チャンスとなった
こんにちは、いづです。
第21試合はTAITO STATION Tradz(以下Tradz)とレジャーランド。
つまり第19試合でGiGOが14pt以上を取れず、第20試合でアピナが勝った場合はもう最終順位の変わらない試合になります。腕試しですね。
この放送スケジュール上どんな試合になるのでしょうか、としかいうことができませんね。
第20試合はゲーパニの勝利となったため、レジャーランドに1位のチャンスが生まれました。
Tradzは4位を確定した状態での試合。
1st match テーマCHORD
選曲予想
KENTAN選手:怪物
NUCHIO選手:Sugarplum
実際の選曲
KENTAN選手:SigSig → 翼
NUCHIO選手:do the thing feat. Kanae Asaba
翼 MAX2516
2478(−38)- 2504(−12)
do the thing feat. Kanae Asaba MAX2342
2284(−58)- 2328(−14)
ストラテジー選曲「翼」
「SigSig」は軸押しと独特なラストが特徴的。S3でも1回投げている曲ですね。勝利できなかった曲ですがリベンジとなっているか。
しかしストラテジーカードの余るレジャーランドから投げられます。
ストラテジーで出たのは「翼」。比較的シンプルな一定リズムの心臓勝負。
一定間隔のリズムの曲は特にNUCHIO選手が強いイメージがありますね。
オプションは両者RANDOM。
序盤からNUCHIO選手がリード。黄GREATをできるだけ出したくないタイプの楽曲ですがKENTAN選手がやや苦戦しているか。対するNUCHIO選手が抜群ですね。
中盤でもう15点程度とこのレベル帯では十分すぎる差がついています。
さらにじわじわと広げていきNUCHIO選手の勝利。
NUCHIO選手がストラテジー成功。心臓勝負も強いですね。
NUCHIO選手自選「do the thing feat. Kanae Asaba」
「do the thing feat. Kanae Asaba」はかなり長い繰り返し配置が特徴的。
固定オプションは綺麗で認識しやすいですが人を選ぶ譜面をしています。
オプションはKENTAN選手がRANDOMでNUCHIO選手がS-RANDOM。
S-RANDOMでは認識力と対応力が必要ですが一歩間違えるとゲシュタルト崩壊しそうな繰り返しよりはいいかもしれません。
序盤からNUCHIO選手がリード。S-RANDOMなので連打配置が多くなりますがものともせず押し切っています。フィジカルでの対応力が強いですね。
KENTAN選手も対応しますがなかなか追いつけないか。圧倒的精度で不規則な配置を捌いていきます。最後の最後にとんでもない縦連が降ってきていましたがNUCHIO選手の勝利。
S-RANDOMの配置をうまく乗りこなしての勝利。相手に刺さりそうな選曲を繰り出し決めている印象が強いですね。
2nd match テーマTREND
選曲予想
KUREI選手:DAZZLE ATTACK
DINASO選手:20XX
実際の選曲
KUREI選手:Speculation
DINASO選手:MAD ATTACK
Speculation MAX3060
3014(−46)- 3006(−54)
MAD ATTACK MAX2792
2615(−177)- 2679(−113)
KUREI選手自選「Speculation」
「Speculation」は二重の階段とトリル、独特なリズムが特徴的。気持ちPEAK寄りの楽曲ですね。
オプションはKUREI選手が正規でDINASO選手がMIRROR。RANDOM系は二重トリルが急に難しくなります。
序盤はほぼ拮抗。しかし途中の3個の階段の連続で少しKUREI選手が先行、10数点のリード。
中盤からは左右交互の配置、ここもKUREI選手が安定感を見せてリードを維持します。
独特なリズムの終盤も両者万全にとりきって点差が固まったまま。
最後の最後で少し減りましたがKUREI選手の勝利。
KUREI選手が点差をキープしながらの勝ち切り。ほとんど追い付かせず安心して見ていられる展開でした。
