最終決戦インターリーグ
こんにちは、いづです。
私事ですがこのインターリーグ第1試合第2試合をEXBARで観戦しました。
普段は一人で部屋で小さい画面を眺めながら独り言を言いつつ観戦するので、やはり現場特有のライブ感はなかなか刺激的でしたね。色々語りたいのですがまだ纏まりきっていません。
あと選手たちがあんなに近くにいるというのが独特ですよね。。収録試合がもたらす大きなメリットです。
さてインターリーグ第2試合。SILKHATとTAITO STATION Tradz（以下Tradz）の試合。ちなみにSILKHATの面々は全員EXBARにいましたね。
先鋒戦
SEATRUS選手（後攻）
ULTRAVELOCITY
Justitia Gladius
そして黄金郷へ
Warriors Aboot
Teufel
MURAKAMI選手 （先攻）
PROVOES*PROPOSE <<êl fine>>
Typhoon Craaash!!
JUNKIE FLAVOR
Wings of Glory
HAELE III ~Angel Worlds~
結果：MURAKAMI選手の勝利
SEATRUS選手は得意の鍵盤系譜面と片手処理の多い譜面。
MURAKAMI選手も同様に鍵盤系の譜面。
どちらも第1試合と重なる選曲がありますが、特定の配置によっているわけではない総合力勝負に見えました。
試合展開は両者譲らぬ展開。ゲージ使用はお互い通り、獲得ptは拮抗したままです。
途中第1試合でも出た「Typhoon Craaash!!」でとんでもない事態が起きましたね。
これをゲージありで選曲したMURAKAMI選手。なんと全部S-CRITICALで満点。
通常判定で満点を取るのさえ難しいこの譜面でここをとるのはさすが。。名前にぴったりの曲のタイトルとこのパワー、魅せますね。。
この後通常スコアでの勝利でSEATRUS選手が優勢となります。
10ターン目、SEATRUS選手がレジャーランド戦の大将戦で選曲し、最後に手痛いミスで敗北となった因縁の楽曲「HAELE III ~Angel Worlds~」がMURAKAMI選手によってゲージありで選曲されますがSEATRUS選手が防ぎます。
11ターン目にはSEATRUS選手の王手、（勝てばMURAKAMI選手が逆転不可能）「Warriors Aboot」はMURAKAMI選手が防ぎ切り、最後の曲に勝負はもつれ込みました。
最後の曲は「先攻」の選曲のランダムです。
もう一度言いますが、最後の曲は「先攻」の選曲のランダムです。
「HAELE III ~Angel Worlds~」
ここで流れるのはアウトロ、ちょうどSEATRUS選手がレジャーランド戦でミスをしたところ。
SEATRUS選手にとってはトラウマになっているのではないかと思うところ。
見ている筆者ですらも心臓が抉られるような思いで泣きそうになりました。
ここで勝ちきったMURAKAMI選手の勝利。
この試合EXBARでSEATRUS選手本人が最後まで見ていました。すごい。。
MURAKAMI選手は自選をほとんど負けない安定感と「Typhoon Craaash!!」満点とパワーのあるプレーが見れましたね。
SEATRUS選手は不利な後攻ながらもきっちりと取るところは取った印象。
十分に勝ちもあり得た試合で次こそは、と思える試合でした。
中堅戦テーマPEAK HAND-TRIP TSUMAMI
選曲予想
SILKHAT：Line 4 Ruin -kohumix- （MXM）（ONE-HAND）
Tradz：BabeL ～Next Story～（EXH）（ONE-HAND）
実際の選曲
SILKHAT：ネメシス SDVX Edit （EXH）（PEAK）
Tradz：香港功夫大旋風（GRV）（PEAK）
ネメシス SDVX Edit MAX5690
11345（5686：5679）ー11344（5682：5682）
香港功夫大旋風 MAX6526
13023（6513：6510）ー13027（6515：6512）
（DAIKI.：082）：（WANIROU：MURAKAMI）
今気づいたんですが、画像のテーマが間違ってるんですね。存在しないONE-HANDから予想してしまいました。。
「ネメシス SDVX Edit」はリズムの取りづらい鍵盤譜面。レベル17ですがかなり細かい鍵盤で難しいです。
しかし全員ほぼノーミス進行。ちょっとずつ出るCRITICALで差が開いていく展開に。
