【BPLS4 IIDX】レギュラーステージ第17試合SILK HAT vs APINA VRAMeS振り返り

BPLS4

個人賞

こんにちは、いづです。

レギュラーステージには個人賞があります。獲得pt賞、カウンター賞、TOP SCORE賞の3つ。
S3までは毎週最後にこれです。となっていたのですが今シーズンはめっきりなくてあまり印象にも残っていなそうです。今現在TOP SCORE賞はNIKE.選手の「toy boxer」ですね。

さて第17試合はSILK HATとAPINA VRAMeS(以下アピナ)。
SILK HATとしては後がない状況、一縷の望みをつなげるか。

1st match テーマNOTES

選曲予想

KIDO.選手:おおきなこえで
NAGACH選手:草原の王女-軌跡を辿って-

実際の選曲

KIDO.選手:Hypersonik
NAGACH選手:KAMIKAZE

Hypersonik MAX2544
2513(−31)- 2523(−21)
KAMIKAZE MAX2314
2290(−24)- 2296(−18)

KIDO.選手自選「Hypersonik」

「Hypersonik」は階段状の配置やトリルが特徴的な譜面。

オプションはKIDO.選手がR-RANDOM、NAGACH選手が正規。
KIDO.選手が始まる前に少し厳しそうな反応をしていたか、開幕の1,7の鍵盤(両端)がR-RANDOMだとくっついているためすぐに他の鍵盤が2択に絞れます。
序盤はほぼ拮抗、途中少しKIDO.選手がリードします。
しかし中盤の3連打の配置、正規のNAGACH選手は真ん中ですがここが左端に来ていたKIDO.選手、そこで少し安定を崩したか。NAGACH選手が逆転します。
後半からはNAGACH選手がほとんど黄GREATを出しません。数点の差をじわじわ引き離して勝ちきり。

NAGACH選手が抜群の安定感を見せました。自己ベストからの乖離もほとんどないのはさすが勝負師といったところ。
KIDO.選手としてはもう少し良い譜面が引きたかったか。R-RANDOMは比較的あたりの多いオプションですからね。。

NAGACH選手自選「KAMIKAZE」

「KAMIKAZE」は一定のリズムをさまざまなパターンで叩かせる譜面。やや階段状になっているのが特徴的。

オプションはKIDO.選手がMIRRORでNAGACH選手が正規。基本固定オプションのがやりやすいでしょう。
序盤はほとんど動きません。KIDO.選手が少しリードしているか。
しかし途中の同時押しでミスが出てNAGACH選手が逆転。そこからはまたしても抜群の安定感。
繰り返し譜面でも一切の崩れがないですね。KIDO.選手も食らいつきますが少しずつ引き離されていきます。そのままNAGACH選手の勝利。

NAGACH選手がまたしても自己ベスト-5。
固定オプションでここまで安定しているのは強力ですね。

2nd match テーマPEAK

選曲予想

LICHT選手:Ganymede
UCCHIE選手:青の洞窟

実際の選曲

LICHT選手:朝焼けから始まるボクらの小さな旅
UCCHIE選手:青の洞窟

朝焼けから始まるボクらの小さな旅 MAX2596
2513(−83)- 2530(−66)
Blind Justice ~Torn souls, Hurt Faiths ~ MAX2490
2461(−29)- 2480(−10)

LICHT選手自選「朝焼けから始まるボクらの小さな旅」

「朝焼けから始まるボクらの小さな旅」は幾度となく来る二重トリルが特徴的。
ちなみにzaikoの配信ではUCCHIE選手がこれを練習している風景が出てましたね。予測はできていたのでしょう。

オプションは両者正規。ほとんどRANDOMを選ぶUCCHIE選手が正規を選んでいるという時点でこの譜面はとんでもないと推察できます。
序盤はLICHT選手がリード。最初の連打展開で高精度を見せました。
しかし次にきたトリルでUCCHIE選手が逆転。綺麗に光らせていましたね。LICHT選手は黄GREATにハマってしまったか。
度々来るトリルでLICHT選手が追い詰めては押し戻されていきます。決して安定しない展開。
一瞬しか変化しない速度変化の後は階段配置。ここでは差がほとんど動きません。
そして最後のトリル、両者少し黄ばむも点差は大きく動かずUCCHIE選手が勝利。

UCCHIE選手が緊張の連続から勝利を掴みました。何度もくるトリルの恐怖を見事耐えきり。
LICHT選手はとんでもない勝負を仕掛けてかなり惜しい展開でしたが届かず。こういう曲はギャンブルすぎて怖いですね。