DINASO選手自選「MAD ATTACK」
「MAD ATTACK」は11TREND最強のSCRATCH曲。2回目の登場ですね。
オプションは両者正規。固定オプション以外が厳しいです。
序盤は微差でKUREI選手か。しかしこの点差はいつでも覆ります。
中盤でDINASO選手がほとんど光らせていき逆転、10点20点と派手に伸ばしていきます。
ほとんどこぼしがないのが頼もしすぎました。ぐんぐんと伸びていく点差。
最後まで丁寧に押し切って勝利。
圧巻の精度で勝ち切りました。過去選曲して勝利したVELVET選手のスコアが2620なので2679は高クオリティなのが伺えます。逆にKUREI選手も2615で十分に高かったですが相手が凄まじかった。。
Final match テーマSCRATCH
選曲予想
8$.選手:Double Dribble
DON*選手:199024club -Re:BounceKiller-
実際の選曲
8$.選手:RAGE feat.H14 of LEONAIR
DON*選手:Snake Stick
RAGE feat.H14 of LEONAIR MAX3772
3479(−293)- 3532(−240)
Snake Stick MAX2894
2743(−151)- 2791(−103)
8$.選手自選「RAGE feat.H14 of LEONAIR」
「RAGE feat.H14 of LEONAIR」は暴力的連続スクラッチと鍵盤の絡む譜面。
最難関クラスで忙しい譜面で精度勝負とはなかなか言いづらいタイプ。
オプションは8$.選手が正規でDON*選手がR-RANDOM。
序盤はほぼ拮抗。しかし中盤に差し掛かるところで8$.選手にスクラッチの抜けが出始め、少し点差が開いていきます。
あのスクラッチの量で体力も削られていくのがこの曲。お互いに中盤は難しさも相まってそこまで広がらない展開。しかし乗り切った終盤ではじわじわDON*選手がリードを広げていくか。
50点ほどの差でフィニッシュ。
DON*選手が荒ぶるスクラッチを凌ぎ切って勝利。8$.選手も自己ベストは高かったので安定さえできれば、という感じでしたがなかなかこの曲はそれが難しいですね。
DON*選手自選「Snake Stick」
「Snake Stick」は中盤から来る連続スクラッチと鍵盤絡みが特徴的。
オプションは8$.選手がRANDOMでDON*選手がMIRROR。
序盤は鍵盤パートでDON*選手がリード。ただそこまでは大きくないか。
そこからはスクラッチパート。ここはDON*選手が飛び抜けて高精度、一気に差を20点近くまで押し上げていきます。その後も連続スクラッチで伸ばして70点差。
最後少し崩れて削れますがなお高いリードで勝ち切り。
卓越した精度で押し切りました。レベル12のスクラッチなのにほとんど落とさない完璧さが素晴らしいですね。
展開予想
Tradz | レジャーランド | |
2→0 | 1st CHORD 8〜10 | 2→4 |
3 | 2nd TREND 11 | 3 |
0 | Final SCRATCH 12 | 8 |
次への希望
レジャーランドが5勝目。5勝1分で無敗そして1位を獲得。
DON*選手がいれば尚更、DON*選手がいなくてもDINASO選手、G*選手、NUCHIO選手とゲームを支配するパワーを持っていましたね。チームでも個でも強い。。
セミファイナルではTradzと対戦。KKM*選手率いるTradzとどう戦うのか。
Tradzは4敗目。しかしセミファイナルは確定しているので気にならないですね。
8$.選手は勝利こそ掴めませんでしたが今回のプレー自体は良かったですね(「Snake Stick」は特に高水準)。勝つのは目標とはいえ全てではないのでセミファイナル以降も魅力のあるプレーを見せて欲しいところ。
セミファイナルでは再戦。KKM*選手を繰り出せますがそれだけでは勝ちきれないルール。
いかにもぎ取っていくか、うまくいかなかった今シーズンのリベンジを果たせるか。
双方次への希望が見える。