ここはSILKHATの勝利。やはりこのペア最強だ。。
「香港功夫大旋風」（ホンコンカンフーハリケーン）は長い複雑なつまみが特徴的な譜面。
改めて図で見ても何やってるかわからないな。。
しかしこの複雑なつまみではミスが全選手なし。SILKHATが5点リードのまま最後のパートへ。
このまま無敗コンビが無敗で終わるのかと誰もが思いましたね。。
64小節で一気に差が縮まります。
この64小節の配置はかなり難しいです。人間は右手の指と左手の指で全く同じ動きをするのは難しいのです。ここでSILKHAT側にCRITICALが多く出ました。でもエラーにもニアにもならないのでPUCです。。
そして差を広げTradz側の勝利。
ついに中堅戦無敗のSILKHATに泥をつけました。堅実なリードを保つTradz。十分なパスとなりました。
ギリギリ勝ちへの希望をのこしたSILKHAT、大将戦へ。。
大将戦テーマNOTES ONE-HAND TRICKY
選曲予想
DAIKI.選手：GEMINI LA2ER（MXM）（NOTES）
350B1選手：ULTiMATE INFLATiON（MXM）（NOTES）
実際の選曲
DAIKI.選手：Leviathan（MXM）（NOTES）
350B1選手：Spirit of the Beast（MXM）（ONE-HAND）
Leviathan MAX7296
7284ー7262
Spirit of the Beast MAX6693
6681ー6676
新曲：イグノアザーズ MAX5964
5918−5888
「Leviathan」（レヴィアタン）はレジャーランドのPICOLTEX選手も投げた楽曲。
リズムが不均等な鍵盤やつまみ絡みが難しい楽曲。
全編にわたり鍵盤が多く精度は取りにくい印象。最初から難所があるのですがそこでは差がつかず、350B1選手もくらいついていました。しかし中盤からじわじわと引き離し最後はDAIKI.選手の勝利。
「Spirit of the Beast」はうねうねとしたつまみやトリルと一つ一つは難しくないものの要素の詰まった譜面。これといった難所がないのでMAXにどこまで近づけるかの勝負。
350B1選手がMAXマイナス2のスコアを出したことのある曲で、自信のある選曲でしたが細かいCRITICALが出て差がつきました。わずか5点差なので1つの鍵盤のエラーでなくなる差でしたが、そこでミスが出ないのがDAIKI.選手。勝ち切りました。
新曲「イグノアザーズ」は可愛い系の歌物。ライブアクトを担当したU-ske氏の楽曲で「AIM HIGHER」のフレーズなども想起させクセになる楽曲。
テーマ「NOTES ONE-HAND TRICKY」に合わせてどの特徴も持ち合わせた譜面でした。
強いて言えばTRICKYよりの譜面で、微妙に遅い縦連打やトリルに見えるハネリズム連打が特徴的でした。
序盤は大きな差がありませんでしたが、トリルに見えるハネリズムで350B1選手が崩れてしまいその差が縮まらない展開に。そのままDAIKI.選手の勝利。
ボルテ部門SILKHATのDAIKI.選手のキャッチコピーは「漆黒のチャレンジャー」
BPLS2のIIDX部門では無敗を誇った選手（U*TAKA選手）がいるのですが、キャッチコピーは「赫き挑戦者」。
似たものを感じますね。強いんですよチャレンジャーは。
展開予想の答え合わせ
よって先鋒戦Tradz、中堅戦１勝ずつ、大将戦SILKHAT２勝（4pt）、Tradz１勝（3pt）でTradzの勝利を予想します。
新曲をも打ち破りSILKHATの勝利
滅多に見られないイリュージョン
IIDX部門SILKHATは中堅戦までリードされるも最後の大将戦でひっくり返す「イリュージョン」が持ち味でしたが、ボルテ部門では最強の中堅戦からリードを奪い返すスタイルでした。
今回の試合は中堅戦を崩されてリードを取られ、窮地に追い込まれてから逆転する形となりました。中堅戦の強さから正直滅多に見られないでしょう。。
SILKHATは勝利を繋ぎレギュラーステージ突破確定、次以降の活躍も期待できますね。
Tradzは負けとなったものの序盤のリードのおかげで大敗を避けることができました。ここは非常に大きいですね。中堅戦の１勝は価値が高いと思います。
第1試合の結果を加味すると助かったという印象です。
Tradzの生存条件は1/25の放送でROUND1かGAME PANICのどちらかが負ける。なのでスパノバに比べればまだ現実味はある方でしょう。
果たしてどうなるのでしょうか。。
