【BPLS2 DDR】レギュラーステージRound1 TAITO STATION Tradz vs SILK HAT【感想録】

BPLS2

BPLは知ってるけどDDRを知らない筆者による感想

こんにちは。いづです。
BPLS2からIIDX、ボルテと展開予想や振り返りをするブログ記事を書いております。

ただDDRについては筆者は無知。4つのボタンを足で踏むことしかわかりません。あとなぜか譜面が止まる。

BPLS2でボルテが追加され放送された時、「IIDXはやっていたけどボルテは知らん」という人は多かったはずです。おそらく初見は困惑したでしょう。
筆者はボルテをかなりプレーしていたためすんなり受け入れられました。DDRでついに困惑する番が来たのです。

そのためにあえてルールも予習せず見ることにしました。もちろんドラフト会議も見ていません。
たまたまYouTubeを見ていたらBPLの放送が始まったから見た」体で進めていきます。

1st match テーマCLASSIC STANDARD

最初の紹介からこの対戦が2巡目同士なことがわかりました。コスト戦略になるのでしょうが今は意図がわかりません。

まずTradzとSILKHATの課題曲の3曲が表示され爆速で消えていきました。
後に選手が自選候補として投げる3曲とわかります。この3曲の中から相手が最終決定をするという仕組みとのこと。

他の機種では有利なフィールドとして地位のある自選曲。
ボルテにおいては変えることもできないのでかなり絶対的なのですがDDRはそうでもないとわかります。相手の最終決定読みの動きなども出そうです。

6曲の中で完全に知っているのは「ビューティフルレシート」と「Xepher」でした。あとは原曲は知ってるけど知らないリミックスと完全に知らない2曲。

偶然にも知っている2曲が選ばれました。

「ビューティフルレシート」
多分IIDXの先鋒戦によくある「黄ばまないようにする」タイプの譜面なのだとプレーを見て察しました。PERFECTが黄色なのでこれもIIDXと同じなのかと思いながらみます。

微差を保ち続け、最後に2点差でTHOR選手の勝利。1発目から癖のない曲目で心臓勝負を制するのは経験をかなり積んでいそうという印象を受けました。

「Xepher」
最初動画の音がズレているのか確認したくなるほど矢印のタイミングがずれているように思えましたがgahouさんの解説によりそれが仕様だとわかりました。後から見ると変な音をとっていることがわかります。
配置は複雑ではなさそうに見えるも絶妙な矢印の密度に両者ともPERFECTが出ていきます。

最後のトリルでTHOR選手が2点リードしていたので決まったなと思っていた矢先、いつのまにかGINXYASU選手が勝っていました。
見返すと直前4ノーツで3つPERFECTが。。。

IIDXの先鋒戦を思い出すような密度なのですがIIDXよりも圧倒的な差がつきにくく、だからこそ気が緩められない印象を得ました。GINXYASU選手の勝利。DDRって名前8文字設定できるんですね。。

開幕戦らしい引き分けスタート。

2nd match テーマWHITE TRICKY

いわゆる1巡目同士対決。

6曲の中で知っていたのは「Desitination」「Purser」「Squeeze」「Another Phase」です。
「Destination」はSota FujimoriのアルバムにFull版が入っていたなあという記憶があります。
「Purser」は何故か持っているDDRサントラに入っていました。
「Squeeze」は言わずもがな。「Another Phase」はjubeatで知りました。
そしてMystic Moonの曲があるんだと驚きました。「Amalgamation」と「Vermilion」しか知りません。

「Desitination」
静かになるところ低速化するんだ。。というのが率直な感想。
そしてSota曲お馴染みのタメるところが全て停止していて予習必須すぎました。

終盤6点程度KANAME選手がリードしており、これはSILKHATが食ったかと思ったところ最後に低速に。
低速で複雑に絡む矢印の配置は個人的に最難所に見えました。
しかしここでYUDAI選手の「BOOST」の意味が明瞭になります。
最初は何が違うのかわからなかったのですが絡む矢印が解けていくような速度で流れていきました。そこで正確に取り切り逆転に成功。

この持ち味のわかる勝ち方ワクワクしますね。この試合の個人的ハイライトです。

「IMANOGUILTS」
Mystic Moon曲とても良い。かっこいい。。
TRICKYという割には控えめというgahouさんの事前評通り、止まるけどマシといった印象を受けました。
KANAME選手のベースの精度の高さが見えました。今までなかった10点以上の差がつくのはPERFECTが少ないからなのでしょう。
圧倒して勝利。