UCCHIE選手自選「Blind Justice ~Torn souls, Hurt Faiths ~」

「Blind Justice ~Torn souls, Hurt Faiths ~」はレベル11入門曲。難所はあるものの尖っていないですね。尖っていない曲を選び続けるUCCHIE選手の真骨頂。
2期連続の個人賞狙いではと言われるほどですがその貪欲さがいいですね。BPLで聴ける曲ではないと思っていました。

オプションは両者RANDOM。
序盤からUCCHIE選手のリード。わずかな黄GREATがそのまま差になっていく展開
後半までは本当に難所らしい難所のない曲、差はほとんど動きません。
後半からは微縦連と階段配置、ここでUCCHIE選手がリードを盤石なものにします。決して押しやすくはないですが高い精度を保っていますね。
最後の減速もなんなくこなしUCCHIE選手の勝利。

高い完成度で勝ち切っていきました。惜しくも個人賞は逃す結果にはなりましたが勝利するには十分すぎるスコアでした。

Final match テーマSCRATCH

選曲予想

VELVET選手:灼熱 Pt.2 Long Train Running
WELLOW選手:WHA

実際の選曲

VELVET選手:灼熱 Pt.2 Long Train Running
WELLOW選手:バッド・スイーツ、バッド・ドリーム

灼熱 Pt.2 Long Train Running MAX3608
3390(−218)- 3392(−216)
バッド・スイーツ、バッド・ドリーム MAX3724
3545(−179)- 3618(−106)

VELVET選手選曲「灼熱 Pt.2 Long Train Running」

「灼熱 Pt.2 Long Train Running」はおそらく誰もが予想したVELVET選手の十八番。
曲中ずっと降ってくるスクラッチと戦う譜面。

オプションはVELVET選手がR-RANDOM、WELLOW選手がRANDOM。
序盤はWELLOW選手がリード。20点ほどまで広がりますがこの曲のスクラッチの量なら安心はできません。
中盤から盛り返すVELVET選手。スクラッチのこぼしが少ないでしょうか。
終盤にかけてリードを広げていくVELVET選手。10数点のリードで最終局面。
しかし築いたリードが急激に削られていきます、いつの間にかわずかな点差になり、最後の最後でWELLOW選手が2点差で勝ちきり。

WELLOW選手が僅差ながらVELVET選手の武器曲で勝利。素晴らしいプレーでした。
VELVET選手もS2のスコアは3393で今回は−3。ほとんど同じくらいのスコアでしたが今回は負け。
この曲終了後の会話、放送だと聞こえませんが楽しそうでしたね。

WELLOW選手自選「バッド・スイーツ、バッド・ドリーム」

「バッド・スイーツ、バッド・ドリーム」はスクラッチと鍵盤とチャージが十分に絡む譜面。
解説の通りIIDXの要素が多く含まれていますね。
S3でWELLOW選手が選曲済み。

オプションはVELVET選手がR-RANDOMでWELLOW選手がRANDOMと同じ組み合わせ。
ただS3のときはWELLOW選手はMIRRORだった気がします(対戦相手のCORI-選手がRANDOMで酷い目にあったのもありましたね)。最適解にアップデートされたか。

序盤からWELLOW選手がリード。鍵盤もしっかり取りつつスクラッチもほぼ完璧ですね。
30点ほどのリードになるもそこからはほとんど動きません。VELVET選手も高い精度で中盤から対応していきます。しかし終盤に差し掛かると少しずつ差が開いていくか。
終盤からはWELLOW選手の取りこぼしがかなり少ないですね。最後のトリルもRANDOM特有の押しにくさになっていましたがわずかなミスで抑えてフィニッシュ。

圧巻の精度を見せつけました。S3からのスコア(3578)からはるかにジャンプアップ。
また新たに強くなっているのを感じさせるプレーでした。

展開予想

SILK HATアピナ
2→01st
CHORD
8〜10
2→4
3→02nd
PEAK
11
3→6
4→0Final
SCRATCH
12
4→8

望み潰える

アピナが完封勝利で4勝目。自選はもちろん他選でも盤石な頼もしいプレーが見れましたね。
これでレジャーランドをまたしても上回る展開。
ただGAME PANICが勝利したので最後の直接対決はより上位で抜けるためには緊張のかかる試合となりました。ここで負けてしまうと3位になってしまいます。
ストラテジー確定でどうなるか。

SILK HATはここで敗退が決定。この試合はさすがに悔しいだろうと思います。
自選について後一歩惜しいところが多かったですね。
シーズンを通してLICHT選手がしっかり恐れられて1巡目選手と戦わされているのが苦しいところ。
まだ勝利も掴めていないので最後の試合、GiGO戦で掴めるか。

一撃も通さぬ鉄壁

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