末のUCなど結果はどうあれ痺れるものがありました。

この2チームがインターリーグではどんな試合を繰り広げるのか、楽しみですね。

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