YUDAI選手は「尖った曲で刺しに来る」タイプ、KANAME選手は「地力で叩きつける」タイプといった印象を受けました。実際にそうなのかは今後次第ではあります。

まだ引き分けの様相のまま3rd matchへ。。

3rd match テーマGOLD STANDARD

まだ登場していなかった3巡目選手のMENN選手とABETAKU選手が出陣。
Tradzとしては2巡目THOR選手、SILKHATは1巡目KANAME選手が再登場。

提示された6曲の中で知っていたのは「BITTER CHOCOLATE STRIKER」「PANIC HOLIC」「Ghost Kingdom」でした。そもそも「PANIC HOLIC」が収録されていることに驚きましたね。

「ALPACORE」
片足でやる短い連打は難しそうだなという感想が出てくる譜面。
知っている限りでは「BITTER CHOCOLATE STRIKER」も同じような曲調ですしそこを得意として投げたのでしょうか。
中盤から1位〜4位までほとんど変動なく終了しました。やはりKANAME選手の精度の高さが飛び抜けていますね。

ルールを全く読んでいなかったので知らなかったのですが、ここはIIDXのアリーナモードよろしく順位によって点が決まる方式。IIDXとは違い3位も点が入るとのこと。

解説の通り1位(3pt)を取ることまたは4位(0pt)をとらないことが大事になってきます。Tradz側の自選なのでここはSILKHATは一安心といったところでしょうか。
Tradzとしてはリードしたかったとは思いますが妥協点は取れたでしょう。

「Ghost Kingdom」
この曲はDANCERUSHというゲームを嗜んでいたので知っていました。
DANCERUSHでは配置が少なく踊りやすい譜面なので、DDRでこれがどう難しくなっているのか想像できませんでした。実際レベルも14でそこまで難しくはないようです。
ハネの2連が曲調に合わせてくる、精度勝負は嫌な譜面といった感じでしょう。
しかし密度は低いので「ビューティフルレシート」よろしく(PERFECTを)出してはいけない譜面。

THOR選手とKANAME選手がギリギリの攻防を続け、少し離れてMENN選手とABETAKU選手が争います。勝負が2層に分かれていました。
1位2位争いはTHOR選手が僅差を守り切り、3位4位争いは最後の最後2連のラッシュでABETAKU選手が引き離して勝ち切ります。
結果としては1位をTradzが勝ち取るも2位3位をSILKHATが死守。またしても同点となりました。

全体としても完全に同点。引き分けとなりました。

その他雑感

・置いてけぼりのところが多々ある
ルール紹介もそこそこに試合が始まる(始まる前しか出てなかったですね、しかも英語)
どの判定が良いのかも途中でなんとなくわかりますが特に出ません。
テーマも知っている人しか理解できないでしょう。
コストは一瞬も表示されず、出場選手のカードもその場まで分かりません。(実はチームの選手が全員出る必要はないらしい)(あります)
選曲ルールは解説でわかりましたが、全体を通して解説ありきの展開でした。

考えるな感じろでギリギリ感じられますけどね。
気になるならルールを公式サイトで見ろというのはわかるんですが、テンポを悪くしないならあっても良いのではと思います。

・3rd matchのときのスコアグラフ

次の順位までの差をもとにした相対表示にしてくれると個人的に分かりやすいですね。
4位とか1位とは16点差なんですが、3位とは2点差なんですよね。これがぱっと見でちょっとわかりにくいかもしれません。
好きな選手のグラフだけ見て順位変わったらすぐわかるのでそこはいいんですけどね。

後この画面のレイアウト(上の名前の配置)は完成されていていいですね。

開幕戦ドローの伝統

何回も言われていることですがIIDXの2021の第1試合、ボルテの第1試合はドローでしたね。DDRもその伝統を受けついたのだ。。。というと胡散臭いですかね。

この試合がどんな意味を持つのか、それは何戦かあとの未来にわかるのでしょう。
今はまだSILKHATが1巡目のKANAME選手のコストを消費したけれど勝ちきれなかった、
Tradzは標準的なコスト消費で凌ぎ切った、としか言えません。

DDRのことを正直何も知りませんがとりあえず勢いで見ることができました
ボルテのときもこんな感じで見ていた人がいたのかもと思うと新鮮でしたね。
プロリーグはそのゲームをプレーしていない人でも楽しめる必要がある」と考えている筆者としてはこれは一安心しました。今まではプレーしているものだったのでそれを確かめられませんでした。

DDRを知らなすぎて赤ちゃんどころか無精卵の筆者ですが、引き続き感想録は書いていきます。
よろしくお願いします。

続き
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